Wind River Helix
Virtualization Platform

Wind River® Helix Virtualization Platform(Helix Platform)は、マルチOSで重要度が異なるアプリケーションが混在する環境を、単一エッジのコンピューティング・ソフトウェア・プラットフォームに統合します。これにより、航空宇宙、防衛、工業、医療、自動車などの市場において重要な、インフラストラクチャソリューションの管理を容易にしてセキュリティを維持し、その未来を保証します。

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エッジコンピューティングでのインテリジェンスを実現するレガシーシステムの最新化

レガシーアプリケーションをサポートしつつエッジでより多くのインテリジェンスを得るには、長年稼働し続けている専用ソフトウェアを使用しながら、最新のソフトウェアやクラウド展開手法を素早く導入する必要があります。こうした課題に対応するため、Helix Platformは、レガシーソフトウェアを変更せずに新しいアプリケーションと並行して実行できるようにしました。これにより、幅広いエッジデバイスにわたり、一貫性があり、スケーラブルでアジャイルなプラットフォームの持つ利点がすべて実現可能です。

Supports Multiple Use Cases さまざまなユースケースに対応

 
  • スタティック(静的): 堅牢なタイム/スペースパーティショニング機能を必要とする、高度に制御されたアプリケーション
  • ダイナミック(動的): 認証要件のない複数のワークロードの組み合わせ
  • 重要度が異なるアプリケーションの混在環境: 安全な認証済みアプリケーションと認証不要アプリケーションの組み合わせ

Leverages Our Industry-Leading RTOS Technology 業界をリードする、リアルタイムOSテクノロジーを活用

 
  • 堅牢なタイム/スペースパーティショニング機能
  • 安全な認証済み機能
  • COTS認証取得用ドキュメント
  • 9,000を超える企業からの信頼
  • 550以上の安全性認証プログラムでの採用

Supports Multiple Operating Systems 複数のOSに対応

 
  • VxWorks® RTOS
  • Wind River Linux
  • オープンソースLinux
  • Microsoft® Windows®
  • 自作OS
  • ベアメタル
  • 任意のゲストOS

Reduces Cost, Complexity, and Risk コスト、複雑さ、リスクの低減

 
  • 幅広い業界標準をサポート
  • アプリケーションの統合と将来性
  • 堅牢なパーティショニング
  • Wind River Workbench IDEおよびWind River Simics®シミュレーション

Easily Certifiable 容易な認証取得に対応

 
  • ISO26262自動車の機能安全
  • IEC61508産業の機能安全
  • DO-178C航空機搭載システムの安全規格
 

Supports Multiple Architectures 複数のアーキテクチャに対応

 
  • Arm®およびIntel®シリコンプラットフォーム
  • マルチコアハードウェアサポート

ホワイトペーパー:重要なインフラストラクチャ向けのソフトウェア定義プラットフォームへの移行を可能にする

各市場でのユースケース

航空宇宙・防衛

NASAジェット推進研究所(JPL)キュリオシティ

火星探査機「キュリオシティ」に採用されたリアルタイムOS「VxWorks」

NASAは、最先端テクノロジ搭載の自律型ロボットスペースクラフトと地質学を導入しました。

事例の詳細はこちら

ビデオ:VxWorksは好奇心を高めるのに役立ちます

VxWorksは、アビオニクスの管理から科学データの収集、衛星テレメトリを使用した地球上のJPLへの実験結果の送信まで、Curiosityのすべての機能の実行を管理しました。

課題

NASA JPLのキュリオシティチームは、これまでのミッションで必要とされてきた以上に、過酷な宇宙環境に耐え、より正確に火星に安全に到着する宇宙船とローバーを作る必要がありました。EDL(エントリー、ディスカント、ランディング)と呼ばれる着陸シーケンスは、最初の打ち上げ以外で最もアクション性の高いオペレーションを披露しました。

アプローチ

ウインドリバーのVxWorks®リアルタイムOS(RTOS)は、この歴史的なミッションで中心的な役割を果たしています。2011年11月26日のロケット打ち上げからミッションの終了まで、宇宙探査機の制御システムの核となるオペレーティングシステムを、VxWorksが提供します。太陽系のロボット探査をリードするNASAのジェット推進研究所(JPL)は、ミッションクリティカルなOSの中枢として、20年以上にわたりVxWorksを使用してきました。キュリオシティプロジェクトにかかった総費用は約25億ドル、作業期間は8年間に及びます。莫大な費用と労力が費やされたプロジェクトのため、失敗のない、レジリエントなRTOSが要件の中心でした。

導入効果

2012年8月6日、マーズ・サイエンス・ラボラトリー探査機キュリオシティが火星のゲール・クレーターに着陸し、米航空宇宙局(NASA)は宇宙探査における偉業を達成しました。キュリオシティは、宇宙探検史上で最先端の技術を駆使した自律ロボット型宇宙探査機であり、地質探査機です。火星に生命の維持に適した環境がこれまであったかどうかを調査するとともに、今後の人類のミッションにおける居住可能性を評価するという、画期的なミッションを遂行します。

航空宇宙・防衛
AgustaWestland

アグスタウェストランド

ウインドリバー、未来型の航空機を記録的な速さで実現

アビオニクステクノロジインキュベータが、革新的な全電動無人航空機の設計、製造、テストを6ヶ月間で実施

サクセスストーリー

ビデオ:アグスタウェストランドが 「プロジェクト・ゼロ」にVxWorks653を選択

「ウインドリバーと協力することで、市場をリードするテクノロジーを生かした革新的なアプローチにより、記録的短時間でプロジェクト・ゼロを開発できました」

— アグスタウェストランド社リサーチ&テクノロジー部門統括責任者、ジェームズ・ワン博士

課題

アグスタウエストランドは、革新的で未来的な航空機を記録的な速さで届けることを目標としていました。垂直飛行の分野で次のブレークスルーを確立するために、同社はわずか6ヶ月で全電動ロータークラフトの設計に着手しました。プロジェクト・ゼロは、ヘリコプターのようにホバリングし、前方飛行では固定翼機に変換する全電動無人ティルトローター機です。このプロジェクトは、先進的なロータークラフトの将来を見据えたものであり、ウインドリバーの顧客であるSelex ESを含む他のFinmeccanica企業との緊密な設計と製造のコラボレーションの結果として生まれました。

