Wind River Linux
Wind River®Linuxは、業界最先端の組込みLinux開発プラットフォームです。インテリジェントエッジデバイスの構築とサポートを後押しする包括的な製品群、ツール、ライフサイクルサービスを提供します。
インテリジェントエッジ向けLinux
オープンソース技術に適応することは、今や多くの企業にとって必須事項です。組込みLinuxは、その入手しやすさ、豊富なツールとリソース、強力なエコシステムから、急速に有望な選択肢になりつつあります。しかし、Linuxの多種多様な側面を自分で管理するのは、骨の折れる作業です。ウインドリバーを御社のLinuxパートナーにお選びいただくことにより、そうした問題を解決できます。

管理はウインドリバーに任せて、お客様は優れた製品の構築に集中
Linuxプラットフォームをオープンソースから自社で開発した場合に生じがちなリスクや労力なしに、堅牢で信頼性とセキュリティに優れたLinuxベースのエッジデバイスやシステムを構築、展開できます。

- 市場投入までの期間を短縮: 無償提供のYocto Project Linuxを使用して、今すぐお客様独自のLinuxディストリビューションの構築を開始しましょう。後に当社の柔軟なサブスクリプションプランに簡単に移行できます。
- 総所有コスト(TCO)の削減: お客様の開発ライフサイクルにおけるあらゆるニーズに対応するLinuxエキスパートチームの支援により、フルに検証、メンテナンス、サポートされたLinuxを活用できます。
- オープンソースソフトウェアの可能性を最大限に活用: 個別のユースケース要件を満たし市場ニーズに対応したLinuxソリューションを構築し、セキュリティの強化、安全、高パフォーマンス、低遅延を実現しましょう。Linuxパートナーが設計上および展開上のニーズをサポートするため、お客様はイノベーションに注力できます。
マーケットグレードLINUX
航空宇宙・防衛
- 改ざん防止とサイバーセキュリティの強化
- STIG(セキュリティ技術導入ガイド)
- 規格準拠(NIST 800-53)
オートモーティブ
- セキュアゲートウェイ/TCUおよび統合型コックピット・エンターテイメント・システム
- ISO 26262ソリューションの一部としてのADAS/AD意思決定モジュール
- オープンソース技術を用いた拡張性(AGL、GENIVI、AUTOSAR、ROS)
インダストリアル & エネルギー
- 変電設備、ロボティクス、オートメーション
- IEC 61850 エネルギー規格対応
- 5Gネットワークとの相互運用性を強化
医療
- 医療機器のクラスII対応
- セキュリティ脆弱性からの保護
- OTA更新ソリューション
通信
- vRANなどの5Gエッジユースケース
- キャリアグレードLinuxおよびテストスイート
- 5Gユースケースに対応する超低遅延
採用事例

東芝
「ウインドリバーとのパートナーシップは東芝にとって、また小売業界における当社の方向性や投資計画にとって、非常に重要な位置を占めています。安全でセキュリティ保護されたインテリジェントシステムの提供で30年以上の実績があるウインドリバーと協働することで、当社はクライアントが期待するデジタル変革を生み出すことができます」
—東芝 グローバルマーケティング部門ディレクター、フレドリック・カールグレン氏

シュナイダー
「シュナイダーでは、エンジニアがコストを削減しながら、画期的な産業用製品の開発を加速できるように、10年以上前からウインドリバー製品を利用しています。Wind River VxWorks以外に、Wind River Linuxも、IoT向けの当社のニーズを満たしたり、お客様が新しいデータにアクセスしてビジネスの変革を図るために必要なセキュリティ、拡張性、柔軟性を備えています」
—シュナイダーエレクトリック社CTO、ニコラ・レテリエ氏