News Release
ウインドリバー、GENIVI AllianceのMost Valuable Contributor Awardを受賞


ニュースハイライト
・GENIVI Alliance へのコードおよびその他の価値ある資産の提供において多大な功績が認められました。
・ ウインドリバーはGENIVI Alliance の設立メンバーで、重要な役割を担い、積極的に活動しています。
・ ウインドリバーは、ソースコードの提供、Yocto Project GENIVI Baseline Integration Team でのメンテナーの役割のほか、各種GENIVI エキスパートグループへの積極的な協力などで、継続的に寄与しています。

2013 5 14 日、カリフォルニア州アラメダ発 組込およびモバイルソフトウェアの世界的なリーディングカンパニー、ウインドリバーは、GENIVI® Alliance Most Valuable ContributorMVCAward 企業部門を受賞しました。MVC 賞は、GENIVI Alliance に対して、価値が高く、オープンソースコミュニティや自動車業界に対応する、標準に準拠したソースコードやその他の資産の提供で、多大な功績を上げた企業と個人に授与されます。

ウインドリバーは、ソースコードの提供、GENIVI 標準ベースラインへのYocto Project™の導入、Yocto Project GENIVI Baseline Integration Team でのメンテナーとしての働きなどで寄与しました。ウインドリバーでは継続的に複数のGENIVI のエキスパートグループに協力しており、過去にはGENIVI コンプライアンスプログラムの策定で積極的な役割を果たしています。

ウインドリバーのオートモーティブソリューション担当バイスプレジデント、ゲオルク・ドールは次のように述べています。「自動車業界では増え続けるニーズに対応するために、オープンソースの導入を進めています。オートモーティブシステムの複雑化に伴い、ソフトウェアの役割は重要性を増す一方です。MVC 受賞は、自動車業界がオープンソースのメリットを得られるように取り組んできた、ウインドリバーの努力が高く評価されたということです。ウインドリバーはオープンソースのイノベーションの提供に加えて、実績のある商用テクノロジならではの安心感と、世界水準のグローバルなサポートとサービスをお客様に提供しています」

GENIVI Alliance の会長、フィリッペ・ジケル氏は次のように述べています。「自動車業界がコンシューマエレクトロニクス分野の期待への対応を迫られるなか、自動車メーカーはイノベーションの加速が必要であり、そのためには、エコシステムのエキスパートの支援が不可欠であることを認識しています。当初からウインドリバーは、GENIVI の中心的かつ積極的なメンバーでした。同社の自動車業界の専門性と継続的な協力は、車載インフォテインメント(IVIIn-Vehicle Infotainment)分野の発展に寄与してきました」

MVC 受賞プログラムは、参加の拡大、協力を通したGENIVI 発展の加速、オープンソースコミュニティとのコラボレーションの促進を目的に創設されました。GENIVI エキスパートグループへの参加、オープンソース開発、コード作成、GENIVI のコンプライアンスプログラムやアライアンスプログラムへの取り組みを表彰することで、メンバーによるコードやサービスの提供を奨励します。

GENIVI Alliance は、IVI 用リファレンスプラットフォームの幅広い採用を推進する非営利団体で、有力な自動車OEM メーカーや1 次部品メーカーが加盟しています。設立メンバーであるウインドリバーは、主要な自動車ミドルウェアコンポネントの開発、インテグレーション、提供により、GENIVI Alliance で重要な役割を担っています。ウインドリバーのオートモーティブ向けラインアップには、オープンソース開発基盤Yocto Project をベースにしたIVI プラットフォーム「Wind River Platform for Infotainment」など、GENIVI に準拠したソリューションが用意されています。

GENIVI に加えて、ウインドリバーのオートモーティブ分野での専門性は、AndroidTizen IVI VxWorks®Wind River Diab Compiler などの各種ツール、仮想化やハイパーバイザテクノロジなど、幅広いテクノロジやソリューションをカバーしています。このような多様な専門性により、あらゆるプロジェクトにおいて自動車業界をサポートすることが可能です。

さらに、オープンソース分野での専門性と取り組みとして、Yocto Project を継続的にサポートしています。ウインドリバーはYocto Project の創設メンバーで、諮問委員会のGold メンバーであり、メンテナーとテクニカルリードの主要ポストを占めています。Linux Foundation が主導するYocto Project は、組込Linux ベースのシステム開発を支援する、オープンソースの共同プロジェクトです。Platform for Infotainment と最新版のWind River Linux は、Yocto Project オープンソース開発基盤をベースにしています。

ウインドリバーの自動車業界向けソリューションとテクノロジの詳細については、こちらをご覧ください。
http://www.windriver.com/japan/solutions/automotive/

ウインドリバーについて
ウインドリバーはインテル・コーポレーション(NASDAQINTC)の完全子会社であり、エンベデッドソフトウェアおよびモバイルソフトウェアをワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、1981年からエンベデッドデバイス向けソフトウェアを提供するパイオニアであり、そのテクノロジは10億を超える製品に使用されています。米国カリフォルニア州アラメダに本社を置き、世界20 カ国以上で事業を展開しています。
http://www.windriver.co.jp

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