アプローチ

アグスタウエストランドは、プログラムリスクを最小限に抑え、プログラムを成功裏に完了させるために、高い性能と信頼性を評価して、 Wind River VxWorks® 653 プラットフォームを選択しました。業界をリードするVxWorks 653プラットフォームは、ミッションクリティカルなアプリケーションの安全性とセキュリティ要件、およびミッションクリティカルなアプリケーションの移植性と再利用性の要件に対応するために、航空宇宙・防衛企業が必要とする厳しい統合モジュラーアビオニクス(IMA)基盤を提供します。

導入効果

プロジェクトチームは、Freescale(現NXP)Power Architecture® プロセッサとVxWorks 653プラットフォームをベースに、Selex ESが開発したHi-FCC(High-Integrity Flight Control Computer)プラットフォームを使用しました。これにより、設計チームは、成熟した効率的なプラットフォームと高品質のソフトウェアスタックを組み合わせて使用することができ、両社の素晴らしいサポートを受けることができました。また、全体的な開発時間とデプロイ時間の短縮にも貢献しました。

ウインドリバーカスタマーサポート

ウインドリバーカスタマーサポートでは、お客様が課題を解決し、導入したウインドリバーテクノロジを最大限に活用できるように、各種サービスを提供しています。専任のサポートエンジニア、お客様環境のホスティング、1対1のサポート窓口のほか、オンラインで利用できるWind River Support Networkでは、ユーザ自身でインタラクティブに問題を解決することが可能です。

ウインドリバーの年末年始の休業日およびサポートについて

休業期間:2021年12月29日(水)から2022年1月4日(火)
年末のサポート終了は2021年12月28日(火)17:30となります。
年始のサポート再開は2022年1月5日(水)9:00からとなります。

休業期間中のサポートについて

オンラインにてCaseをご登録ください。登録はこちら>>

ご不便をお掛け致しますが、何卒ご理解をよろしくお願いいたします。

 

選べるウインドリバーのサポート

ウインドリバーでは、お客様のビジネスニーズや必要なサポートに応じて、さまざまなレベルのサポートを提供しています。

 

プレミアムサポート

納期の厳しい重要なプロジェクトには、お客様独自の環境、アプリケーション、ハードウェアを把握している専任のサポートチームが必要です。ウインドリバーのテクノロジに精通した経験豊富なシニアエンジニアが、開発チームの一員のようにプロジェクトをサポートします。Wind River Premium Project Supportでは、最高水準のサポートを提供して、プロジェクトで発生する技術的な課題を効率的に解決します。

詳細はこちら

 

エンタープライズサポート

Wind River Enterprise Supportでは、150人以上の経験豊富なエンジニアが、世界各地の主要サポートセンター6か所とサポート拠点21か所で対応します。サポートが必要なときに、必要な場所でエキスパートがリアルタイムに1対1で支援します。サポート回数に制限はありません。またEnterprise Supportには、Wind River e-Supportのすべてのサービスが含まれています。

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ロングタームサポート

お客様のプロダクトライフサイクルが長い場合、ウインドリバーの組込みソフトウェアのメンテナンス終了後も、Wind River Long Term Supportにより、コンサルティングサポートを提供することが可能です。

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技術サポート

弊社販売代理店からご購入の場合は、ご購入先の弊社代理店テクニカルサポート窓口までご連絡ください。

サポートリクエスト

技術的なご質問やサポートリクエストは、ケースを作成してご連絡ください。ケースはオンラインで追跡、更新いただけます。

ケースを作成 >>

ケースを作成できない場合

ライセンス番号が分からないなど、ケースを作成できない場合は、どうかこちらのフォームからご連絡ください。

リクエストを送る >>

オンラインサポート

Wind River Support Networkは、製品マニュアルやダウンロード用ソフトウェア、FAQなど、サポート情報が集約されたオンラインサポートサイトです。

Wind River Support Networkにアクセス >>

CVE (脆弱性情報)データベース

セキュアなデバイスやシステムの実現を支援するために、ウインドリバーは脆弱性情報を積極的に監視し、迅速に評価を行うほか、お客様への事前通知、タイムリーな修正プログラムの提供に取り組んでいます。検索可能なCVEデータベースでは、CVEに関する情報、製品ステータス、パッチへのリンクを提供します。

データベースを検索する

 

ウインドリバーニュースルーム

東芝が画像認識SoCの車載応用の進展に、ウインドリバーのシミュレーション技術を採用

 

ニュースハイライト

 

  • 東芝はWind River Simicsを使用して、画像認識SoCの先進運転支援システム(ADAS)用途のアプリケーションソフトウェアを開発しています。
  • Simicsテクノロジが加わることで、東芝とそのお客様は加速化されたソフトウェア開発プラットフォームを利用できます。
  • 東芝が従来採用していたシミュレーションソリューションと比較して、Simicsは2倍以上の性能向上を示しました。

 

2014年4月14日、カリフォルニア州アラメダ発 — ネットワーク対応インテリジェント システム向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは、株式会社東芝 セミコンダクター&ストレージ社(以下、東芝)が画像認識SoCプラットフォーム上での自動車向けアプリケーションソフトウェア開発に、Wind River Simics®を使用していると発表しました。Simicsが提供するフルシステムシミュレーション機能と革新的な手法が加わることで、東芝の自動車分野のお客様は、ソフトウェア開発プロセスをさらに迅速化・効率化して、生産性を向上できます。

東芝が開発した画像認識SoCのVisconti™ファミリーは、たとえば車載ビデオカメラを用いたADASアプリケーションに使用されます。この場合、複数のカメラの画像データを処理して、対象物やその動きを検出、認識し、運転支援や警報を発することができます。

自動車の高機能化やネットワーク化が進むなか、オートモーティブ機器の要件は複雑化する一方です。その結果、オートモーティブ機器向けソフトウェア開発の遅れのリスクが高まっています。開発/テストサイクルを短縮できれば、大きな強みになります。フルシステムシミュレータであるSimicsは、あらゆるシステムのシミュレーションが可能で、従来より早い段階に障害を予測できるほか、デバッグ上の難題も簡単にテスト、解決できます。お客様はSimicsを使うことで、シミュレーションを加速し、かつてないほど柔軟に、開発プロセスのリスクやコストアップのおそれを最小限に抑えることができます。

