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1YearOnMars (火星での1年)


投稿者:Mike Deliman 2013/08/06

本日、NASAが火星探査車キュリオシティの火星滞在1周年を記念して制作した番組が放送されています。私は今まさに、その番組「One Year On Mars」(火星での1年)を見ています。

1年前、私たちは1つの偉業を成し遂げました。重量1メートルトンもの「怪物」を地球外の惑星に着陸させたのです。私たちは再び火星に探査車を送りました。今回の探査車は、地球外に送り出した探査車の中で最も複雑なものです。ただただ素晴らしい。歴史的快挙です。本当に信じられません。夢のようです。着陸の瞬間を見守っていたことは、私の人生の中で忘れられない瞬間の1つです。

探査機は、着陸地点の砂塵をエンジンできれいに吹き飛ばしながら、そのスポットに着陸しました。後に明らかになったことですが、探査車が調査した礫岩(れきがん)は、小石や砂が長い時間のうちに圧縮されてできたものでした。この礫岩は、私たちの調査目的の1つであった、「火星はかつて地球と同じような様相だったのか?」という疑問への答えを示していました。またこの着陸のとき、礫岩以外にもわかったことがあります。目指していた調査地点は、想定していた方向とは逆の方向にありました。議論を繰り返して、ある結論に達し、目指していた調査地点にたどりつくことができました。こうして、調査から非常に貴重な発見が得られました。礫岩は、火星の地表にかつて地球の川の流れと同じような水の流れがあったことを示していました。

レーザー分光装置は、マーズ・サイエンス・ラボラトリー(MSL)に設置されている、最先端の技術を集めた装置の1つです。この装置はサンプル、例えば空気にレーザーを照射すると、サンプルがどのような物質で構成されているかが分析できるものです。大気の場合なら、装置ではどんな物質が含まれているかがわかるだけでなく、どのような変化を経て現状に至ったかも分析できます。

キュリオシティが火星で探査を行って数々の発見が得られたことで、NASAがこんなに素晴らしいミッションを実行した目的は果たされました。火星はかつて生物の存続が可能だったどころか、生命の存続に好都合な条件がそろった惑星でした。しかし何かとても大きな変化が起こり、火星は磁場を失いました。加えて太陽風の影響を受けて、大気の中で軽い成分が徐々に失われていき、現在のような状態になりました。火星の様子は、ある時期には地球ととてもよく似ていたのです。

キュリオシティが伝えている物語は、火星での過去の調査結果の積み重ねから得た証拠と合わせることによって導き出されました。火星の進化の様子、かつて地球に似た環境だったにもかかわらず現在は低温で生物の生存に適さなくなってしまったという、驚くべき物語です。また、ゲール・クレーターは、将来人間が火星で直接調査活動をするのも可能な状態にあるということもわかりました。

かれこれ20年近く前、上司が私をこのプロジェクトに推薦してくれたときのことを覚えています。これは大仕事だし、全力で取り組まなければならないと思いました。NASAのジェット推進研究所(JPL)のプロジェクトで、マーズ・パスファインダー計画と呼ばれていました。私の担当は、当社のプロジェクトメンバー、そしてJPLとローラルという町にいるメンバーの活動をサポートすることでした。現在実現しているとおりの、火星に着陸して火星の地面の様子を地球に送信する「モノ」を作り出す、NASAの任務を支えることが私たちの目標でした。

今日の午後、私はNASAが公開している動画で、キュリオシティの火星着陸1周年を祝うイベントの様子を見ました。インタビュー、着陸の瞬間の映像、チームメンバーの話す様子などを見るうちに、初めてのミッションにわくわくしたことを思い出しました。当社のVxWorksソフトウェアが期待どおりの動作をするように何日も何週間も何か月も打ち込んだ、あのハードワークの日々がよみがえってきました。また、チームの中で若手だったこと、指導役の先輩たちから多くを学んだこと、夢のような計画に貢献していると気負っていたこともよみがえってきました。パスファインダーが火星に着陸して火星の画像を初めて送信してきたとき、自分がJPLに参加していることに興奮したのを思い出しました。追跡調査のミッションやそれ以外のミッションでも、当社のソフトウェアが活用されてすばらしい活動に役立っていることも思い出されます。

