WIND RIVER STUDIO: 運用

アナリティクス

Wind River Studioは、分散クラウドネットワークの
さまざまな情報を可視化します。

収集、監視、分析、レポート、アラート

Wind River® Studio Analyticsは、機械学習アルゴリズムによってデータを収集、処理し、意思決定に役立つさまざまな情報を可視化することで、分散クラウドシステムの効率的な管理をサポートします。

Wind River StudioのAnalyticsソリューション

収集

お客様のニーズに合わせた詳細なデータを幅広く収集します。データは、ハードウェア、コンテナ、サービス、アプリケーションなど、システムのすべてのレイヤにわたって取得が可能です。メモリ、CPU、ストレージ、ネットワークトラフィック、サービス状態などの詳細なデータを収集し、運用環境全体を監視することができます。

配信

ログや指標など、構造化データと非構造化データの両方を集約します。個々のホストレベルから収集した場合や、ローカルクラスタまたは分散クラスタから収集し集約した場合でも、データには、タグ付け、変換、前処理などが適用され、単なる指標やタイムスタンプだけでない意味を持った情報へと変わります。あらかじめ組み込まれたプラグインにより、選択したデータをさまざまなエンドポイントに配信することができます。

処理と保存

インデックスのレプリケーションを行うことで、冗長性を持たせてシステムと同等の堅牢性を確保するとともに、データ検索性能の高速化が図られています。データはライフサイクルにわたって適切に管理され、必要な期間だけ保存されます。

分析

データ分析から、分散クラウドの動作に関する強力な洞察が得られます。ネットワークの健全性と最適化の維持に必要な情報が、ダッシュボードやトレンド分析として可視化され、事後対処型ではなく事前対応型の運用に必要な判断材料として利用が可能です。

アラート

プロアクティブなアラートと包括的なレポートにより、分散クラウドで何が起きているかを常に把握することができます。

インフラストラクチャとサービスの
フルスタック監視機能

Wind River Studio AnalyticsはWind River Studioに完全に統合されているため、より大規模なフルスタックデータセットにアクセスでき、システムの最適化を維持することができます。

Full-Stack Monitoring of Infrastructure and Services

Wind River Studio Analytics

Analytics 機能の概要

Wind River Studio Analyticsは、システムの運用と最適化を維持するためのインサイトを提供します。Wind River Studio Analyticsの主な機能についてご紹介します。

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システム概要

Wind River Studioは、インフラストラクチャ全体に健全性を可視化し、個々のシステムやホストの監視や運用に費やす労力を削減します。ユーザは、個々のエンティティにドリルダウンして、詳細な分析を行うことができます。

機械学習と異常検知

システム全体の異常を時間軸で追跡し、最も高い異常レベルを記録します。また、Wind River Studioは、学習した測定間隔ごとの深刻度レベルを表示します。

機械学習と分析

パターンを学び、異常な挙動を記録します。異常なイベントの作成と傾向を予測し、最適化をおこないます。

Wind River Studio Analyticsのエコシステムパートナー

Elasticsearch は、Luceneライブラリをベースとした検索エンジンです。HTTPのWebインターフェースとスキーマフリーなJSONドキュメントを備え、分散型、マルチテナント対応の全文検索エンジンを提供します。

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Kibanaは、ログや時系列分析、アプリケーション監視、運用インテリジェンスのユースケースで使用される、データの可視化と探索のためのツールです。

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Apache Kafkaは、分散型イベントストアおよびストリームプロセッシングプラットフォームです。このプロジェクトは、リアルタイムのデータフィードを処理するための、統一された、高スループット、低レイテンシのプラットフォームを提供することを目的としています。

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世界は5Gにより急速に進化する

世界中のサービスプロバイダは、5Gネットワークインフラに今後5年間で9億ドル以上を投資すると予想されています。インフォグラフィックで、主要な牽引者と考慮すべき点をご覧ください。

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Wind River Studio Analytics に関するFAQ

Wind River Studio Analyticsは、分散型クラウドインフラストラクチャとサービス全体にわたって、リアルタイムと履歴、構造化データと非構造化データを分析する機能をサポートしています。メモリ、CPU、ファイルシステム、サービスの状態、アプリケーションのデータを詳細に収集し、運用環境全体を確実に監視することができます。また、過去のデータと現在の運用データを比較し、システムに異常がないかどうかを判断することもできます。
個々のホストレベルであれ、ローカルクラスターや分散型クラスターで集約されたものであれ、データはメトリックやタイムスタンプを超えたコンテキストを提供するためにエンリッチされ、タグ付け、変換、前処理などが行われます。
Wind River Studio Analyticsにはアラートシステムが内蔵されており、複数のサードパーティ製監視システムと統合することができます。また、製品化された定義済みアラートを再設定して、ユーザの厳しい要件に対応することもできます。
Wind River Studio Analyticsでは、Kafkaやビルド済みプラグインなど、外部システムがデータを利用するための複数の手段を提供しています。
Wind River Studio Analyticsでは、インフラストラクチャとサービスの監視のための機械学習ジョブが製品化されています。自動的にデプロイされた機械学習ジョブは、ホストやコンテナ化されたサービスのデータ解析と異常検知を実行します。
Wind River Studio Analyticsは、ログやメトリクスデータをメタデータでエンリッチし、後処理を行うことができます。Wind River Studio Analyticsプラットフォームに不可欠な検索エンジン機能により、データの検索と関連付けを行うことができます。