
OpenSAFを使ってみよう
投稿者:Glenn Seiler, 2011/05/10
OpenSAFの使用が爆発的に伸びています。OpenSAFの採用を評価または検討している企業の数は毎月増加しています。共通する傾向として、R&D関係者や試作品作成の責任者が、OpenSAFをopensaf.orgからダウンロードして使い始め、広めるというパターンが目立ちます。たとえばWind River Linuxのユーザなら、ウインドリバーのLinux Distribution Assembly Tool(LDAT)でのビルド用に事前に検証済みでパッケージ済みのプリスティーンバージョンのOpenSAFを、Wind River Developers Networkから直接ダウンロードできます。Wind River Developer NetworkからダウンロードできるOpenSAFは、ウインドリバーのビルド環境で認識、使用される「レイヤ」になっている点を除き、devel.opensaf.orgにある最新バージョンのOpenSAFとまったく同じです。そのため、OpenSAFの分析やビルドを迅速に実行したい企業は、時間と手間を大幅に省くことができます。
OpenSAFプロジェクトのサポートやヘルプを得るのに、最も一般的な方法は「コミュニティサポート」の活用です。Wind River Developer Networkは答えを探したり、質問を投稿するのに最適な場所です。ここでは、ウインドリバーのOpenSAFやLinuxのエンジニアリングコミュニティのメンバーがサポートを提供できます。このほか、OpenSAFプロジェクトにも役立つドキュメントやメーリングリストが多数用意されています。登録をおすすめしたいメーリングリストはたくさんあります。たとえば、ある開発者メーリングリストには、OpenSAFプロジェクトにコードを提供している開発者本人が大勢参加しています。
コミュニティサポートではニーズを満たせない場合は、他にもいくつか選択肢があります。たとえば、Wind River OpenSAF Quickstartサービスなら、ウインドリバーがLinux製品で提供するサポートと同等の1年間正規テクニカルサポートが提供されます。これには、正規のテクニカルサポート要求(TSR)、不具合の解決、サポートコールなどが含まれています。さらにWind River OpenSAF Quickstartでは、3日間のオンサイトコンサルティングにより、プロジェクトを立ち上げることができます。ウインドリバーには深い技術的ノウハウがあり、OpenSAFプロジェクトメンテナの一員がプロジェクトの立ち上げを支援したり、社内製ツールでノードの初期クラスタを稼働させることが可能です。Wind River OpenSAF Quickstartは、OpenSAFプロジェクトのインストール、コンフィギュレーション、計画を行う際に、大いに役立つはずです。
プロジェクトを立ち上げるためのもう1つの選択肢は、フル機能版のOpenSAF製品を商用ベンダからライセンスすることです。通常このようなベンダは独自のOpenSAFディストリビューションを提供しており、機能の追加/強化が加えられている場合とそうでない場合があります。また、商用OpenSAFベンダは多くの場合、新しいリリースやアップデートについて独自のロードマップがあり、独自のツールセットでOpenSAFプロジェクトのコンフィギュレーションやビルドを支援します。筆者の知る範囲では、独自のOpenSAFディストリビューションを持つ商用ベンダはGoAhead Software社だけです。GoAheadは商用OpenSAF製品(製品名「OpenSAFire」)とWind River Linuxとの検証を済ませており、ユーザはWind River LinuxとOpenSAFをシームレスに使用できます。ウインドリバーとGoAheadが連携して、レガシーアプリケーションの移植、他の機能によるOpenSAFの機能拡張、カスタムハードウェアサポートの開発など、必要とされるプロフェッショナルサービスを提供することが可能です。
自分でOpenSAFを構築するか、商用ソリューションを利用するかに関わらず、ウインドリバーなら、OpenSAFの利用を成功させるのに必要なノウハウ、サポート、プロフェッショナルサービスを提供できます。
原文はこちら:http://blogs.windriver.com/wind_river_blog/2011/05/getting-started-with-opensaf.html


