コンシューマ 受託開発
コンシューマ・エレクトロニクス業界では、Time-to-Market(市場投入までの時間)が企業のフットワークの軽さを計る典型的な指標とされています。Time-to-Revenue(収益を上げるまでの時間)は、企業生命の決定要因となります。製品のライフサイクルが短いと、製品の開発サイクルを更に短縮しなくてはならないため、コンシューマ・エレクトロニクス・メーカーは、開発サイクルの各段階で製品の価値を最大限に高めることに力を注ぐ必要があります。このように緊急度が高く差し迫ったタイムスパンの中で、最適のベンダ選びは企業にとって最重要課題です。
ウインドリバーのトータル・コンシューマ・ソリューションの一環である「ウインドリバー コンシューマ サービス」は、業界での経験が豊富なエンジニア・チームが、コンシューマ・デバイス・メーカーのニーズに合わせて設計、インテグレーション(統合)、最適化の各サービスを提供します。コンシューマ サービスは、ウインドリバーの教育サービスやサポートネットワークと組み合わせ、高い信頼性と高品質なソリューションを迅速かつコスト効率よく提供し、お客様のTime-to-Revenue を向上させます。
利点:
- 高品質のサービスを、迅速に予算内で
弊社のサービスチームは、コンシューマ業界向けのデバイスソフトウェア・プロジェクト達成において卓越した経験を有しています。開発、インテグレーション業務であってもプロフェッショナルならではの方法で管理を行い、クオリティの高いサービスをタイムリーに提供します。 - 付加価値に注力
ウインドリバー コンシューマ サービスを共同開発パートナーとしてインテグレーション、開発業務をお任せいただくことで、お客様はプロジェクトに全力を傾けることが可能になり、お客様にとって、高付加価値と継続的な競争力の優位性がもたらされます。 - インサイダー・エコシステムに関する知識
ウインドリバーのコンサルタントは、弊社のデジタルコンシューマ機器開発プラットフォームがパートナーのハードウェアやソフトウェアと最適に機能するようにコンフィギュレーションする高度な技術を有しています。このような豊富な知識をフルに活用し、お客様の事業にもっとも適切なソリューションを提供することで、開発コストの削減とTime-to-Revenueのスピードアップを実現します。
なぜウインドリバーなのか
専門性
ウインドリバーのグローバルチームには、140名以上のデバイスエンジニアが所属しており、コンシューマ・デバイス・メーカーが達成しなければならないネットワーキングやインテグレーションのニーズをよく理解しています。また、弊社のプラットフォームは、そうしたニーズに対応できるよう構築されています。さらに、ウインドリバーは、特殊なニーズを持つお客様やその顧客向けに、カスタマイズしたソリューションを開発することもできます。弊社の産業経験は多岐にわたり、パワーマネジメントやメディアマネジメントは勿論、お客様の開発プロジェクトを順調に進められるよう設計されたマーケットに特化したサービスなどがあります。
知的財産のポートフォリオ
ウインドリバーでは、業界のエキスパートを目指す一方で、弊社サービスの実現を支える知的財産ポートフォリオの構築に取り組んできました。カスタマイゼーション、アクセラレータ、拡張に関するポートフォリオを活用し、結果としてお客様のソリューションのコストを削減し、プロジェクト完了までの時間を短縮することが可能となります。ウインドリバープロフェッショナルサービスは、弊社の知的財産をお客様のソリューションにシームレスに統合し、お客様のニーズに沿ったサービスを提供します。
手法
ウインドリバーは、綿密に構成された手法に従って業務を行い、お客様のプロジェクトを予定期間内に、予算と同等、またはそれ以下のコストで、期待にたがわずトップクラスのクオリティで完了させることができます。プロジェクトの実行には、プロジェクトマネジメント協会の『Guide to Project Management Body of Knowledge(PMBOK)』に記された業界標準のマネジメントおよび開発プロセスを遵守しています。PMBOKは、数々の市場や分野におけるプロジェクトマネージャのベストプラクティスを基に編集されたもので、ウインドリバーでは業界をリードする弊社のプロジェクトマネジメントアプローチにこれらのベストプラクティスを採用しています。