ボバック・ファードーシ氏はインターネットで一躍有名人になりました。その理由は、若さあふれる彼の髪型もありますが、ED&L(突入・降下・着陸)チームの一員として彼が献身的に働いたことによるものです。「“インターネット空間の有名人”になっているなんて、忙しすぎて気づくひまもなかった」そんな彼が、着陸時に送られてきた最初の画像をとても気に入っていると聞いて、私は勇気づけられました。「だって、パスファインダーから送られた最初の画像は、自分にとって仕事を続ける励みになったから」こんな言葉を聞くのが、NASAのJPLにエンジニアとして参加することの醍醐味です。ボバック、こんなふうに話してくれてありがとう。また彼は、学校に通っていた子どもたちがやがて成長して、キュリオシティのチームメンバーや科学者や教育者になるのを見守るのが何よりもうれしいとも話していました。

ボバック、これも私たちの仕事のいいところの1つだね。プロジェクトを立ち上げて、そして大きくしてすばらしい業績を残すというのは。私たちの想像力と熟練の技術を集めて築いた成功の実績を自信にして、不可能に思える目標に挑んで達成してきました。このような誇らしいプロジェクトに携わる一方で、家族や友人など、特に同業者ではない人たちに自分の仕事を説明したときに、(思いがうまく伝わらなくて)寂しいと感じることもあります。違う立場の人たちに自分の仕事を伝えるということでは、プロジェクトが多くの人から注目されていることは知っています。科学者、教育者、農業従事者、政治家、そして何より大事なのは子どもたちです。いつか成長して次世代の科学者、政治家、宇宙船のパイロットなどになっていく子どもたちに伝えなければなりません。

ところで午後の番組では、アダム・サヴェッジ氏もインタビューを受けていました。よくしゃべるおじさんで、目の前で起こっていることとその理由を解説してくれて、最後にスポットライトの中から家族が待っている方へ去っていく人、と覚えている人もいるかもしれません。アダムは、キュリオシティによって私たちが得た発見と、私たちがこのプロジェクトに没頭してきた理由を少し説明してくれました。キュリオシティの成功について、アダムは「この成功によって、私たちは夢が前よりもふくらんだし、視野が広がったし、少し進化したような気持ちになれた」と言ってくれました。アダム、これだけは言わせてくれ。「#ThankYouForTheTerror(恐怖を乗り越えてくれてありがとう)」

ボバックとアダムに対しては、成功と業績という遺産を築いてくれたこと、そしてそれを多くの人に伝えてくれたことに、お礼を言いたいと思います。

私は1991年の入社以来、ウインドリバーのさまざまなチームで仕事をするというたいへんな幸運に恵まれてきました。私たちは、性能のより優れた装置を作り、ネットワークの速度を向上させ、コンピューター制御で装置やツールの信頼性を高めることで、技術の進歩、世界の進化を実現する世界中の科学者やエンジニアを支援してきました。当社は、お客様がすばらしい目標を実現させるお手伝いをしてきたのです。例えば深海の探検や、太陽の内部の調査、そしてついに地球外の世界の探検にも関わることができました。当社のリアルタイムオペレーティングシステム、VxWorksは、火山の内部まで移動して作業するロボットの制御、海の向こうにいる患者に対する外科医の遠隔手術、有毒廃棄物の処理、宇宙探査、さらには地球と国際宇宙ステーション(ISS)間の遠隔操作まで、さまざまな偉業を達成するお手伝いをしてきました。これからの数十年にまた新たな目標を実現することを楽しみにしています。現在、ウインドリバーは豊富なテクノロジの業績と、オペレーティングシステム、市場で他社の追随を許さないソフトウェアと開発ツール、またパートナーとの共同作業で生まれた製品などのポートフォリオを築いた結果、無数のプラットフォーム上で当社製品が動作しているという実績を誇っています。さらに、モノのインターネットなど、新しい風潮を作り出すことにも一役買っています。

原文はこちら:http://blogs.windriver.com/vxworks/2013/08/-1yearonmars.html
本社ブログサイト:http://blogs.windriver.com/

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