WIND RIVER STUDIO

組込みソフトウェアのビルドシステム

Wind River Studioは、組込みソフトウェア
プラットフォームを構築する開発者に
クラウドのパワーと多彩な開発手法を活用した
モダンでスケーラブルなアプローチを提供します。

組込みソフトウェアのビルドシステムには、クラウドのスケールと
処理能力を活用したモダンなアプローチが求められています。

開発者は、製品化できるレベルの高いコード品質とパフォーマンスを保証するLinuxおよびRTOSイメージを作成するためのより効率的な方法が必要です。Wind River® Studio は、VxWorks® および組込みLinuxのための統合されたクラウド
ネイティブビルドシステムを提供します。

VxWorksビルドシステム

VxWorks用のWind River Studioビルドシステムは、WebブラウザからVxWorksリアルタイムOSのビルド設定を行うための、クラウドネイティブなアプローチを提供します。

Linuxビルドシステム

Linux用のWind River Studioビルドシステムは、Linuxのプラットフォーム担当チームが、カスタマイズされた安全なLinuxベースのエッジデバイスを、クラウドネイティブインタフェースを使ってビルドおよび設定することを可能にします。

組込みソフトウェアコンテナ

Wind River Studioは、業界標準のOCIに準拠したコンテナエンジンによるVxWorksのクラウドネイティブコンテナと、LinuxのDocker、およびKubernetesなどのコンテナオーケストレータをサポートしています。

開発セキュリティとデバイス
セキュリティ

共同作業を行うビルドシステムへのセキュアな権限ベースのクラウドアクセスにより、開発者はエッジのデプロイメントから、対象となるデバイスのセキュリティ設定を行うことができます。

Gitの統合とアーティファクト
リポジトリ

Wind River Studioビルドシステムには、ソースコードと設定データを管理するためのGitリポジトリと、ビルドイメージを保存するためのアーティファクトリポジトリが統合されています。これらのサービスにより、ビルドプロセスのすべてのインプットとアウトプットの共有とコラボレーションが可能になります。

VxWorksビルドシステム

VxWorks RTOSのイメージを素早くビルド

Wind River Studioでビルドシステムを自動化することで、VxWorksのイメージをより
迅速かつ効率的にビルドできます。

プロジェクトの種類を問わず、VxWorksのイメージをどれだけ簡単に作成できるかをご覧ください。

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Linuxビルドシステム

LinuxXイメージを簡単かつ
迅速にビルド

プラットフォーム開発者は、クラウドベースのWind River Studioを使って、迅速にWind River Linuxイメージをビルドできます。

複雑なLinuxプロジェクトをどれだけ簡単に作成して、アプリケーション開発に繋げることができるかをご覧ください。

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Wind River Studio Pipeline Managerと
ビルドを統合

Wind River StudioビルドシステムはWind River Studioパイプラインマネージャーと統合されています。最新のコンフィグレーションデータ、アプリケーション、テストが盛り込まれた ソフトウェア開発パイプライン全体にOSプラットフォームを構築するプロセスを自動化します。パイプラインマネージャーは直感的なユーザインタフェースを備えているため、ワークフローの作成と更新は、ビルディングブロックをWind River Studioパイプラインに追加するだけです。

ライセンスコンプライアンスと
ソフトウェア部品表(SBOM)

あらゆるシステムやデバイスにインストールされているソフトウェアの「構成内容」を把握することで、リスク分析、脆弱性管理、修復プロセスにおいて何百時間もの時間を節約することができます。Wind River Studioは、IPや輸出のコンプライアンス要件を満たし、運用コストを大幅に削減するのに役立ちます。事前に生成されたアーティファクトにより、規制基準や義務に準拠することができます。SBOM ツールは、独自に構成された OSイメージで使用されるさまざまなプロプライエタリ、オープンソース、およびサードパーティのコンポーネントの詳細とサプライチェーンの関係を含む正式な記録を提供します。

Visual Studio Codeによる
アプリケーション開発

Wind River Studioのビルドシステムは、アプリケーションのソフトウェア開発キット(SDK)を生成します。ビルドからのアウトプットであるこれらのパッケージは、コマンドラインを使用して特定のOS構成用のアプリケーションをビルドして実行することや、マイクロソフトが提供するポピュラーなVS Code環境で使用することができます。VS Codeに慣れている開発者はSDKを使用して、ニーズや好みに合わせてアプリケーション開発環境のカスタマイズに活用できるサードパーティの拡張機能のホストにアクセスすることができます。