東芝の電子デバイス&ストレージ営業センター 技術マーケティング統括部 部長附、鷺直和輝氏は次のように述べています。「高度な自動車アプリケーションの複雑性を考えれば、開発プロセスの遅れにつながるリスクは多数あります。さらに、車載環境におけるソフトウェアの役割の拡大も、複雑さに拍車をかけています。Simicsには、開発課題に先手を打てる機能が備わっています。また、ウインドリバーのオートモーティブ市場での長い歴史と専門性により、信頼感が高まります」

ウインドリバーのSimics担当バイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャー、ミッシェル・ジェナールは次のように述べています。「自動車の高機能化に伴い、ソフトウェアの重要性は今後も増します。あらゆる組込みシステムで、ソフトウェアが鍵を握る要素になったと言っても過言ではありません。複雑なオートモーティブ市場に貢献するうえで、今までなかった効率性やスピードを実現できれば、競争で優位に立てます。Simicsは東芝のようなお客様に、開発を変革し加速するための強力な機能を提供できます。また、Simicsを利用して開発、テスト、開発サイクルの早い段階での問題解決を行えば、東芝のお客様も市場投入のスピードアップ、より高品質なコードの作成、コストの管理を実現できます」

Simicsにより、製品の開発手法の変革やより迅速な問題の特定と解決が可能になり、最終的に高品質の製品をいち早く市場に投入できるようになります。Simicsを使うことで、テストやデバッグを格段に早い段階に実施できるほか、不具合挿入、システム内のあらゆる要素の検査、正確で再現可能な逆実行といった独自機能によって、効率が向上します。このほか、フルシステムシミュレーション、スナップショット機能、高度な可視性を共有して、チーム全員が共通の認識を持つことで、どこにいてもコラボレーションを促進し、ハードウェア、ソフトウェア、品質保証のチーム間の効率性を向上させることができます。

Wind River Simicsの詳細については、こちらをご覧ください。
www.windriver.co.jp/simics/

 

ウインドリバーについて
ウインドリバーはインテルコーポレーション(NASDAQ:INTC)の完全子会社であり、ネットワーク対応インテリジェント システム向けソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、1981年からエンベデッドデバイス向けソフトウェアを提供するパイオニアであり、そのテクノロジは20億を超える製品に使用されています。ウインドリバーは、業界でも屈指の包括的な組込みソフトウェアポートフォリオを有しており、ワールドクラスのプロフェッショナルサービスおよびサポートを提供し、さらにこれらは広範なパートナーエコシステムに支えられています。テクノロジと専門性を提供することで、安全、セキュア、そして信頼性に優れたインテリジェント システムの革新とデプロイを支援します。
http://www.windriver.co.jp

Wind Riverは、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。

 

お問い合わせ先
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング部
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ウインドリバーニュースルーム

ウインドリバー、商用組込みLinuxの継続的デリバリーサブスクリプションを他社に先駆けて提供開始

ニュースハイライト

  • ミッションクリティカルなシステムやデバイス向けに最適化されたLinuxの継続的デリバリーサブスクリプションを提供開始。DevOps志向のお客様のCI/CDオペレーションにすぐに展開可能
  • 2~3週間ごとの新規リリースにアクセスできるため、新機能や修正を継続的に速いペースで取り入れることができる
  • コンテナとOSを個別かつ非同期的に更新できるため、組込みシステム開発者にとって利便性と柔軟性が向上

2020年2月12日、カリフォルニア州アラメダ発 – インテリジェントエッジ向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは本日、Wind River Linuxの継続的インテグレーションおよび継続的デリバリー(CI/CD)モデルを発表しました。 本サブスクリプションを利用すると、お客様は2~3週間ごとの新リリースにアクセスできます。この新たなサイクルにより、お客様は顧客に合わせて独自の継続的インテグレーションシステムや継続的デリバリーシステムを構築し、先んじて新しいプラットフォームを構築しながら、年間および長期サポート(LTS)リリースで提供されている共通脆弱性識別子(CVE)管理や技術サポート、高い品質といったメリットを享受できます。

ウインドリバーの製品担当バイスプレジデントであるミッシェル・ジェナールは次のように述べています。「5G時代の今、企業は革新に向けて競争をする中で、より頻繁なソフトウェア更新と中断のないセキュリティモニタリングを強く求めるようになってきています。そのようなソフトウェアは、多くの場合週単位でアップデートされますが、アプリケーションによっては毎日、さらには時間単位で更新される場合もあります。企業は、信頼できるソースから継続的に更新コードや機能を得ることを望んでいます。ウインドリバーは、各産業に関連したさまざまなユースケースのテストと検証を日々行っており、テストケースの数は1日あたり何千件にも上ります。こうしたテストにより、お客様からの絶え間ないフィードバックと積極的な関与と相まって、当社製品の品質水準は高く保たれるようになっています」

より高い品質を実現するCI/CDに向けた組込みシステムの進化

ウインドリバーはCI/CDプラクティスを取り入れ、自社のDevOps文化を高度化して絶えず高品質なソフトウェアを提供しており、その継続的デリバリーを通じて、お客様はWind River Linuxを自社の継続的インテグレーションプロセスに統合することができます。ウインドリバーの開発プロセスとメンテナンスプロセスはISO 9001:2015の認証を受けています。ウインドリバーは業界で初めてOpenChainの認証を取得し、オープンソースコンプライアンスのための重要な規格のサポートと展開に注力しています。オープンソースライセンスへのコンプライアンスや使用でのOpenChain認証により、ユーザはソフトウェアソリューション構築の元となったオープンソースを信頼して使用することが可能になりました。

CI/CDのベストプラクティスは、小さな変更を迅速かつ確実に適用し、実装を可能にすることで、継続的改善の文化に貢献します。分野をこえてコネクティビティが進み、新しいデータやアプリケーションが頻繁に登場する中で、企業は自社のプロセスをそれに対応させ、新たな機能やアプリケーションを組み込み、検証し、デリバリーしていく必要があります。

CI/CDに関心があるものの、まだその開発モデルのインフラを持たない組込みシステム開発者は、ウインドリバーと協働し、サポートを得ることで、CI/CD実現が容易になります。医療システムを構築しているなど、認証にまつわる規制が厳しいなどの理由で、現在特定のバージョンのLinuxカーネルでソフトウェアを開発しているお客様は、引き続きWind River Linux LTSの年次リリースを使用して開発できます。

