News Release
ウインドリバー、「モノのインターネット(IoT:Internet of Things)」のための最新ソフトウェアプラットフォームを発表


ニュースハイライト
・Wind River Intelligent Device Platform は、ゲートウェイやハブ向けの総合的なソフトウェア開発環境です。
・最新版にはセキュリティ、ネットワーク接続用プロトコル、ゲートウェイソフトウェアの新機能や強化機能が搭載されています。
・ウインドリバーは引き続き、企業がIoT のもたらす新たなビジネスチャンスを活用するための支援を強化していきます。

2013 10 8 日、カリフォルニア州アラメダ発ネットワーク対応インテリジェント システム向け組込みソフトウェアの世界的なリーディングカンパニー、ウインドリバーは本日、クラウドと通信を行うM2M アプリケーションやデバイスの構築に使用される、総合的なソフトウェア開発環境「Wind River Intelligent Device Platform」の最新版を発表しました。同プラットフォームは、IoT 用ゲートウェイのセキュリティ対策、管理、接続を行うためのすぐに使えるコンポネントを提供します。

Intelligent Device Platform は、IoT ゲートウェイの開発、インテグレーション、デプロイを簡素化する、拡張性と持続可能性を備えたセキュアなソリューションです。標準規格に準拠し、完全にテスト済みである、市場をリードするウインドリバーのOS を基盤にしており、ウインドリバー製開発ツールを搭載しています。デバイスセキュリティ、スマートコネクティビティ、豊富なネットワークオプション、デバイス管理に対応したプラットフォームです。

ウインドリバーのインテリジェントシステムグループ担当ジェネラル・マネージャー、サントーシュ・ナイールは次のように述べています。「IoT を最大限に活用するには、新規および既存のデバイスを運用効率の高いエコシステムに統合することが必要で、拡張性を持たせ、コストを最小限に抑えるには、ゲートウェイ経由で接続するのが最も現実的な方法です。企業は既存の投資を無駄にせずに、魅力的なアプリケーションの開発に役立つ統合ソリューションを求めています。産業、医療、輸送システムをはじめ、さまざまな市場分野で目にするこのようなニーズの高まりに対処する、柔軟なプラットフォームを提供できることを嬉しく思います」

Intelligent Device Platform 最新版の主な特長は、以下のとおりです。
・ゲートウェイセキュリティ:通信チャネル、データ、エンドデバイスを保護するセキュリティ機能を提
・リモートデバイス管理:TR-069OMA DM など、定評のある管理プロトコルをサポート:LuaJavaOSGi アプリケーションv 環境の提供により、リソースに制約のあるデバイスとフル機能を備えたデ
・バイスの両方で、移植性のあるスケーラブルで再利用可能なアプリケーション開発を実現
・デバイスコネクティビティ:TR-069OMA DM など、定評のある管理プロトコルをサポート:データ転送用にIoT プロトコルのMQTT を採用し、Wi-FiBluetoothZigBee、およびIoT デバイスで広く使用される短距離無線プロトコルをネイティブでサポート
・リモートデバイス管理:TR-069OMA DM など、定評のある管理プロトコルをサポート

インテル®のインテリジェント・ソリューションズ部門ジェネラル・マネージャー、クマール・バラスブラマニアン氏は次のように述べています。「ゲートウェイのような新しいテクノロジを、既存のレガシーシステムの上に階層化することで、企業はインフラ投資を最大化しながら、次世代の設計イノベーションの推進に必要なインテリジェンスを得ることができます。Wind River Intelligent Device Platform のようなテクノロジ製品は、IoTがもたらす新たなビジネスチャンスを最大限に活用するうえで欠かせない、エンド・ツー・エンドのアプローチにおいて重要な役割を果たします」

Wind River Intelligent Device Platform は、インテルアーキテクチャーに最適化され、事前に検証済みのハードウェア・ソフトウェアソリューションパッケージである、インテルベースのインテリジェントゲートウェイソリューションズの一部を構成しています。このパッケージは、レガシーシステムとの接続を行い、デバイスとクラウドに共通インタフェースを提供するゲートウェイの開発を目的にしています。同ソリューション初回セットは2014 年第1 四半期に提供開始される予定です。

Wind River Intelligent Device Platform 2.0 の詳細については、こちらをご覧ください。
http://www.windriver.com/japan/announces/intelligent-device-platform/

IoT がもたらすビジネスチャンスと課題にウインドリバーがどのように対応しているかについては、こちらでご覧いただけます。
http://www.windriver.co.jp/iot/

ウインドリバーについて
ウインドリバーはインテルコーポレーション(NASDAQINTC)の完全子会社であり、ネットワーク対応インテリジェント システム向け組込みソフトウェアの世界的なリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、1981年からエンベデッドデバイス向けソフトウェアを提供するパイオニアであり、そのテクノロジは10 億を超える製品に使用されています。ウインドリバーは、業界でも屈指の包括的な組込みソフトウェアポートフォリオを有しており、ワールドクラスのプロフェッショナルサービスおよびサポートを提供し、さらにこれらは広範なパートナーエコシステムに支えられています。テクノロジと専門性を提供することで、安全、セキュア、そして信頼性に優れたインテリジェント システムの革新とデプロイを支援します。
http://www.windriver.co.jp

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