News Release
ウインドリバーの調査により、インテリジェントシステムへのアプローチがビジネスモデルの主流となりつつあることが明らかに


ウインドリバーの調査により、インテリジェントシステムへのアプローチがビジネスモデルの主流となりつつあることが明らかに

 

ニュースハイライト
• テクノロジーリーダーに対する調査では、62%の企業がインテリジェントシステム企業に変革する取り組みに着手しており、このうち16%は同業他社よりも4倍高いROIを実現できるとの考えを示しています。
• 7業界における分析では、成功に向けた最も重要な特性と各特性に対する適切な投資のタイミングが明らかになりました。
• ファーエッジでのコンピューティング能力とインテリジェントシステムのライフサイクル全体にわたる共通のワークフロープラットフォームが、初期のインフラストラクチャと基盤の構築にとって重要であることが明らかになりました。
 

2021年8月18日 — カリフォルニア州アラメダ発 — インテリジェントシステム向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは、ミッションクリティカルなインテリジェントシステムの技術特性を考察した調査「未来のインテリジェントシステムの13の特性(13 Characteristics of an Intelligent Systems Future)」を発表しました。この調査では、機械経済の下で急速に進化するインテリジェントシステムの13の特性を適切なタイミングで実装することが、成功を左右すると予測しています。

インテリジェントシステムの未来
米国では2030年までに、機械経済が牽引する経済活動が7兆ドル規模になると予想されています。そこでは、システムとビジネスモデルが、データと新たなテクノロジープラットフォームの力を引き出す大きな役割を担うようになります。機械経済を促進し、よりIoTを完全なものにすることに貢献するのがインテリジェントシステムです。そしてこの未来に拍車をかけるのが、5G、AI、自動化、クラウドネイティブテクノロジーの成長であり、IoTとエッジコンピューティングの連携です。この強力な組み合わせが、ロボティックス、ドローン、遠隔医療、自動運転車など、ファーエッジアプリケーションの新たな可能性を広げます。こうした未来を実現するには、新たなアプローチの下で、ほぼゼロレイテンシーかつリアルタイムでエッジでのコンピューティング、感知、学習、調整が可能なシステムを構築しなければなりません。オートモーティブ、エネルギー・ユーティリティ、医療、通信・ネットワーク、産業機器、航空・宇宙、防衛業界のエグゼクティブは、この未来を実現するには、新しい将来計画ともいうべき指標が必要になるという認識で一致しています。

本調査では、さまざまなミッションクリティカルな業界のテクノロジー担当エグゼクティブに対してアンケート調査を実施し、インテリジェントシステムの未来に備える上で不可欠な13の要件を明らかにしました。調査結果では、テクノロジーリーダーの80%が、今後5年以内にインテリジェントシステムでの成功を強く望んでいることがわかりました。

この機械経済での成功を左右するのが、今日確立されているテクノロジー面でのアプローチと能力です。テクノロジーリーダーの62%がインテリジェントシステムの未来に向けた戦略を策定しており、16%がすでに全面的な取り組みと投資を進め、成果を上げています。この16%の企業は、取り組みに着手しながらも成功に向けた本格的な体制作りを行えていない企業に比べて、少なくとも4倍のROIを達成できると予想されています。また、成果を上げている企業は、スキル不足と終わりのないサイバー脅威という課題の克服に優先的に取り組んでいることがわかりました。この2つは、今回の調査の回答者が最も多く挙げた課題です。

ウインドリバーの最高マーケティング責任者、マイケル・ゲイルは次のように述べています。「インテリジェントシステムが機械経済を牽引する中で、人間と機械は、データによって仕事の量、種類、質があらゆる業界で増大する未来へと歩んでいます。そのような新しいユースケースでは、さらに複雑化したコンピューティングワークロード、データ、アナリティクスをリアルタイムで処理できなければなりません。ウインドリバーは、次世代のミッションクリティカルなインテリジェントシステムのセキュアな開発、デプロイ、運用、サービスにまつわる複雑な問題に取り組む企業を最前線で支援してまいります」