組込み用コンテナのアップデート

コンテナの利用はエンタープライズ領域では一般的ですが、組込みシステムにおいてもソフトウェアスタックを高度に最適化する必要性があるため大切な検討課題となっています。小さなフットプリントで軽量なソフトウェアを必要とする超長寿命な組込みデバイスを採用するミッションクリティカルな産業の場合、既存のフレームワークではしばしば適切な設計やサポートが欠けてしまいます。Wind River Linuxには、DockerやKubernetesといったフレームワークのためのコンテナ、ツール、ドキュメンテーション、およびサポートが含まれているので、開発者はクラウドネイティブな手法を用いてインテリジェントエッジ全体にアプリケーションを提供できます。Wind River Linuxには、コンテナとベースオペレーティングシステム(OS)を個別かつ非同期的に更新する機能が加わりました。これにより、Wind River Linuxを使用してそれぞれ別々のコンテナでアプリケーションを実行しているとき、ホストOSを更新または再起動することなく、コンテナでのアプリケーションを更新できるようになりました。

高度なツールによる開発の加速

Linux自体と同様に、Linuxツールもまた、組込みソフトウェア開発のために特別な調整が必要になることがしばしばあります。ウインドリバーはLinuxアプリケーション開発者に向け、最新のオープンンソース技術の活用を可能にする新しい商用ツールオプションを提供しています。Eclipseをベースとした新バージョンのWind River Workbench for Linux LTSは、ビルド、デバッグ、およびシステム分析ツールのためのアプリケーション開発環境を提供します。また、ウインドリバーはPercepio ABといったパートナーと協働して、オープンソースと商用ツールエコシステムの両面から、Wind River Linux開発者のニーズに対応します。Percepio Tracealyzerは、多くのハイレベルのビューを提供するトレース可視化ツールであり、Linuxカーネルに関する深い専門知識がなくても、プログラム実行における異常の捕捉と原因の追跡を簡単に行うことができます。

世界最高クラスの商用サポート、サービス、セキュリティ

Wind River Linuxサブスクリプションは、アップストリームのWind River Linuxコンテンツに対して、セキュリティアップデートを含む長期サポートとメンテナンスを提供します。ウインドリバー セキュリティチームもまた、CVEデータベース、米国政府当局やNIST、US CERTといった組織からのセキュリティ通知、および公共や民間のセキュリティメールリストを常時監視して、お客様を強力にバックアップします。商用グレードのISO 9001:2015認定を受けているWind River Linux、サポート、およびサービスを活用することにより、社内で対応する場合と比較して製造コストやメンテナンスコストを大幅に削減し、開発サイクルを加速します。Wind River Linuxの最新バージョンには、フル機能を備えたボード・サポート・パッケージ(BSP)も含まれています。

Wind River Linuxに関する詳細については、https://www.windriver.com/japan/products/linux/をご覧ください。
Wind River Linuxは、GitHubから自由にダウンロードできます。

ウインドリバーについて

ウインドリバーは、エッジコンピューティングソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。そのテクノロジは1981年から世界で最も安全でセキュアなデバイスに搭載され、20億を超える製品に使用されています。包括的なポートフォリオは、ワールドクラスのグローバルなプロフェッショナルサービスとサポート、広範なパートナーエコシステムに支えられています。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、最高水準の安全性、セキュリティ、パフォーマンス、信頼性が要求される重要インフラシステムのデジタルトランスフォーメーションを加速しています。詳細については、ウインドリバーのサイトをご覧ください。
www.windriver.com/japan

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Wind Riverは、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。

【お問い合わせ先】

ウインドリバー株式会社
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WIND RIVER SIMICS

物理ハードウェアの制約から開発者を解放

組込みソフトウェアチームの開発手法や技術革新の方法が、根本から変わります。Simicsでソフトウェア開発プロセスを改善し、組織を解放してアジャイル化する7つの方法をご紹介します。

Simicsでできること

Wind River Simicsは、エンジニアリング効率の飛躍的な向上、開発コストの大幅な削減に加えて、組込みソフトウェア開発の新たな手法の開拓を実現できます。

実験
アイデアをシミュレーション
で検証

デバッグ
いつでもバグ探し

共有
あらゆるコラボレーションを強化

テストと実行
待ち時間が不要
 

開発
最初から実システムで開発

コンフィギュレーション
簡単に無限のコンフィギュレーション

コミュニケーション
チームの一体化、ビューやデータの一元化

 
 
 

実験

Wind River® Simics®では、システム設計に入る前に、さまざまなハードウェアセットアップ、ソフトウェアアプリケーション、プラットフォーム構成を検討して、前提条件を簡単に検証できます。

  • さまざまな状況について、ネットワークのメモリ容量、コア数、プロセッサ速度、ボード数を変えて、ソフトウェアの動作や規模をテストします。
  • 異なるハードウェア上でさまざまな世代のソフトウェアセットアップを実行して、古いバージョンが新しいバージョンと想定どおりに機能することを確認できます。

 

 

 

 

テストと実行

物理システムの制約を受けずに、ソフトウェアを仮想システム上で、物理システム上と同じように実行できます。

  • 仮想システム上で実行するソフトウェアバイナリは、実ターゲットで実行するバイナリと同じです。そのうえ、開発者全員が最初からそのバイナリを実行できます。
  • 仮想ターゲット上で動作する実際のソフトウェアを、HIL(hardware-in-the-loop)やSIL(simulation-in-the-loop)セットアップで統合することが可能です。
  • 実環境の要因を使って組込みソフトウェアシステムをテストするため、実際の使用シナリオをテストできます。

Simicsのディターミニズムにより、完璧な再現性が得られます。仮想ターゲットで見つかった不具合は、環境に関係なく常に再現可能です。

デバッグ

Simicsでは、問題の切り分けや解析作業が格段に効率化されます。

  • ハードウェアにアクセスせずに、仮想ターゲットを完全に制御しながら、すべてのソフトウェア(BIOS、ドライバ、低レベルのソフトウェア、OSレベルのコードなど)のデバッグを行えます。
  • システムの実行、停止、シングルステップ実行、逆実行により、不具合の発生場所と原因を正確に特定し、その結果得られたセットアップや解析内容を世界中のチームメンバーにメールで送信できます。

Simicsのディターミニズムにより、完璧な再現性が得られます。仮想ターゲットで見つかった不具合は、環境に関係なく常に再現可能です。

 

 

 

 

