小売業の未来を変革する
Toshibaを支援

Wind River Linuxが革新的なプラットフォーム
TCx Sky をサポート

採用事例

課題

Toshibaは、次世代のリテール向けTCx™ オペレーティングシステムを構築する必要がありました。TCx Skyオペレーティングシステムは、広く流通したPOSシステムに、強固な安定性とセキュリティ、性能を提供し、バイオメトリクスや匿名の顔認識などの最先端IoTイノベーションの基盤となるものです。TCx Skyは100万台以上のレジカウンターで使用されており、小売業向けアプリケーションに適した最新の組込みLinuxカーネル上で動作しています。Toshibaは、組込みLinuxの展開に伴うセキュリティ監視や、進化を常に把握するための技術パートナーを必要としていました。

「ウインドリバーとのパートナーシップはToshibaにとって、また小売業界における当社の方向性や投資計画にとって、非常に重要です。安全でセキュアなインテリジェントシステムを30年以上提供してきた実績のあるウインドリバーとの協働により、当社はクライアントが期待するデジタルトランスフォーメーションを実現することができます」

—Toshiba、フレドリック・カーレグレン氏

アプローチ

ToshibaがWind River® Linuxを採用した理由は、キャリアグレードの組込みLinuxに関する深い専門知識を有しており、グローバルな小売企業向けにセキュアでサポートされ、常に進化し続けるLinuxプラットフォームの開発とデプロイが可能なためです。Toshibaは、カスタマイズされたウインドリバーLinuxベースのプラットフォームを使用しており、ライフサイクル管理とメンテナンスは、ウインドリバーのコンテンツマネージメントサービス(CCM)を活用しています。Toshibaの顧客基盤は多岐にわたるため、同社は最新のシリコンバレー企業やセキュリティ機能に対応するために、常に新製品をリリースするウインドリバーは必要不可欠なパートナーです。Toshibaはオープンソースコミュニティからまだリリースされていないカーネルを必要としており、ウインドリバーはミスが許されない状況でした。ウインドリバーはToshibaとの協働により、キャリアグレードプラットフォームの強化に必要なカスタマイズや、パッケージとツールの選択を支援してTCx™ Skyを開発しました。ウインドリバーは、プラットフォームとユーザを保護する継続的なセキュリティモニタリングの実施においてもToshibaを支援しました。新しいカーネルが確定した2カ月後、ウインドリバーは新しいカーネルをWind Linux Continuous Delivery(CD)リリースに統合しました。

導入効果

ウインドリバーの協力により、ToshibaはTCx Sky製品のリリースを加速することが出来ました。Toshibaはウインドリバーとの協働より、安全でセキュア、かつ堅牢なリテールプラットフォームをお客様に提供することが可能になりました。お客様のニーズに対応するとともに、最新機能を搭載したリテール体験の進化をサポートしていきます。Toshibaはグローバルな小売企業のお客様に、TCx Skyの導入のために、最先端のサポートをスピーディーに提供していきます。

リソース

動画

Toshiba、ウインドリバーとのパートナーシップでTCx Skyを発売

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