インテリジェントシステムの成功の指標となる13の特性
今回の調査により、インテリジェントシステムの成功の指標となる13の主な特性が明らかになりました。またこの調査では、適切な要素に適切なタイミングで投資することの重要性も浮き彫りになりました。インテリジェントシステムを構築する際には、3つのコンセプトが鍵となります。それは、まず適切なインフラストラクチャを準備すること、次に基本的なニーズに対応すること、最後に長期的な能力に対応することです。

13の重要な特性は次のとおりです。
・ ほぼリアルタイムでのシミュレーションとエミュレーション
・ 自動学習機能をもった機械学習機能
・ 製品開発を促進するデジタルフィードバックループ
・ センサーデータとアルゴリズムに基づいたアクション
・ クラウド上でカスタマイズされたデバイスエクスペリエンス
・ ファーエッジでの完全なデータ処理
・  クラウドを介した再プログラミングに基づくタスクの適応
・ ストレスや故障を予知する能力
・ イベントの検知と解決
・  完全な自動化
・  複数のエコシステムをほぼリアルタイムでシームレスに接続
・ リアルタイムの協働型ワークフロープラットフォーム
・ 学習システムとしての試験的運用

今回の調査では、13のうち4つの特性 - エッジでの完全なデータ処理、共通のワークフロープラットフォーム、AI/機械学習機能、リアルタイムアプリケーションのエコシステム - が特に大きな影響力を持つものとして挙げられています。これら4つの特性が、長期的な成功を左右する中核的な要件になります。これらの特性を実現しない限り、その他の特性をすべて確立し、成功を収めることはできません。

業界別のインサイト
本調査レポートは、業界別の調査結果も含まれており、該当する市場にとって不可欠な特性や、どの時点で何に投資すべきかの指標を示しています。調査は、航空・宇宙、防衛、オートモーティブ、エネルギー・ユーティリティ、産業機器、医療機器、通信・ネットワーク分野の企業から得られた情報が基になっています。これらの業界のリーダー達は、以下の分野でそれぞれの見解を述べています。
・ インテリジェントシステムをミッションクリティカルな成功に導く重要な要素
・ インテリジェントシステムの導入に関する障壁と推進要因
・ 各部門でのインテリジェントシステムの導入を加速する要因
・ 投資の観点から見たインテリジェントシステムの各特性の重要性
・ 意思決定における5G、AI、機械学習、サイバーセキュリティの重要性
・ インテリジェントシステムの世界から見た組込みデバイスおよびソリューションの未来
・ 成功のためにデジタルフィードバックループの導入が不可欠な領域
・ 成功を左右する重要な指標
・ 広範な社会問題に対応するうえでインテリジェントシステムが大きな価値を持つ領域

未来のインテリジェントシステムは非常に厳しい基準を満たさなければならず、新たな複雑性と課題が生まれています。ウインドリバーは、インテリジェントシステム関する実証済みの専門知識により、あらゆる段階でお客様をサポートします。Wind River Studioは、デバイスからクラウドまでを対象に、ミッションクリティカルなインテリジェントシステムの開発、デプロイ、運用、サービスを支援するクラウドネイティブプラットフォームです。ファーエッジのクラウドコンピューティング、データアナリティクス、セキュリティ、5G、AI/機械学習を含むシームレスなテクノロジーの統合により、生産性、アジリティ、市場投入までの時間を大幅に改善します。

業界別の詳細な分析やテクノロジー投資の指標などの調査結果は、www.windriver.com/intelligent-systems をご覧ください。


ウインドリバーについて
ウインドリバーは、インテリジェントエッジ向けソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。そのテクノロジーは1981年の設立時より世界で最も安全かつセキュアなデバイスに搭載され、数十億を超える製品に使用されています。ウインドリバーは、ワールドクラスのグローバルな専門サービスとサポート、および幅広いエコシステムパートナーによってサポートされる、包括的なポートフォリオを提供します。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、最高水準のセキュリティ、安全性、信頼性を提供しながら、より優れたコンピューティングとAI機能が要求されるミッションクリティカルなインテリジェントシステムのデジタルトランスフォーメーションを加速しています。詳細については、ウインドリバーのウェブサイトをご覧ください。
https://www.windriver.com/japan/



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