開発

Simicsでは、アプリケーション開発の最初から、ツールチェーン、ライブラリ、OS API、OS動作が同じである実ターゲットを使用できます。このため、異なるツールチェーンを使用して、コードを実ターゲット用にコンパイルしてターゲットシステムに統合するまで不具合が見つからないという問題が解消されます。開発者が最初から実ターゲットを使用することで、開発プロセスの後半にエラーが見つかってコストがかさむ事態を回避できます。

仮想ターゲットでは、ハードウェアの数が不足することも、複雑なコンフィギュレーションや異なるセットアップを管理することもありません。ハードウェアが動作しなかったり、高い費用をかけて配送したりする必要もありません。

共有

製品ライフサイクルのすべての段階で、仮想システムを活用して、製品ユーザを支援できます。

  • 社内の開発グループは実ボードの設計中に、プラットフォームインテグレーション担当者やアプリケーション開発チームに、仮想ボードを提供できます。
  • プログラムの異なる部分を担当するパートナー企業間で、開発用共通システムを共有できます。
  • ハードウェアベンダは、試作チップの完成前に、顧客に新製品を先行体験してもらうことができます。
  • 営業では、新製品の販売前にデモを行えるので、製品の発売から収益を上げるまでの時間のずれを縮小できます。
  • 営業、顧客対応、パートナー対応、トレーニング部門の業務チームでは、ハードウェアのシミュレーションをチーム内に配備することで、大きなパワーアップを図れます。

 

 

 

 

コンフィギュレーション

Simicsでは、ターゲットシステムのセットアップはソフトウェアだけです。そのため、スクリプトやSimicsモジュールを使って、簡単なものから複雑なものまで、ターゲットシステムのほぼすべてのパラメータを制御できます。

  • 数に制限なくボードをセットアップできます。コンフィギュレーションを変更するために、ラボに出向く必要がありません。
  • 複数のコンフィギュレーションを簡単に保存して、任意のセットアップを即座に再現できます。
  • コンフィギュレーションは現在も将来も、世界中のどこでも同じように機能します。
  • 稼働システムの仮想バージョンを最新の状態に保っておくことで、ハードウェアやソフトウェアの更新のテスト、変更の実施、製品のバージョンアップに利用できます。
  • 顧客サービス部門では、すべての顧客のコンフィギュレーションをすぐに用意できるので、簡単にエラーを再現して、顧客のトラブルを解決できます。

コミュニケーション

Simicsでは、システムのハードウェア、ソフトウェア、現在の状態、実行履歴を単一のまとまりとして捉え、チームのメンバーなら世界のどこからでも簡単にコピー、送受信、再現することが可能です。

Simicsなら、開発、テスト、インテグレーション、サポート、メンテナンスの各チーム間のコミュニケーションがスムーズに行えます。デバイスモデル、ターゲットコンフィギュレーション、システムセットアップ、自動化スクリプト、チェックポイント、トラフィックの記録、デバッグコンフィギュレーションといったSimicsの資産は、ユーザやチームの間で簡単に共有できます。

Simicsのチェックポイントとディターミニズムを利用して、エラーが生じるテストケースを開発者のマシン上で、サイクルまで完全な精度で、確実に再現できます。

 

 

関連リソース

 

Wind River Simics

Wind River® Simics®は、ソフトウェア開発に特化したフルシステムシミュレータです。テストの自動化と共同作業の効率化により製品開発を加速し、品質の向上を実現します。

製品概要

お問い合わせ

 

概要

Simicsは、最小のシステムから高度に複雑なシステムまで、あらゆるシステムをシミュレートします。物理的なハードウェアでは不可能な新しい開発手法を採用可能。物理ハードウェアから仮想ラボに移行することで、組込みソフトウェアチームは開発プロセスの重要な工程を根本から変え、ソフトウェアの品質向上と開発期間の短縮を実現します。

 

【動画:Wind River Simicsとは】

Continuous Integration and DevOps

DevOps

組込み開発の継続的インテグレーションやDevOps文化の導入が可能です。物理的なハードウェアのラボにかかる何分の一かのコストで、セキュアな仮想ハードウェアに時間や場所を問わずアクセスでき、コラボレーションツールを利用して、迅速にかつ効率的に構築が行えます。

 
Digital Twin to Test Complex Systems

デジタルツイン

デジタルツインを活用して複雑なシステムをテストすることができると共に、物理的なハードウェアではコストがかかる難しいテストを自動化することも可能です。複雑なテスト、インテグレーション、リリース工程を効率化、改善し、物理的なハードウェアでは自動化が困難または不可能な場合でも自動化を統合することができます。

 
Test Security Vulnerabilities

セキュリティ

安全で実システムに悪影響を与えることのない環境でセキュリティ脆弱性をテストできます。デプロイの前と後に、関連するセキュリティのシナリオを仮想ラボで全てテストすることが可能です。

 

DevOpsが求められる理由

2019年実施のDORA/Google Cloudの調査によると、高パフォーマンスのDevOpsチームは、低パフォーマンスの同業他社に比べて106倍速くデプロイが出来ます。ミュレーションがDevOpsプラクティスのレベルアップにどのように役立つかをご覧ください。

 

ビデオを観る

 

 

【動画:シミュレーションによる次のレベルのインフラへの進化】

【ウェビナー:デジタルツイン入門】

 

SIMICSを使ったデジタルツイン

ウインドリバーのお客様は、20年以上にわたってデジタルツインにSimicsを使用しています。デジタルツインのプロジェクトを最大限に活用する方法をご紹介します。

 

ウェビナーを観る

 

Simicsが役立つ7つの開発作業

Simicsでは物理ハードウェアに代わる仮想システムが提供されることで、大幅にエンジニアリング効率が向上し、開発コストが削減されるほか、アジャイルな新しいアプローチが可能になります。

ウインドリバーのお客様はSimicsを活用して、実験、テスト、コンフィギュレーション、コミュニケーションなど、組込みソフトウェア開発プロセスの多数の作業を改善しています。主要な7つの用途をご紹介します。

詳細はこちら

実験
アイデアをシミュレーションで検証

デバッグ
いつでもバグ探し

共有
あらゆるコラボレーションを強化

コミュニケーション
チームの一体化、ビューやデータの一元化

テストと実行
待ち時間が不要

開発
最初から実システムで開発

コンフィギュレーション
簡単に無限のコンフィギュレーション

関連リソース

PROTECTION AGAINST SECURITY VULNERABILITIES

不正侵入のテスト

たった1つのソフトウェアバグが、脆弱性を引き起こす可能性があります。システムのシミュレーションにより、テストを自動化して、セキュリティ脅威を防ぐ方法をご紹介します。

