参加大学/研究機関紹介

総合研究大学院大学(高エネルギー加速器研究機構)

高エネルギー加速器科学研究科・加速器科学専攻

研究テーマ:

SuperKEKB 用粒子加速器用制御システムの研究

 

研究概要:

粒子加速器を用いた自然科学の探究は近年急速に発展し、物質の究極の姿を解き明かすと共に、宇宙の成り立ちの謎にせまる貢献をしており、関連した自然科学のノーベル賞も多い。また、特にがんの治療目的などの産業応用の加速器にも期待が寄せられている。しかし、粒子加速器が大型化・精密化するに従い、その信頼性の高い制御システムの研究も必要となっている。本研究では、数十万に及ぶ制御点を持つ粒子加速器に対し、統一されたソフトウェア環境で管理を行うために、国際協力によって開発されているソフトウェアと実時間処理オペレーティングシステムを組み合わせて解決を試みる。自然科学の研究のために用いられる粒子加速器においては、堅牢性と共に、その性能向上のための柔軟性を併せ持つことが求められるが、その際に、オペレーティングシステムの信頼性は大変重要なポイントとなる。VxWorks をオペレーティングシステムとして採用することにより KEKB 加速器が成功したが、さらに現在アップグレードが進められているSuperKEKB へも VxWorks を採用し、さらに新しい装置には Wind River Linux も応用することによって、解決が期待される。SuperKEKBは2015年にPhase 1の運転開始を目指しており、制御ソフトウェアの開発研究を精力的に進めている。

採用理由:

CPUや豊富なミドルウェアもサポートする、組込み産業界で新標準とされるVxWorks や Wind River Linux を採用することにより、研究課題を敏速に推進することができるため。

研究詳細URL:

http://www-linac.kek.jp/

開発環境:

ターゲットアーキテクチャ: PowerPC, VirtexFPGA

採用Wind River製品:

VxWorks 6.7
Wind River Linux 2.0

コンタクト情報:

電話: 029-864-5308
E-mail: tatsuro.nakamura@kek.jp
URL: http://www-linac.kek.jp/
担当: 中村 達郎


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