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IoTを意思決定に活用


投稿者:Victor Abelairas, 2015/2/5

今週ウインドリバーは、サンディエゴで開催中の「DistribuTECH」にインテルと共同で参加しています。昨日はイベントのセッションで、エネルギー分野のお客様がIoTを意思決定に活用している事例について話す機会がありました。セッションでは、お客様が直面した課題、ウインドリバーが実装したソリューション、現在実現しているメリットに焦点を当てました。

このお客様はOEM製品の認定を行う民営化企業として設立されたGroup NIRE(National Institute of Renewable Energy)社です。同社の主なコア・コンピタンスは、オペレーションデータに基づいた認定業務です。同時に、テキサス工科大学や地域のグリッドオペレーターと提携していることで、最新の研究プロジェクトを利用したり、フィールドに設置した自前の設備にとどまらず、配電用変電所といった資産にも特別にアクセスできます。

主要な課題の1つが、電力監視機器、風力タービン、エネルギー貯蔵システム、気象予報モデルから得られる異種データの整合です。人手によるこのプロセスでは、リソースや帯域幅が無駄に消費されていました。別の業務に割り振れば、より有効に生かせるはずです。このような課題は、Group NIRE社に限られたものではありません。高価値のリソースが、データの統合や地理的に広く分散した資産の管理に費やされています。Group NIRE社は、IoTをエネルギーマネジメントの未来であり、こういった障害を乗り越える好機と捉えています。

このソリューションについて話すには、IoTのシステムレベルの課題とビジネスチャンスに対応した、ウインドリバーの包括的なソリューションポートフォリオ「Wind River Helix」に触れることになります。Helixポートフォリオの中からGroup NIRE社が導入したのは、Wind River Intelligent Device Platform XTWind River Helix Device Cloudです。このエンド・ツー・エンドなソリューションは、インテルIoTゲートウェイと組み合わせると、デバイスからクラウドまで、同社のすべてのニーズを満たすことができました。

インテルIoTゲートウェイは、インテルのハードウェアにウインドリバーとIntel Securityのソフトウェアを組み合わせた、事前に検証済みかつインテグレーション済みのソリューションです。Group NIRE社の事例では、これを3つのことに利用しています。多種多様なすべてのエネルギー資産からのデータのアグリゲーション、データのフィルタリング、エッジコンピューティングの3点です。もう一歩進めて、Wind River Intelligent Device Platform XTでは、コネクティビティ、管理性、セキュリティを提供しています。

データの行く先はどこでしょうか。Wind River cvHelix Device Cloudは、クラウドにアクセスできます。クラウドの部分には、2つのコンポネントがあります。データプレーンと管理プレーンです。データプレーンは、エッジからのデータの収集を扱います。風力タービンから収集するテレメトリデータや気象データです。管理プレーンの対象は、デバイスのプロビジョニング、オンボーディング、ライフサイクル管理といった機能です。また、不具合の発生時に、技術者がデバイスにリモートでアクセスして、リセットできるようにします。このようなデバイス管理に関するコンポネントが、ウインドリバーのソリューションを既存の市販ITプラットフォームと一線を画す所以です。

このお客様の採用事例をもっと詳しく知りたい方は、Group NIRE社に関するビデオホワイトペーパーをご覧ください。