詳細はこちら

Wind River Linux

Wind River®Linuxは、業界最先端の組込みLinux開発プラットフォームです。インテリジェントエッジデバイスの構築とサポートを後押しする包括的な製品群、ツール、ライフサイクルサービスを提供します。

 

インテリジェントエッジ向けLinux

オープンソース技術に適応することは、今や多くの企業にとって必須事項です。組込みLinuxは、その入手しやすさ、豊富なツールとリソース、強力なエコシステムから、急速に有望な選択肢になりつつあります。しかし、Linuxの多種多様な側面を自分で管理するのは、骨の折れる作業です。ウインドリバーを御社のLinuxパートナーにお選びいただくことにより、そうした問題を解決できます。

VDC Research - Wind River #1 in Commercial Embedded Linux

管理はウインドリバーに任せて、お客様は優れた製品の構築に集中

Linuxプラットフォームをオープンソースから自社で開発した場合に生じがちなリスクや労力なしに、堅牢で信頼性とセキュリティに優れたLinuxベースのエッジデバイスやシステムを構築、展開できます。

LINUX FIGURE
  • 市場投入までの期間を短縮: 無償提供のYocto Project Linuxを使用して、今すぐお客様独自のLinuxディストリビューションの構築を開始しましょう。後に当社の柔軟なサブスクリプションプランに簡単に移行できます。
  • 総所有コスト(TCO)の削減: お客様の開発ライフサイクルにおけるあらゆるニーズに対応するLinuxエキスパートチームの支援により、フルに検証、メンテナンス、サポートされたLinuxを活用できます。

    TCOを計算する

  • オープンソースソフトウェアの可能性を最大限に活用: 個別のユースケース要件を満たし市場ニーズに対応したLinuxソリューションを構築し、セキュリティの強化、安全、高パフォーマンス、低遅延を実現しましょう。Linuxパートナーが設計上および展開上のニーズをサポートするため、お客様はイノベーションに注力できます。

認証について

Quality Certification

品質について

Wind River Linuxの開発プロセスとメンテナンスプロセスは、厳格な品質マネジメントシステムに従っており、お客様に品質の高いソフトウェアをお届けします。

証明書はこちら

Face Conformance

FACE適合について

Wind River Linuxは、最新の「Future Airborne Capability Environment™ (FACE™) Technical Standard」Technical Standard, Edition 3.0のOSセグメント(OSS)において General Purpose Profile (GPP)に適合しています。

証明書はこちら

マーケットグレードLINUX

 
 

航空宇宙・防衛

  • 改ざん防止とサイバーセキュリティの強化
  • STIG(セキュリティ技術導入ガイド)
  • 規格準拠(NIST 800-53)
 
 

オートモーティブ

  • セキュアゲートウェイ/TCUおよび統合型コックピット・エンターテイメント・システム
  • ISO 26262ソリューションの一部としてのADAS/AD意思決定モジュール
  • オープンソース技術を用いた拡張性(AGL、GENIVI、AUTOSAR、ROS)
 
 

インダストリアル & エネルギー

  • 変電設備、ロボティクス、オートメーション
  • IEC 61850 エネルギー規格対応
  • 5Gネットワークとの相互運用性を強化
 
 

医療

  • 医療機器のクラスII対応
  • セキュリティ脆弱性からの保護
  • OTA更新ソリューション
 
 

通信

  • vRANなどの5Gエッジユースケース
  • キャリアグレードLinuxおよびテストスイート
  • 5Gユースケースに対応する超低遅延

幅広いアーキテクチャを網羅するBSPをサポート

あらゆるボード、あらゆるアーキテクチャに対応 — 今すぐ始めましょう。

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Texas Instruments logo
XILINX logo
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MARVELL logo
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コミュニティ

*OpenChain: コンプライアンス要件を満たしたソフトウェアの構築と展開のための条件を定義するオープンソースコミュニティ

Linux Foundation logo
Yocto logo
Carrier Grade Linux logo
LF Energy logo
Automotive Grade Linux logo
Open Chain logo

採用事例

Toshiba

東芝

「ウインドリバーとのパートナーシップは東芝にとって、また小売業界における当社の方向性や投資計画にとって、非常に重要な位置を占めています。安全でセキュリティ保護されたインテリジェントシステムの提供で30年以上の実績があるウインドリバーと協働することで、当社はクライアントが期待するデジタル変革を生み出すことができます」

—東芝 グローバルマーケティング部門ディレクター、フレドリック・カールグレン氏

Schneider

シュナイダー

「シュナイダーでは、エンジニアがコストを削減しながら、画期的な産業用製品の開発を加速できるように、10年以上前からウインドリバー製品を利用しています。Wind River VxWorks以外に、Wind River Linuxも、IoT向けの当社のニーズを満たしたり、お客様が新しいデータにアクセスしてビジネスの変革を図るために必要なセキュリティ、拡張性、柔軟性を備えています」

—シュナイダーエレクトリック社CTO、ニコラ・レテリエ氏

ウインドリバー エグゼクティブ
リーダーシップチーム

ウインドリバーのエグゼクティブリーダーシップチームは、
業界に熟知した、豊富な経験をもつ業界最高レベルの人材で 
構成されています。

 
Avijit Sinha
ジェイ・ベリッシモ

プレジデント

Avijit Sinha
アビジット・シンハ

戦略・グローバル事業開発担当シニアバイスプレジデント

Sean Lamb
ショーン・ラム

最高財務責任者(CFO)

Paul Miller, Jr.
ポール・ミラー

最高技術責任者(CTO)

Sandeep Modhvadia
サンディープ・モドバディア

最高製品責任者(CPO)

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ジェイ・ベリッシモ

プレジデント

ミッションクリティカルな業界におけるソフトウェア定義の未来を推進するウインドリバーのプレジデントとしてグローバルビジネスを統括しています。それ以前はVonageの最高執行責任者(COO)として、同社の製品ポートフォリオ全体にわたるGo-to-Market戦略の策定と実行を含むグローバルセールスとオペレーションを指揮していました。

