米国空軍、 Wind River Studioの評価を完了
~ウインドリバー、米国空軍とのパートナーシップを拡大~

Apr 19, 2022 航空宇宙・防衛

ウインドリバーは、国防総省(DoD)とのパートナーシップを拡大し、米国空軍(USAF)のDevSecOpsリアルタイム/組込みシステムワーキンググループ(通称チーム8)と協力して、Wind River Studioの総合的な評価を完了できたことを嬉しく思います。Wind River Studioは、よりインテリジェントな世界に向けた次世代のミッションクリティカルなシステムの開発、デプロイ、運用を近代化し、変革するためにチームを支援します。

オクラホマシティ、ティンカー空軍基地のソフトウェアエンジニアリングマネージャー兼チーム8リード、フェリックス・コルテス氏は、次のように述べています。「Wind River Studioの評価は我々の期待を上回るものであり、空軍の開発プロセスにもたらす価値をはっきりと認識することができました。Wind River Studioは、DevSecOpsを十分に活用し、米国空軍のミッションを近代化するために、スキャン、構築、シミュレーション環境での機能テストを提供するクラウドネイティブなアプローチとソフトウェアパイプラインを開発プロセスに価値をもたらすことが出来ます。ウインドリバーとの協力関係を継続し、国防総省や米国空軍の他のチームとWind River Studioを使ってコラボレーションできる日を楽しみにしています」

チーム8は、第76ソフトウェア・エンジニアリング・グループ(SWEG)ザナトスギャンビットチーム内の専門知識を活かし、国防総省/米国空軍全体のソフトウェアファクトリーやプログラムに貢献しています。組込みソフトウェアの概念を取り入れ、実用的な実装を行い、既存の防衛システム、新しい防衛システム、将来の防衛システムに役立てることを重点分野の1つにしています。またチーム8は、 Wind River Studioの一部であるフルシステムシミュレータのWind River Simics を使用して、ハードウェアエミュレーションによる組込みシステムの自動テストを取り入れた最初の空軍チームです。


世界がよりインテリジェントな未来に向かって進化している中、チームはクラウドに接続されたインテリジェントシステムの世界に向けたイノベーションを加速させる必要に迫られ続けています。ウインドリバーと国防総省のすべての部門との長年にわたるパートナーシップは、ウインドリバーの重要な市場である航空宇宙・防衛業界での取り組みの基盤となっています。

米空軍からのフィードバックは非常に貴重で、Wind River Studio製品の進化に活かされています。Wind River Studioは、ファーエッジクラウドコンピューティング、データ分析、セキュリティ、5G、AI/MLを含むシームレスな技術統合により、生産性、アジリティ、市場投入までの時間を劇的に改善する、柔軟でコラボレーティブなクラウドネイティブのプラットフォームです。

航空宇宙・防衛業界にとって、完成度の高いインテリジェントシステムを構築することが急務となっています。Forbesの最近の調査によると、航空宇宙・防衛業界のエグゼクティブの86%が、組込み製品/ソリューションの50%以上がファーエッジで使用する設計になるだろうと考えています。クラウドに接続された次世代のインテリジェントシステムは、多数のエッジシステムからのデジタルフィードバックによるマシンデータを安全に取り込みリアルタイムに処理することが必要になります。

Wind River Studioについての詳細は以下をご覧ください。
https://www.windriver.com/japan/studio