News Release
ウインドリバー、初のOpenChain 2.0の認証取得企業に


2019年6月26日、カリフォルニア州アラメダ発 – クリティカルインフラストラクチャー向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは本日、OpenChainバージョン2.0の認証を取得したと発表しました。ウインドリバーは、初めてOpenChainに適合した企業となります。

The Linux Foundation傘下のOpenChainプロジェクトは、オープンソースライセンスコンプライアンスをよりシンプルで一貫性のあるものにすることで、オープンソースへの信頼を高めようとするプロジェクトです。OpenChainの求めるプロセスやカリキュラムの適用により、ソフトウェアサプライチェーンのすべての参加者にとって、オープンソースのライセンスコンプライアンスが、より予測可能で理解しやすく、効率的なものになります。

OpenChainのゼネラル・マネージャーであるシェーン・コークラン氏は、次のように述べています。「このプロジェクトの発足から業界仕様になりつつある現在の状況まで、ウインドリバーと緊密に協力できたことは幸運でした。ウインドリバーとの関係は、実環境の課題に対する実際的なソリューションの確保などが中心です。ウインドリバーを初のOpenChain 2.0適合企業として迎えることは、これまでの協働を考えると自然の流れであり、非常に喜ばしく思います」

OpenChain適合を取得した企業は、自社のオープンソース製品が、包括的で規律のあるプログラムに従って作成された旨を表明できます。適合によって供給される製品の質の高さが裏打ちされ、企業の評価や信頼の一層の向上につながります。

ウインドリバーの製品担当バイスプレジデント、ミッシェル・ジェナールは次のように述べています。「OpenChain適合は、サプライチェーンにおけるオープンソースコンプライアンスの業界仕様として広がりを見せています。オープンソースのライセンスコンプライアンスの認証やそれらを利用する事で、ソフトウェアソリューションの構築に使用したオープンソースの信用を確保できます。ウインドリバーは、OpenChainプロジェクトとの緊密な関係を重視しています。率先して範を示し、オープンソースコンプライアンスの強固な標準を支持することが肝要だと確信しています」

ウインドリバーは20年近くオープンソースを支援し、オープンソースコンプライアンスの重要仕様のサポートや実装に取り組んでいます。ウインドリバーは、サプライチェーンのオープンソースソフトウェアの使用に関する保証の強化を、企業が強く望んでいることを理解しています。そのうえで、Wind River Linuxをはじめとする製品ライン全体でOpenChain適合を維持しています。

Wind River Linuxは無料のダウンロード版があります。さらにミッションクリティカルなシステムのライフサイクルに対応するために、Wind River Linuxサブスクリプションでは、セキュリティアップデートを含む、長期サポートとメンテナンスを提供します。また、サポートエンジニア、環境のホスティング、技術者によるサポート、オンラインの対話型セルフヘルプなど、幅広いサポートサービスを提供しています。プレミアムサポートは、お客様特有の環境、アプリケーション、ハードウェアを把握し、専任のサポートチームが対応します。

ウインドリバーについて
ウインドリバーは、エッジコンピューティングソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。そのテクノロジは1981年から世界で最も安全でセキュアなデバイスに搭載され、20億を超える製品に使用されています。包括的なポートフォリオは、ワールドクラスのグローバルなプロフェッショナルサービスとサポート、広範なパートナーエコシステムに支えられています。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、最高水準の安全性、セキュリティ、パフォーマンス、信頼性が要求される重要インフラシステムのデジタルトランスフォーメーションを加速しています。詳細については、ウインドリバーのサイトをご覧ください。
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