ソフトウェア/テクノロジー業界での35年以上の経験を有し、Vonage入社以前はIBMの米国公共・連邦市場担当ゼネラルマネージャーとしてヘルスケア・ライフサイエンス、政府・教育、防衛・インテリジェンスという3つの業界にわたる数十億ドル規模のポートフォリオを担当。また、米国のTop Secretのクリアランスを保有していました。AIの応用における先駆者であり、複数の業界にまたがるグローバルエキスパートとして知られ、数多くの世界的なAIカンファレンスで基調講演を務めました。また、IBMの短期および長期の成長戦略に焦点を当てたパフォーマンス・チーム、クライアント・エクスペリエンス・チーム、およびアクセラレーション・チームのメンバーとして貢献しました。

IBM在籍中は、IBM グローバルサービスのコグニティブ・プロセス・トランスフォーメーション部門のグローバルゼネラルマネージャー、Watson & Cloud Platformのゼネラルマネージャー兼最高収益責任者、IBMのグローバルSAPコンサルティングビジネスおよび航空宇宙・防衛、通信セクター(メディア・エンターテインメント、テレコム、エネルギー・ユーティリティ業界を含む)のグローバル・ビジネス・サービスのリーダー、ブラジルのサンパウロを拠点とするIBMのラテンアメリカ向けグローバルビジネスサービス事業のリーダーなど、複数のエグゼクティブ職を歴任。IBM入社前は、PwCの化学・石油、産業製品、航空宇宙・防衛部門で、数多くの業界のマネージメントおよび実務リーダー職を務めました。

セント・マイケルズ・カレッジで政治学の学士号を取得し、同大学の理事会のメンバーを務めています。それ以前は、クレアモント・マッケナ・カレッジのイノベーション&アントレプレナーシップ・センターのアドバイザリーボードを務めました。

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アビジット・シンハ

戦略・グローバル事業開発担当シニアバイスプレジデント

ウインドリバーの戦略および事業開発部門の責任者として、戦略的方向性と長期的なビジョン策定を担当しています。それ以前はウインドリバーのプレジデントとしてグローバルビジネスを統括していました。それ以前は最高製品責任者(CPO)として製品戦略、製品管理、商業パートナーシップ、業界ソリューションを統括していました。

ウインドリバー入社前は、マイクロソフトでAzure Mobility担当ゼネラルマネージャーを務め、コネクテッドカーや自動運転車の実現に向け、自動車OEMのデジタルトランスフォーメーションを支援していました。それ以前は、IoTおよびインテリジェントエッジ部門のコーポレートビジネスディベロップメント担当シニア・ディレクターとして、インテリジェントエッジ、IoT、自動車、製造、エネルギー、スマートビル・都市、自律システム(自動車、ロボット、ドローン)の戦略、パートナーシップ、投資、買収をリードしました。

マイクロソフトでは、20年以上にわたりAzure、Office、Windows、Microsoft Researchなど、パーソナル、モバイル、クラウドコンピューティング分野で製品開発を担当し、幅広い分野でリーダー職を歴任しました。

インド工科大学マドラス校で学士号を、クレムソン大学で機械工学の修士号を、シアトル大学でMBAを取得しています。

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ショーン・ラム

最高財務責任者(CFO)

ウインドリバーの最高財務責任者(CFO)として、グローバルな財務戦略を統括しています。30年近い小規模および大規模の未上場企業や上場企業での豊富な財務経験を持ち、M&A、キャッシュマネジメント、エクイティ/デットファイナンス、収益認識、新製品分析に関する深い専門知識を有しています。

ウインドリバー入社前は、ダイレクト・トゥ・コンシューマーにおけるマーケットリーダー企業、 Willow InnovationsとRuggableでCFOを務めていました。Willowでは、シリーズDラウンドの資金調達に注力する一方、金融機関と協力して貸借対照表(バランスシート)の見直しに取り組みました。Ruggableでは、新規株式公開に向け財務・経理部門の体制準備に注力したほか、上場企業として成功するために必要なプロセスを作成しました。Ruggable入社前は、Dolby Laboratoriesに14年間勤務し、財務担当副社長として投資家対応、コーポレートファイナンス、ビジネスサポートを指揮しました。Dolbyでは、買収、新しいイニシアチブの業務ロールアウト、事業の報告書と可視化の強化に取り組み、また同社の国際的な経理・財務シェアードサービスセンターの管理も行いました。スタンフォード大学経営大学院でMBA、プリンストン大学で経済学の学士号を取得しています。

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ポール・ミラー

最高技術責任者(CTO)

ポール・ミラーは、最高技術責任者(CTO)としてウインドリバーの技術戦略を担っています。大企業と新興企業の両方で30年近く、通信と先進技術の分野でリーダーシップを発揮してきた経験を有し、現在はStarlingXをベースにした市場をリードするウインドリバーの5G向けクラウド仮想化基盤などのエッジ仮想化とAIソリューションに注力しています。

ウインドリバー入社前は、GENBANDのCTOを務めていました。これまで世界中の多くの通信事業者が採用している様々なスイッチ、IMS、IPメディア、コールコントロール、Webアプリケーションソリューションのアーキテクチャと開発をリードしてきました。過去8年間は OpenStack、SDN、NFV 自動化技術にフォーカスし、マルチサイトやマルチクラウドインフラストラクチャの運用、通信サービス事業者のCSP VNF のデプロイメント、NFV 特許取得の実績があります。世界中の多くの通信サービス事業者が、運用コストを大幅に削減しながら新たな収益源を生み出すことに貢献してきました。

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サンディープ・モドバディア

最高製品責任者

ウインドリバーの最高製品責任者として、製品戦略と製品管理部門を統括し、ミッションクリティカルなシステムのソフトウェア定義の未来を推進するウインドリバーのリーダーシップチームにおいて重要な役割を担っています。

サンディープは、20年以上にわたる技術および製品管理の経験を有しています。ウインドリバー入社前は、Acuity BrandsでIntelligent Space Groupの一員として、建物の持続可能性、自動化、最適化に焦点を当てたクラウドソフトウェア事業のプロダクトマネジメントを指揮しました。Acuity 以前は、Googleでコネクテッドカーとコネクテッドファクトリー向けのプラットフォームを立ち上げる Google Cloud Automotive and Manufacturing グループの製品およびソリューションチームを設立し、率いていました。Google以前は、Microsoft で製品、販売、マーケティングのリーダー職を複数歴任しました。

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンでコンピューター・サイエンスの理学士号を取得しています。

