News Release
ウインドリバー、組込市場の世界リーダーに


ニュースハイライト
・ウインドリバーはOS プラットフォームで市場首位を維持しています。
・従来型RTOS と組込Linux の市場シェアは、2 位企業の2 倍でした。
・包括的なラインアップを提供できることが、組込市場リーダーとしての地位を不動のものにしています。

2012 5 17 日、カリフォルニア州アラメダ発 組込およびモバイルソフトウェアの世界的なリーディングカンパニー、ウインドリバーは本日、VDC Research Group 社の2012 年版「組込/リアルタイムOSEmbedded/Real-Time Operating Systems)」レポートにおいて、リアルタイムOSRTOS)と組込Linux で市場トップであることが引き続き認識されていることを発表しました。このレポートは、組込アプリケーションに使用される、商用のRTOS と非リアルタイムOS および関連バンドル製品/サービスの世界市場を対象にしています。

レポートでは、ウインドリバーは従来型のRTOS 市場で、VxWorks を中心とした製品およびサービスのラインアップにより、首位を堅持するほか、Wind River Linux プラットフォームと関連ソリューションにより、組込Linux 市場においても4 年連続でトップになりました。具体的には、VDC のマーケットリサーチにおいて2011 年に出荷されたRTOS と組込Linux および関連サービスの世界市場で、ウインドリバーは首位を獲得しました。

· 従来型RTOS および関連サービスの世界出荷で、ウインドリバーは市場売上高の4 割近くを占めました。
・ Linux および関連サービスの世界出荷で、ウインドリバーは市場売上高の5 割以上を獲得しました。
・両カテゴリで、市場売上高に占めるウインドリバーの割合は、2 位企業の2 倍に達しました。

VDC Research Group のアナリスト、ジェレド・ワイナー氏は次のように述べています。「当社の調査では、従来型RTOS Linux プラットフォームにより、ウインドリバーがまたも組込業界の市場シェア1 位を獲得したことが明らかになりました。RTOS Linux の両方を提供する数少ないベンダであり、複数の業種やアプリケーションにまたがるデバイス開発の最適化に使用される、豊富な製品やサービスを提供できることも、ウインドリバーが市場をリードすることに寄与しているでしょう」

ウインドリバーはOS でのシェアトップの維持に加えて、VDC 2011 年版「組込ソフトウェアエンジニアリング市場の技術と統計データ(Embedded Software Engineering Market Technologies & Statistics)」レポートシリーズで、マルチコア市場で首位を獲得したほか、複数のOS 1 つのシングルコアまたはマルチコアプロセッサ上で同時に実行できる市販の仮想化テクノロジでも、市場シェア1 位を達成しました。

ウインドリバーの社長、ケン・クラインは次のように述べています。「長年にわたり組込市場リーダーとして認められていることは、お客様が信頼を寄せるウインドリバーの製品やサービスの魅力的な価値を裏付けるともに、30 年を超える技術資産と専門性の反映です。また、ウインドリバーがお客様の成功に真剣に取り組み、製品やサービスを市場の変化と多様な顧客ニーズに対応させるべく、継続的な投資を行ってきた証しでもあります」

ウインドリバーは包括的なソフトウェアラインアップを揃えており、組込業界で独自の優位性を持っています。VxWorksWind River LinuxWind River Android プラットフォームなどのランタイム技術、開発ツール、組込テストソリューション、仮想システム開発、定評のある豊富な業種別ソフトウェアソリューションに加えて、グローバルなプロフェッショナルサービスやサポートを提供しています。

ウインドリバーについて
ウインドリバーはインテル・コーポレーション(NASDAQINTC)の完全子会社であり、エンベデッドソフトウェアおよびモバイルソフトウェアをワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、1981 年からエンベデッドデバイス向けソフトウェアを提供するパイオニアであり、そのテクノロジは10 億を超える製品に使用されています。米国カリフォルニア州アラメダに本社を置き、世界20 カ国以上で事業を展開しています。
http://www.windriver.co.jp

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