News Release
Aptiv、NVIDIAと連携し、長期サポートを備えた 本番環境対応エッジAIを提供


スイス、シャフハウゼン発 ― グローバル産業テクノロジーリーダーであるAptiv PLCNYSE: APTV)は、本番環境対応のエッジAIの採用を加速するため、NVIDIAとの協業拡大を発表しました。両社は、Jetson Thorをはじめとする次世代プラットフォームを含むNVIDIA Jetsonを、商用サポートを備えた本番環境対応のエッジAIプラットフォームへ進化させ、次世代のインテリジェントシステムの実現を加速します。

Aptivのインテリジェントシステムズ、ソフトウェア&サービス担当シニアバイスプレジデント兼プレジデント、ジェイ・ベリッシモは次のように述べています。「AIイノベーションの次の波は、インテリジェントエッジにおける進展によって形作られます。この実現には、高性能なハードウェアだけでなく、長期運用を前提に設計された安定したソフトウェア基盤が不可欠です。当社はNVIDIAと協業し、商用グレードの組込みLinuxと長期サポートを備えた業界をリードするエッジAIコンピューティングを提供します。これにより、開発者はリスクを低減し、統合を簡素化するとともに、性能・信頼性・長期運用が求められる環境においてもエッジAIを安心して拡張できます」

業界全体のエッジAI導入拡大を支える商用サポート

分散環境全体でエッジAIの導入が拡大する中、継続的なCVE監視やセキュリティパッチ適用、サイバーレジリエンス法(CRA)対応プラットフォーム、安定した本番環境対応のLinux環境を含む長期ライフサイクルサポートは、本番環境導入における重要な障壁となっています。

こうしたニーズに対応するため、AptivNVIDIAはエンジニアリングおよびGo-to-MarketGTM)チーム間の連携を強化し、すべてのJetson導入が初期開発にとどまらず、長期的な成功を見据えたものとなるよう取り組んでいます。Aptivのテクノロジーとサービスは、既存の導入基盤からJetson Thorをはじめとする次世代プラットフォームまで、拡大するJetsonエコシステムを幅広くカバーしています。これにより、産業用オートメーション、ロボティクス、航空宇宙・防衛、オートモーティブ、通信などの分野において、NVIDIA Jetsonプラットフォームの導入の加速を後押ししています。

本協業の主な取り組みは以下のとおりです。

  • NVIDIAYocto Projectベースプラットフォーム向け既存meta-tegraボードサポートパッケージ(BSP)への長期サポートの提供(商用グレードのライフサイクル管理、セキュリティアップデート、継続的メンテナンスを重視)
  • CRA対応Yoctoプラットフォームの提供(コンプライアンス対応の簡素化および重大な財務・法的リスクを最小化)
  • メインラインYocto ProjectおよびWind River Linuxとの整合による、断片化の抑制、メンテナンスの簡素化、およびスケーラブルな長期サポートの実現
  • 長期サポートを備えたJetson Thor向け本番対応基盤の提供(セキュアで保守性の高いソフトウェアスタックにより開発から本番環境への円滑な移行を実現)
  • 組込みシステムおよび長期ライフサイクル製品向けに、商用サポート付きJetsonプラットフォーム導入を効率化する市場展開施策の推進

本取り組みは、NVIDIA CUDAYocto Projectベース環境、meta-tegra間の統合を簡素化し、エンジニアリングの複雑性を低減するとともに、開発者による本番展開の加速を実現します。

Aptivについて

Aptiv PLCNYSE: APTV)は、オートモーティブ、商用車、航空宇宙・防衛、通信・データ通信、その他の多様な産業市場において、重要な局面で信頼される高度なソリューションを提供するグローバルな産業テクノロジーリーダーです。Aptivの差別化されたポートフォリオは、デバイスやシステムに「Sense(認識)、Think(推論)、Act(実行)」をもたらし、継続的なパフォーマンス最適化を実現します。長年にわたるイノベーションを基盤に、Aptivはグローバル規模と強固で地域に根ざしたバリューチェーンを通じて、世界中のお客様に価値を提供しています。詳細はAptiv.comをご覧ください。

※本プレスリリースは202661日に発表したプレスリリースの抄訳です。

www.windriver.com/news/press/news-20260601