News Release
ウインドリバー、2014年M2M Evolution IoT Excellence Awardを受賞 クラウド型IoTプラットフォームの優れたイノベーションを評価


ニュースハイライト

 

  • Wind River Titanium Serverが、2014年のCarrier Network Virtualization Award(キャリアネットワーク仮想化アワード)で、NFV Innovation of the Year(本年度最優秀NFVイノベーション)を受賞しました。
  • Titanium Serverにより、サービス事業者はNFVに移行する際に99.9999%の信頼性を維持し、「常時接続」の期待に応えることができます。
  • Titanium Serverは、エッジでのインテリジェントデバイスの管理から、ゲートウェイ、ネットワーク、クラウドにいたるまで対応可能な、ウインドリバーのエンド・ツー・エンドなIoT向け製品ラインアップの一部です。

 

2014年12月11日、カリフォルニア州アラメダ発 — ネットワーク対応インテリジェント システム向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは、「Wind River Titanium Server」で2014年の「Carrier Network Virtualization Award」を受賞しました。Titanium Serverは、キャリアグレードNFV(Network Functions Virtualization)基盤向けソフトウェアソリューションです。

Titanium Serverは、NFV Innovation of the Year部門の最優秀賞に輝きました。Carrier Network Virtualization Awardは通信業界における功績を称え、NFVおよびSDN(Software Defined Networking)分野向けに開発された、過去12か月間の優れたテクノロジを表彰します。NFV Innovation of the Year部門は、NFVの開発の促進に大きな影響を与えた企業に授与されます。

ウインドリバーのネットワーキングソリューション担当バイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャー、ポール・セニシンは次のように述べています。「通信業界がNFVに向かうなか、仮想化されたサービスを、キャリアグレードのパフォーマンスと信頼性で提供できることが重要です。Carrier Network Virtualization Awardにより、ウインドリバーのソリューションはNFVのニーズを満たし、その発展に寄与する革新的なテクノロジとして認められました。Wind River Titanium Serverが提供するNFV基盤により、サービス事業者は高価値な新サービスの導入とコスト削減の両立といった目標を、NFVを利用して簡単かつ迅速に達成できます」

通信業界で求められる「常時接続」の厳しい要件を満たすように設計されたTitanium Serverは、包括的なVNF(Virtual Network Function)対応ソフトウェアプラットフォームです。NFVインフラのソフトウェア基盤にTitanium Serverを使用することで、エンタープライズネットワークでは一般的となっている迅速なサービス展開と、通信ネットワークに課せられたキャリアグレードのアップタイムおよび厳しい信頼性という、2つの分野の優れた特質をフルに生かせます。キャリアグレードWind River Linux、リアルタイムKVM、キャリアグレード強化版OpenStack®、インテル® データ・プレーン開発キット(Intel DPDK)、高速仮想スイッチテクノロジといった、オープンスタンダードを使用したテクノロジをベースに、インテルアーキテクチャに最適化されたTitanium Serverは、高パフォーマンスと99.9999%のキャリアグレードの信頼性を一体化します。

Carrier Network Virtualization Awardの議長、サリー・ワッツ氏は次のように述べています。「Carrier Network Virtualization Awardは、市場を革新し、障壁を取り払い、テクノロジの仮想化を具現化できるNFV技術を開発した革新企業を表彰します。Wind River Titanium Serverは、未来のNFVネットワークへと業界が移行するのを支援する、基本的なインフラ基盤を実現します」

ウインドリバーはTitanium Serverに加えて、Wind River Linux、Carrier Grade Profile for Wind River Linux、Wind River Open Virtualizationをはじめ、実績のあるネットワーク/通信テクノロジの強力なラインアップを揃えています。これらの製品は、エッジでのインテリジェントデバイスの管理から、ゲートウェイ、ネットワーク、クラウドとの連携まで、IoTアーキテクチャ全体に対応する、ウインドリバーの包括的な製品ラインアップの一部です。これにより、ウインドリバーはお客様がビジネスを変革し、IoTの巨大な可能性を引き出すことができるように支援します。

 

ウインドリバーについて
ウインドリバーはインテルコーポレーション(NASDAQ:INTC)の完全子会社であり、ネットワーク対応インテリジェント システム向けソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、1981年からエンベデッドデバイス向けソフトウェアを提供するパイオニアであり、そのテクノロジは20億を超える製品に使用されています。ウインドリバーは、業界でも屈指の包括的な組込みソフトウェアポートフォリオを有しており、ワールドクラスのプロフェッショナルサービスおよびサポートを提供し、さらにこれらは広範なパートナーエコシステムに支えられています。テクノロジと専門性を提供することで、安全、セキュア、そして信頼性に優れたインテリジェント システムの革新とデプロイを支援します。
http://www.windriver.co.jp

Wind Riverは、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。

 

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