News Release
ウインドリバー、最高水準のクリティカルインフラストラクチャー向け認証エビデンスを提供開始


2018年12月17日、カリフォルニア州アラメダ発 – クリティカルインフラストラクチャー分野のモノのインターネット(IoT)向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは本日、VxWorks® Cert Editionの最新バージョンにおける、自動車、アビオニクス、産業用機能安全認証の完全なエビデンススイートの提供を開始したことを発表しました。セーフティクリティカルなアプリケーション向けリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)である、VxWorks Cert Editionは、世界中の認証機関が認める最高の安全レベルを実現できるように設計、開発されています。

VxWorksソリューションは、業界全般にわたる350以上の顧客が提供する550以上の安全認証プログラムで使用されています。安全認証ソフトウェア製品におけるウインドリバーの20年以上にわたる経験に基づき開発された、この最新の認証エビデンススイートは、業界先進の安全かつセキュアで、信頼性の高いソリューションを提供するという同社の取り組みを実証するものです。

RTOSと同じように、この商用オフザシェルフ(COTS)認証エビデンスも、再利用と移植を可能にすることで、以下のような標準準拠を目指したプロジェクトを含む、様々なセーフティクリティカルなプロジェクトに向け長期的な所有コストに恩恵をもたらします。

  • 自動車:独立した公認認証機関であるTUV SUD(テュフズード)が発行する認証に裏付けされたISO 26262規格のASIL D(自動車安全度水準)
  • アビオニクス:DO-178C規格のDAL A(設計保証度水準)
  • 産業:独立した公認認証機関であるTUV SUDが発行する認証に裏付けされたIEC 61508規格のSIL 3(安全度水準)

ウインドリバーのオペレーティングエンバイロメント担当バイスプレジデントのミッシェル・ジェナードは次のように述べています。「今回、最新の強固な認証エビデンスを追加したことで、プログラムリスクの軽減と迅速な市場投入に焦点を当て、顧客に包括的な製品と認証専門知識を提供するという当社の卓越した取り組みをさらに強化することができます。自動運転や次世代アビオニクス、工業オートメーションなど広範な応用に最適なこのエビデンススイートは、当社のプロフェッショナルサービス、サポート、メンテナンスと組み合わさることで、プログラムをシステム全体の認証に移行する際に、業界最高水準のカスタマーエクスペリエンスを約束します。」

ウインドリバーのセーフティポートフォリオには、VxWorks Cert Editionの他に、VxWorks 653統合化アビオニクス(IMA)プラットフォームが含まれます。ウインドリバーのセーフティプラットフォームについては、同社のサイトをご覧ください。www.windriver.com/products/vxworks/certification-profiles/

ウインドリバーについて
ウインドリバーは、IoT向けソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。そのテクノロジは1981年から世界で最も安全でセキュアなデバイスに搭載され、20億を超える製品に使用されています。包括的なポートフォリオは、ワールドクラスのグローバルなプロフェッショナルサービスとサポート、広範なパートナーエコシステムに支えられています。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、最高水準の安全性、セキュリティ、パフォーマンス、信頼性が要求される重要インフラシステムのデジタルトランスフォーメーションを加速しています。詳細については、ウインドリバーのサイトをご覧ください。www.windriver.com

*Wind Riverは、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。

 

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