News Release
ウインドリバーが、製品の開発期間およびコストの15%削減実現でOlympus Surgicalを支援


ニュースハイライト
・オリンパスは外科手術用高周波ジェネレータESG-400 に、VxWorks ベースの『Wind River Platform for Medical Devices』と『Wind River Test Management』を採用しました
・オリンパスは、米FDA の複雑な認可プロセスにおいて、ウインドリバーのソフトウェアテスト自動化フレームワークを活用しました
・ESG-400 Time-to-quality*、認可申請用書類を提出するまでの時間を20%短縮

2012 11 7 日、カリフォルニア州アラメダ発 組込およびモバイルソフトウェアの世界的なリーディングカンパニー、ウインドリバーは低侵襲手術分野の技術をリードするOlympus Surgical Technologies 社(以下「オリンパス」)が「Wind River Platform for Medical Devices」と「Wind River Test Management」を採用したことにより、最新型外科手術用高周波ジェネレータ「ESG-400」の開発期間短縮とコスト削減を実現したと発表しました。

オリンパスではESG-400 で世界初を目指したことに加えて、予算内で収めるために積極的なコスト管理を必要としていました。さらに、製品の安全性確認のために、IEC 62304 認証と米食品医薬品局(FDA)の認可も必要でした。これらの目的を達成するためにオリンパスが選んだのが、ウインドリバーのリアルタイムOSVxWorks®」を基盤にした包括的なソフトウェアソリューションの1 つ、Wind River Platform for Medical Devices と、ソフトウェアテスト自動化フレームワークWind River Test Management でした。

オリンパスはPlatform for Medical Devices の利用により、コストを約15%削減しながら、開発サイクル時間全体を15%短縮し、はるかに短期間での市場参入を実現しました。またTest Management により、Timeto-Quality*要件を網羅する全テスト実施に要する時間)を20%短縮し、認可申請書類の提出に要する時間を20%削減できました。

オリンパスのR&D Surgical Therapy Software 部門責任者、ルッツ・カースティーン氏は次のように述べています。「ウインドリバーから提供されたトータルソリューションには、ソフトウェアだけでなく、FDA 認可製品の市場投入を成功に導く強力な顧客サポート、トレーニング、プロフェッショナルサービス部門が用意されていました。ウインドリバーのソフトウェアは、IEC 62304 FDA ガイダンスに準拠した書類を、カスタマイズして作成するのに役立ちました。容易かつ短時間でソフトウェア監査に合格し、予定より早くFDA 認可製品を発売できました」

ウインドリバーのインテリジェント プラットフォーム担当ジェネラル マネージャー、サントーシュ・ナイールは次のように述べています。「世界初を目指し、高品質な製品を医療分野に提供するというオリンパスの伝統に、ウインドリバーは貢献できました。ウインドリバーが提供したのは、オリンパスのニーズに最も合うようにカスタマイズした、すべてが揃ったソリューションとサービスです。これにより、同社には最先端の差別化されたアプリケーションの開発というコア コンピテンスに集中していただくことが可能になりました」

ウインドリバーの医療分野向けソリューションの詳細については、こちらをご覧ください。
www.windriver.com/japan/solutions/medical/

ウインドリバーについて
ウインドリバーはインテル・コーポレーション(NASDAQINTC)の完全子会社であり、エンベデッドソフトウェアおよびモバイルソフトウェアをワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、1981年からエンベデッドデバイス向けソフトウェアを提供するパイオニアであり、そのテクノロジは10億を超える製品に使用されています。米国カリフォルニア州アラメダに本社を置き、世界20 カ国以上で事業を展開しています。
http://www.windriver.co.jp

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