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Amit Ronen
アミット・ローネン

最高顧客責任者

Viral Mehta
ヴァイラル・メータ

ワールドワイドエンジニアリング担当バイスプレジデント

Darrell Jordan-Smith
ダレル・ジョーダン-スミス

最高収益責任者(CRO)

Jessica Miller
ジェシカ・ミラー

コミュニケーション&マーケティング担当バイスプレジデント

Melissa Jacob
メリッサ・ジェイコブ

オペレーション担当バイスプレジデント&チーフオブスタッフ

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アミット・ローネン

最高顧客責任者

アミット・ローネンは、フィールド・エンジニアリング、エンジニアリング・スペシャリスト、プロフェッショナルサービス、カスタマサポート部門など、世界中の顧客向けエンジニアリング部門の管理を担っています。

プラクティスの定義、個々の生産性の向上を支援していました。Presales Solutionsの創設前は、10年以上にわたってMercury Interactiveに在職し、経営管理やグローバルなフィールド管理において幅広い実績を積みました。また、同社で南北アメリカのプリセールス組織を管理および構築してメンバーを40人から150人以上にまで増やし、5億ドル以上の収益創出に貢献しました。さらに、南北アメリカのプロフェッショナルサービス担当バイスプレジデントや、MercuryのTuning(社内の新規事業)のバイスプレジデントを務めました。その他、マーキュリーインタラクティブジャパン株式会社の創設メンバーとして、日本と韓国のテクニカルフィールドオペレーションを統括しました。

イスラエルのテルアビブ大学でコンピュータサイエンスおよび経済学の学士号を取得し、カリフォルニア州スタンフォード大学のスタンフォードエグゼクティブプログラム(SEP)を修了しています。

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ヴァイラル・メータ

ワールドワイドエンジニアリング担当バイスプレジデント

ヴァイラル・メータは、ウインドリバーがサービスを提供しているミッションクリティカルな産業(航空宇宙、自動車、防衛、産業、医療、通信など)向けに、ソフトウェア定義の将来を牽引する革新的なインテリジェントエッジ製品を担当しています。

ウインドリバー入社前は、AWS、NortonLifeLock、Symantecなどのグローバル企業においてクラウドセキュリティおよびコラボレーション製品の立ち上げに20年以上貢献してきました。ウインドリバーに入社する前は、1910 Geneticsでソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長として、市場をリードする製品を提供するための戦略、計画、実行を担当していました。その中には、AI/MLを駆使した先進的なバイオテクノロジープラットフォームの構築の主導が含まれています。AWSではゼネラルマネージャーとして、エンジニアリング、ユーザーエクスペリエンス、製品管理を網羅する部門横断的なチームを統括し、Amazon Chimeの戦略、製品、オペレーションの開発と推進を担当していました。AWS以前のNortonLifeLockではエンジニアリング担当副社長として、20億ドル規模のNortonセキュリティ製品群の開発ライフサイクル全般を管理していました。Symantecでは10年以上にわたり、SymantecおよびNortonのエンジニアリングチームを率いて、企業および消費者向けソフトウェアの開発を推進していました。

南カリフォルニア大学でコンピュータサイエンスの修士号を取得しています。

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ダレル・ジョーダン-スミス

最高収益責任者(CRO)

ウインドリバーの最高収益責任者(CRO)として、グローバルセールスチームを統括しGTM(Go-to-Market)戦略の責任を担っています。

IT、金融、テレコム、メディアの各市場で、Fortune100企業や中堅企業を相手に30年近くにわたるセールスリーダーの経験を有しています。ウインドリバー入社前は、Red Hatに10年在籍し、直近ではインダストリー&エッジ担当シニアバイスプレジデントを務めていました。彼のリーダーシップの下、Red Hatは年平均22%の収益アップを達成しました。また、Red Hat入社以前は、Consulting、 Oracle、Sun Microsystems、Lucent Technologiesなど、テクノロジー企業でセールスリーダーを歴任しています。

グラスゴー大学でコンピューターサイエンスの理学士号、ストラスクライド大学で経営学修士号を取得しています。

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ジェシカ・ミラー

Vice President, Global Corporate Communications

ジェシカ・ミラーは、プレジデント兼CEO室のために戦略イニシアチブの効率化、プログラムおよび業務管理の統括を担うと共に、社内およびエグゼクティブコミュニケーションを担当しています。また、社内外全体のコミュニケーションをカバーする、グローバルコーポレート・コミュニケーションチームを統括しています。

さまざまな業界にわたるグローバル組織において15年以上に及ぶコミュニケーションの経験を有し、PR、アナリストリレーション、エグゼクティブ/社内コミュニケーション、ソーシャルメディア、コーポレートポジショニングなどの幅広い分野で、戦略やマネジメントなどを担当してきました。ウインドリバー入社前は、Advent Softwareでコーポレートコミュニケーション部門の責任者を務めていました。Advent Software以前は、Morrison & Foerster LLPおよび Thomas Weisel Partners LLCでマーケティングとコミュニケーションを担当していました。カリフォルニア大学デービス校でコミュニケーションおよび政治学の学士号を取得しています。

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メリッサ・ジェイコブ

オペレーション担当バイスプレジデント&チーフオブスタッフ

メリッサ・ジェイコブは、ビジネス目標を確実に達成するためのオペレーションの実行と戦略的イニシアチブの合理化、プレジデントオフィスのプログラム管理を担当しています。 ウインドリバーの各部門の日々の業務が会社全体の戦略的な方向性に沿っているかを確実にするための重要な役割を担っています。

メリッサは、戦略、トランスフォーメーション、ビジネス、オペレーションの分野で豊富な経験を有しています。前職はAptivでクリティカル・イニシアチブ・デリバリー担当バイスプレジデントを務め、クリティカル・インフラ・デリバリー・チームを立ち上げました。Aptiv入社前は、TE Connectivityで航空宇宙・防衛・船舶用コネクタ事業のグローバル製品管理組織を率いていたほか、UTC Aerospace Systemsで航空機データ管理のビジネスリーダーを、L3 Aviation Productsでは戦略・製品管理ディレクターを務めました。また、海軍の退役軍人でもあり、水上艦艇士官としてナビゲーター、砲術士官、機関長などさまざまな役職を歴任したほか、フランス海軍兵学校の中隊士官も務めました。

フランスのINSEADでMBA、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院で金融経済学の理学修士号、ジョージタウン大学で外交サービスの理学士号を取得しています。