オートモーティブ
Continental

コンチネンタルAG

ウインドリバーのコンパイラが車両システム開発を加速

開発を一元化することでコストを30%以上削減

「現在取り組んでいるデバイスは、数年前より高度化しています。自動車分野のテクノロジー、機能、安全性で最先端に立ち続けるには、ウインドリバーのような業界リーダーと緊密な関係を保つことが不可欠です」

—コンチネンタル・オートモーティブグループ、PLMシステム・ソフトウェア・検証部門ディレクター、ウード・ユーダシュケ博士

課題

自動車サプライヤーであるコンチネンタルは、時間の節約、コストの削減、グローバルに分散している開発拠点での開発プロセスの標準化を求めていました。同時に、機能安全規格ISO26262の要件を満たす必要がありました。これを実現するためには、共通のプロセスとツールを使用して、すべてのフェーズと拠点で開発プロセスを標準化するグローバルな取り組みが必要でした。

アプローチ

Wind River® Diab Compiler は、C/C++コンパイラ、アセンブラ、リンカ、ANSI CおよびC++ライブラリ、命令セットシミュレータからなるOSにとらわれないツールをコンチネンタルの開発者に提供し、開発のスピードアップ、ソフトウェア品質の確保、グローバルな開発データの標準化に必要なすべての機能を提供します。ウインドリバーは、スイートの各リリースを厳密にテストし、開発プロセス全体を通して機能安全基準を確保し、スイートを使用するお客様をサポートしています。

導入効果

ツールスイートを更新することで、コンチネンタルは開発者の効率を高め、結果を標準化し、世界中の48の開発拠点でISO26262準拠を実現しました。ツールとプロセスを標準化することで、コンチネンタルは開発コストを30%以上削減することに成功しました。