VxWorks 6.6 SMP
Wind River VxWorksプラットフォームは、OS、ネットワークスタック、開発ツールに新しいマルチコアサポート機能を追加することにより強化されました。これによりデバイスソフトウェア開発者はきわめて容易にマルチコアテクノロジの利点を利用することが可能となりました。VxWorksプラットフォームのマルチコア機能は、ウインドリバーのサービスやサポート能力によってさらに強化されます。VxWorks 6.6 SMPは、市場をリードする最新のマルチコアシリコンをサポートし、すべてのVxWorks 6.6ベースのプラットフォームを対象にオプション・コンポネントとして提供されます。さらに、VxWorks SMPが実装されたプラットフォームにより、お客様は以下のことを実現できます。
- マルチコア搭載の製品におけるリスクおよび開発投資の低減とパフォーマンス向上
- 市場で販売、サポートされるランタイム・プラットフォームとマルチプロセッシングに対するサポートを備えたデベロッパツールの活用による市場までの投入時間の迅速化
- 既存の開発ツールに追加したSMPを活用し、ユニプロセッサ開発と同様の開発プロセスおよび開発環境を用いることによる生産性向上
- マルチプロセッシングに関するウインドリバーの専門性と広範なテクノロジサポートを用いた柔軟な設計アプローチ
利点
統合されたランタイムテクノロジ
VxWorksプラットフォームには、事前に統合され、十分にテスト、評価された、包括的なネットワーキングおよびランタイムテクノロジを採用しています。こうした標準テクノロジの活用により、開発期間が短縮、開発者はデバイスの価値の付加や機能の差別化に専念することができます。
最適化された開発環境
VxWorksプラットフォームには、業界をリードするWind River Workbench開発環境とWind River Workbench オンチップ・デバッギング版があります。この環境は、ハードウェアやボードの初期化からアプリケーション開発に至るまで、単一の統合環境で、開発プロセス全般にわたって、デバッグ、コード分析、テストのための強力なツール群と充実した機能を提供します。Workbench オンチップ・デバッギングソリューションを背景とするマルチコアプロセッサのデバッグにおいて、お客様は、特許出願中のマルチコアデバッギングテクノロジを活用してハードウェアとソフトウェア間の問題を迅速に突き止めることができます。WorkbenchはEclipseフレームワークに基づいており、社内やサードパーティー、オープンソース、商用プラグ・インを通じて拡張することができます。
グローバルサービスとサポート
VxWorksプラットフォームのユーザは、世界中で週7日24時間にわたって、複数のチャンネルを通じた製品サポートを利用できます。当社は業界に特化したサービスを提供しており、当社のチームは、デバイスソフトウェア開発のニーズに応じ、経験に裏打ちされた広範な設計、統合、最適化サービスを提供します。
実績が証明する信頼できるパートナー
適切なテクノロジ・パートナーは、競争の激しい市場においてお客様が成功する可能性を大いに高めます。DSOにおける業界リーダーとして、ウインドリバーは、25年にわたりお客様や市場の要求と期待に応えてきました。4,000社を超える企業が当社のスキル、経験、専門知識を活用し、3億5,000万以上のデバイスに導入されています。
広範なパートナーエコシステム
ウインドリバーのパートナーエコシステムは、数多くのシリコン企業やソフトウェア企業の能力や専門知識をお客様のエンジニアリング・チームにもたらします。当社のパートナーは、先進のファイルシステム、レベル2およびレベル3のネットワーク・プロトコル、先進のグラフィックス、リファレンス・デザイン、BSP等のテクノロジを提供します。VxWorksプラットフォームはOSやミドルウェアに関する業務からお客様を解放し、ベンダの選択や管理の問題も簡素化します。
柔軟なビジネスモデル
ウインドリバーは、実績あるビジネスモデルの選択によりVxWorksプラットフォームのテクニカル効果を補完します。当社のEnterprise License Modelに基づき、VxWorksプラットフォームは開発者単位の年間契約として提供されます。その契約にはウインドリバーのサポートおよびすべての製品アップデートが含まれます。プロジェクトベースのライセンスをご希望の企業様にはPerpetual License Modelにより柔軟に対応できます。
VxWorksプラットフォーム コンポネント
開発:Wind River Workbench 3.0
- Eclipse
- Eclipseプラットフォーム
- C/C++開発ツール
- ターゲットマネジメント/リモートシステムエクスプローラ
- デバイス・デバッギング
- プロジェクトシステムと構築システム
- エディタおよびソースコードアナライザ
- 索引ベースのグローバルテキスト検索&置換機能
- Wind River CompilerとWind River GNU Compiler
- デバッガとターゲットデバッグエージェント
- VxWorks シミュレータ
- ホストシェルとカーネルシェル
- VxWorks Kernel Configurator
- ランタイム分析ツール
- System Viewer
- Performance Profiler (旧 ProfileScope)
- Memory Analyzer (旧 MemScope)
- Data Monitor (旧 StethoScope)
- Code Coverage Analyzer (旧 CoverageScope)
- Function Tracer (旧 TraceScope)
実行:Wind River VxWorks 6.6
すべてのVxWorksプラットフォームに採用の機能:
- VxWorks 5.5およびVxWorks 6.xのすべての旧バージョンとの互換性
- メモリ保護
- 共有ライブラリおよび共有メモリ、分散型共有メモリ
- メッセージチャネルおよびTIPC
- エラー管理およびパワーマネジメントフレームワーク
- Processor Abstraction Layer(プロセッサ抽象レイヤ)
- オペレーティングシステムのスケーラビリティ
- 認証POSIX 1003.13-2003 PSE52適合、PSE 53/PSE 54/1003.1規格準拠の強化
- ネットワーキング:TCP、UDP、IPv4/IPv6、PPP、802.11ドライバ
- ルーティング:ポリシーベースのルーティング、ECMP
- ファイルシステム:dosFs、TrueFFS、Highly Reliable File System(HRFS)
- VxMP
- TIPC
VxWorks業界特化プラットフォームに採用(各プラットフォームの詳細についてはドキュメンテーションを参照):
- CAN
- CLI
- Crypto
- DCOM
- Diameter client
- Firewall
- IGMP
- IKE
- IPsec
- Learning bridge
- Media library
- MIBway
- MLD
- Mobile IPv6
- NAT
- OPC
- PLS data plane
- RADIUS client
- Security libraries
- SNMP
- SSH
- SSL
- Web
- Web Services
- Wireless Ethernet driver
- Wireless security
- VRRP
VxWorks 6.6 SMP(アドオン製品オプション):
- 最先端のマルチコアプロセッサおよびボードのサポート
- ARM11 MPCore (ARMv6)
- Broadcom BCM1480
- Cavium OCTEON CN38XX
- Freescale MPC8641D, MPC8572
- Dual-Core Intel Xeon processor LV
- Intel Core Duo T2400
- Raza XLR 732
管理:Wind River Device Management(アドオン機能オプション):
- Wind River Field Diagnostics(動的フィールド診断ツール)
- Wind River Lab Diagnostics(動的ラボ診断ツール)