News Release
ウインドリバーのAndroid用テストソフトウェアが2012年のEmbedded AWARDを受賞


2012 3 14 日、カリフォルニア州アラメダ発 組込およびモバイルソフトウェアの世界的なリーディングカンパニー、ウインドリバーは、Wind River User Experience (UX) Test Development Kit 2012 年のEmbedded AWARD のツール部門に輝いたことを発表しました。この製品は、Android 端末向け自動テストスクリプトの迅速な作成を可能にします。

2012 3 月初旬ドイツで開催されたEmbedded world において、専門家で構成される中立的な審査員団が、組込テクノロジの卓越した技術革新を、ハードウェアとツールの2 部門で選出しました。2012 年の受賞はわずか3 社と、選定が非常に厳しいこの賞は、独自性と先進性を備えた極めて画期的な製品や開発をたたえるものです。embedded world の展示会とカンファレンスは、組込業界向けとしては世界最大規模のイベントであり、800 を超える出展者が世界中から集まります。

ウインドリバーのデバイステスト部門担当バイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャー、アミット・ローネンは次のように述べています。「Android 端末が市場にあふれかえる現在、十分にテストされていないアプリケーションはユーザエクスペリエンスの低下を招き、多大なコストの増加を引き起こす可能性があります。

買いたい、使いたいと消費者に思わせるような高品質の端末を提供するためには、綿密な自動化テストが必要です。ウインドリバーは、お客様の開発するAndroid 端末が満足のいく確かなユーザエクスペリエンスをもたらし、顧客満足の改善と業績の向上につながるよう支援しています。この取り組みが認められ、embedded AWARD の受賞という大きな成果を達成できました」

Wind River UX Test Development Kit は、手動でのインタラクションを再現してユーザインタフェースをテストできるようにすることで、端末のユーザエクスペリエンスの検証を支援します。たとえば品質保証担当のエンジニアは、物理または仮想キーボードでのエントリの入力や、項目のドラッグなどグラフィックインタフェース要素とのインタラクションをテストするシナリオを自動化できます。完全に自動化されたテストによって、膨大な量の手動テストが不要になり、テストサイクルや市場投入までの時間を大幅に短縮できます。テストスクリプトは、Android 端末用の自動化ソフトウェアテストフレームワークであるWind River Framework for Automated Software Testing (FAST)を用いて管理し、自動的に実行できます。

Wind River UX Test Development Kit のデモビデオは、http://www.youtube.com/watch?v=NhXMiit4Abo でご覧いただけます。
ウインドリバーのAndroid 向けソフトウェアの詳細は、http://www.windriver.com/japan/products/mobile/をご覧ください。

ウインドリバーについ
ウインドリバーはインテル・コーポレーション(NASDAQINTC)の完全子会社であり、エンベデッドソフトウェアおよびモバイルソフトウェアをワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、1981 年からエンベデッドデバイス向けソフトウェアを提供するパイオニアであり、そのテクノロジは10 億を超える製品に使用されています。米国カリフォルニア州アラメダに本社を置き、世界20 カ国以上で事業を展開しています。http://www.windriver.co.jp

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