News Release
富士通、Android向けテストにウインドリバーを採用


2011 10 5 日、カリフォルニア州アラメダ発 - 組込およびモバイルソフトウェアの世界的なリーディングカンパニー、ウインドリバーは、富士通株式会社(本社:東京都港区)が、同社の次世代Android スマートフォンのソフトウェア品質、パフォーマンス、およびコンプライアンステストのために「Wind Rive Framework for Automated Software Testing (以下、Wind River FAST)」を使用していると発表しました。Wind River FAST for Android は、Android ベースのデバイス向けの完全自動化されたソフトウェアテストソリューションであり、デバイスメーカー向けに低テストコストでの迅速な市場投入を支援します。

ウインドリバーのモバイルソリューション担当バイスプレジデント兼ジェネラル マネージャー、ジェリー・アッシュフォードは次のように述べています。「どのAndroid デバイスメーカーにとっても、タイムリーな新技術の提供やソフトウェア品質の確保が、差別化を図る鍵となります。お客様はウインドリバーが提供する商用品質のテストソリューションを利用することで、膨大なテストプロセスを自動化し、高品質の製品を予算内かつ最短の時間枠内で提供できます」

Wind River FAST は現在、富士通にて次世代型のスマートフォンのテストに使用されており、このデバイスは、年内に発売される予定です。富士通株式会社と東芝株式会社の携帯電話事業の統合の成功に伴い、富士通は今や日本第2 位の携帯電話メーカーとなりました。同社は、両社が持っていた膨大なモバイル知識と技術を組み合わせて、高品質なAndroid 製品を求める世界中の厳しい消費者のニーズに応える製品やサービスを提供しています。

「革新的な設計や機能は成功に必須ですが、それだけでは十分と言えません。消費者は、一貫した高レベルのソフトウェア品質をデバイスに期待しています」と、富士通株式会社モバイルフォン事業本部プラットフォーム開発統括部長、吉澤尚子氏は述べています。「次世代型Android ベースのスマートフォンの発売を準備しながら、高品質で信頼性の高いデバイスを提供することが非常に重要です。ウインドリバーにはAndroid の豊富な経験があり、Wind River FAST ソリューションは、市場投入までの非常に厳しい時間的制約に応えながら、私たちが品質、パフォーマンス、そしてコンプライアンスを確実なものにする上で貢献しています」

Wind River FAST for Android は、デバイスメーカー、半導体メーカー、携帯電話事業者が、Android 実装において高レベルのソフトウェア品質を提供することを支援します。Wind River FAST は、ソフトウェア品質、パフォーマンス、およびコンプライアンスの領域でデバイスのテストを行います。

Wind River FAST for Android の詳細、評価版は、以下をご覧ください。
http://www.windriver.com/japan/products/mobile-linux/fast.html

ウインドリバーについて
ウインドリバーはインテル・コーポレーション(NASDAQINTC)の完全子会社であり、エンベデッドソフトウェアおよびモバイルソフトウェアをワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、1981 年からエンベデッドデバイス向けソフトウェアを提供するパイオニアであり、そのテクノロジは10 億を超える製品に使用されています。米国カリフォルニア州アラメダに本社を置き、世界20 カ国以上で事業を展開しています。
http://www.windriver.co.jp

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Wind River は、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。