コンシューマ サービス
長年にわたり数々のプロジェクトを成功に導いてきた経験を通し、精度を増した弊社のプロフェッショナルサービスは、お客様に価値、品質、結果を提供します。ウインドリバー コンシューマ サービスでは、コンシューマ・デバイス・デベロッパのニーズに細かく対応した下記のサービスを提供しています。
必要事項の発見と定義
必須機能は何か? 最も適切なハードウェアのプラットフォームはどれか? 最適な組み合わせのソフトウェアテクノロジは存在するか? ウインドリバーは、問題点を追求し、選択肢を見極め、開発、インテグレーションのスケジュールを設定し、テストや合格基準の決定を行います。デバイスの設計
専門コンサルタントが、システム要件の開発、高度なハードウェア/ソフトウェア・アーキテクチャの設計、お客様の既存技術の査定をお手伝いします。また、お客様のシステム設計を部分的または全体的にパートナーとして共同開発し、プロジェクト成功の一助とすることも可能です。システムの設計
ウインドリバーは、要件の発見や定義に関する基本的な決定事項を基に、細部に至るまで徹底したハードウェア/ソフトウェアの詳細なインプリメンテーションを実現します。すべての課題が重大な問題になる前に解決されていることを確認するため、再確認のプロセスを採用しています。このプロセスには、システム要件の開発、高度なハードウェア/ソフトウェア・アーキテクチャの設計、テクノロジ評価、プロジェクトのリスク分析などが含まれます。ハードウェアの設計およびプロトタイピング
初期の認証・製造要件に合わせてハードウェアおよびFPGAの設計を行い、プリント基板(PCB)をレイアウトしています。トータル・エコシステムを有するシリコン・ベンダー・パートナーと協力しながら、ICチップのパフォーマンスを最適化します。また、コストとスケジュールを調整しながら、ハードウェアとソフトウェアを統合して、貴社製品のプロトタイプを完全に機能する形で作成します。カスタマイズ可能のボード・サポート・パッケージ(BSP)
経験豊かなエンジニアリング・コンサルタントが、ハードウェアを分析し、BSP対応の統合的なウインドリバーの開発を行います。ウインドリバーのBSP専門家は、リソースやデバイスドライバ、およびコンサルティングやエンジニアリングの専門家と連携できる体制を整えています。BSP とドライバの最適化
BSPとドライバの専門家がお客様のコンシューマ・デバイス・ハードウェアを分析し、開発プロセスとデバイス挙動の両方を最適化するのに必要となるソフトウェア・パッケージを作成します。ハードウェアの抽象化
既存のアプリケーションを複数のCPU間でより容易に移植できるようにするとともに、既存アプリケーションのコード、言語、構成要素を評価して、適切なアーキテクチャ・ポートを決定します。また、ハードウェアの依存性、ドライバ、コミュニケーション・スタックの評価も行います。実際の開発業務は、アプリケーションの複雑さ、認証要件、ハードウェアの選択により、大きく異なります。メディアマネジメント
ストレージからの膨大なコンテンツを蓄積・整理し、検索する能力は、コンシューマ・エレクトロニクス・デバイス ― 特にデジタルビデオレコーダ(DVR/PVR) ― にとって重要です。ウインドリバーはお客様と協力して、使用シナリオ、エラーシナリオ、セキュリティシナリオを決定します。その結果を基に、適切なサードパーティ・ソリューションまたはカスタム・ソリューションを実施し、コンテンツマネジメントが確実に実行されるようにします。パワーマネジメント
コンシューマ・デバイスの多くはバッテリを使用しており、低消費エネルギー要件を満たす必要や電源障害からのシームレスなリカバリの必要があるなど、電源の効果的な管理は重要な問題です。ウインドリバーは、機能やコンポーネントの重要性を分析・決定し、必要事項を満たす手法を採用して、ユーザに実用的な使用環境を提供します。パフォーマンスとサイズの最適化
