コントロール・プロセスオートメーション向けソリューション
景気低迷によって生じたコスト削減のプレッシャーは、制御・プロセスオートメーションシステムの開発者にとって、チャレンジであると同時にチャンスでもあります。プロセスオートメーションや産業用ロボットの分野では、競争力のあるデバイスが1つあれば十分という時代は終わり、プラント全体をいかに管理するかに焦点が移りつつあります。その結果、製品のライフサイクル管理やサービスにおける新たなニーズや、オンデマンド機能提供、ペイ・パー・ユース(使用した分だけ課金する)といった新たなビジネスモデルが生まれています。
プログラマブルロジックコントローラ(PLC)やSCADAシステムが標準化され、インバータやサーボドライブの市場が成熟するなか、コストプレッシャーによるデバイスの統合と集約が促進されてきています。さらにはIEC 61508とその派生規格に基づいた機能安全に対するプレッシャーも雪だるま式に増大する傾向にあります。いまや製品の差別化を図れるか否かはこういったすべての機能と規制要件を、品質や保守性を保ちながら、最も低消費でコスト効果の高いフォームファクタにまとめることができるかどうかにかかっています。
ウインドリバーは、その業界一の豊富な経験と最先端の製品と共に、お客様が新たなチャンスをフルに生かすためのご支援をお約束します。できるウインドリバーはコントロール・プロセスオートメーション市場の信頼されるサプライヤとして30年近い実績と、そこで培ったノウハウを元にお客様の技術面、コスト面での目標達成、さらにはすべての機能安全・セキュリティ要件への対応において、将来を見据えた一貫性のあるサポートをご提供いたします。インダストリアル分野特有のコネクティビティ機能を提供する大手パートナ様との連携により、市場投入までの時間を短縮と厳格な品質要求に対するユニークなソリューションを提供します。
ウインドリバーのソリューション
以下をまとめて提供できるのは、ウインドリバーソリューションだけです。
- 実績のあるリアルタイム技術: 日々要件が増すコントロール・プロセスオートメーションシステムに対するパフォーマンスと信頼性の向上を実現するためには、実績のあるディターミニスティックなプラットフォームソリューションをベースにシステムを構築することが必要不可欠です。Wind River VxWorks、VxWorks Certプラットフォームは、グラフィックス機能や豊富な通信用スタックとシステムのディターミニズムの両立といった充実した機能面でのサポートと、グローバルなテクニカルサポート体制によるサービス面でのサポートにより、従来の投資を無駄にすることなく、市場投入のスピード面で大きな優位性を得られるソリューションを提供します。
- マルチコア技術: マルチコアは、新しい安全規格への適合、短期間での新機能の追加、コストとスペース節約のためのシステム統合を実現するキーテクノロジ鍵として浮上してきました。組込みマルチコア技術をリードするウインドリバーは業界初となる便利でメンテナンス性の高いマルチコア技術を提供し、SCADAの要件の一つである機能の統合と集約を実現します。これまで複数の機器上で動いていた、インダストリアル分野に特化したリアルタイムコネクティビティ機能や安全・セキュリティ要件を満たす認証取得済みの機能などを、1つのデバイスに統合することが可能となり、他の追随を許さないスピーディーな市場投入、売上原価の削減を実現します。ウインドリバーのマルチコアソリューションの採用により、より多くのことを、より少ないハードウェアを使用して、より短期間に実現できます。そのため、品質に妥協することなく、コスト削減や規格との適合を図ることができます。
- 機能安全への対応: ウインドリバーは、機能安全規格における長年の経験と十分なノウハウによってお客様をサポートします。DO-178Bなどの厳格な航空宇宙・防衛向け規格の分野で長年に渡り実績を重ねてきたウインドリバーは、IEC 61508とその派生規格において、さらなる洗練されたテクノロジと強力なパートナーソリューションを提供し、リスクとコストを最小に抑え、市場で最も規制の厳しいプロジェクトの要件を満たすEnd-to-Endなソリューションを提供できる完璧なパートナーとしてお客様をご支援します。
- 仮想化技術: Wind River Hypervisorでは、1つのデバイス内で複数のOSを動作させることができるため、開発者や生産者は以下のような利点を得ることができます。デバイスの機能拡張強化、複数のシステムを1つのハードウェア集約することによるハードウエアコストの削減、信頼性の向上とリスクの軽減によるマルチコアプロセッサの採用が促進などです。さらに、次世代のコントロール・プロセスオートメーションシステムに新たなソフトウェアが必要となった場合に、それを柔軟に導入するための土台を提供します。高度なリアルタイム性が求められるモーションコントロール、PLC、セーフティクリティカル機能、表示系、SCADAベースシステムなど、複数の機器を一つのデバイスに集約するためには、デバイスのCPU時間とメモリ空間の分離が不可欠であり、さらに最も重要なファクターとして、かつコントロール・プロセスオートメーションの分野では機器の厳密な安全要求を満たす必要があるため、ウインドリバーは従来のHypervisorをカスタマイズし、厳格な仕様要求に耐え得る仮想化技術として提供します。