ユーザの操作へのレスポンスの速さは、利用者の快適性に影響を与え、コードサイズは部品(BOM)コストを左右します。ウインドリバーは、これらの分野において、低レベルコード、ハードウェアとの相互作用をサポートします。そして将来的にはアプリケーションコードを評価して、パフォーマンスとコードサイズの要件を合致させられるよう、機能の簡素化や削減余地の発見をサポートします。ソフトウェア・システムとミドルウェアの統合
コンシューマ・デバイス・ソフトウェアに関する弊社のベストプラクティスを活用し、デジタルコンシューマ機器開発プラットフォームを拡張して、カスタマイズされた機能やツール、サードパーティ・ミドルウェア・テクノロジを組み込むことができます。レガシー・アプリケーションとインフラストラクチャのマイグレーション(移行)既存のアプリケーションを快適に稼動させるために、新規に導入したウインドリバーのプラットフォームへの移行とレガシー・ソフトウェア・システムの妥当性確認をサポートします。
Linux開発ファウンデーション
お客様と連携して、統合テストカーネル、ファイルシステム、Linux BSP、開発環境などを含めたLinux戦略を立案します。ウェブ・サービスによるデバイス・マネジメントの実装
ネットワーク・トポロジ、コントロール・メカニズム、アップグレード・シナリオとプランニング、データマネジメント、収集データのルールベースによるルーティングと処理などを行います。GUI実装
マーケティング/ブランド・チームと連携したグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)の仕様の決定・開発、ツール・プリファレンスに基づいた設計の最適化、アプリケーションや低レベル機能へのGUIの統合など、デバイス・メニュー構造およびGUIの設計・実装をサポートします。ワイヤレス・ネットワーキング・サポートの統合
データの流れ、データの完全性、プロジェクトやアプリケーションの要件を満たす各テクノロジの機能に影響を与える環境要因を特定します。これには、 802.11(a, b, g)Wi-Fi、ウルトラ・ワイドバンド(UWB:超高速無線通信)、802.16 (WiMAX)、ブルートゥースやその他のスタックが含まれます。既存のターゲット・アーキテクチャ、必要なプロトコル・サポート、ドライバの複雑さに応じたワイヤレス・シリコン・ソリューションの評価をサポートします。ネットワーク・セキュリティ
デバイス同士の接続がますます進み、有線・無線を問わずネットワーク・セキュリティの重要性も増大しています。ウインドリバーでは、802.1x, IPsecおよびEAPに対応した製品を提供しています。弊社のデジタルコンシューマ機器開発プラットフォームでカバーしていないネットワーク・セキュリティ要件に対しても、ウインドリバー コンシューマ サービスなら、お客様のクライアントのニーズに応じた弊社製品のインテグレーション、拡張・最適化が可能です。製造承認
さらなるサービスの一環として、お客様と協力してメーカーの評価・承認を行い、メーカーとの連携を図りながら、プロトタイプを完全に最適化した設計へと昇華させ、大量生産に向けた準備を整えます。また、このプロセスを通じて、ユーザ・テストと評価のサポート、EMIや安全性に関する評価機関の認証を含めた正式な承認テストを行います。リアルタイムのベストプラクティス
経験豊富なウインドリバーのコンサルタントは、お客様のエンジニアリング・チームのキャパシティを拡張するためにコンシューマ・デバイスの専門知識を活かし、1つのプロジェクトにとどまらない継続的な協業パートナーとして活動いたします。また、お客様のチームが最高の価値を付加するアプリケーション・ソフトウェアに神経を集中できるよう、ウインドリバーのサービス・スタッフが下位層のシステム・ソフトウェア・レイヤの開発・維持を一手に引き受けることも可能です。
お問い合わせ
ウインドリバーの製品とソリューションを最大限に活用できる、ウインドリバー プロフェッショナルサービス。それが、多くのお客様が、開発サイクル全体を通じて弊社との連携を選択する理由です。ウインドリバー コンシューマ サービスは、世界トップクラスのスタッフ、プロセス、テクノロジを採用して、お客様に優れた価値、品質、成果を提供しています。


