ウインドリバー ミドルウェア : グラフィック
ウインドリバーは、ネットワーク化されたエレメントの管理を目的としたWebベース、CLIベースまたはカスタムの管理インタフェースの構築を支援するために、スケーラブルなスモールフットプリントの統合管理フレームワークを提供しています。このスケーラブルなフレームワークは管理バックプレーンで構成されており、管理インタフェース(あらゆるタイプのコンシューマ)と管理可能なエレメント(あらゆるタイプのメーカー)の間のデータ処理におけるパイプ役を果たします。
Wind River Management Backplaneは、CLIエージェントであるWind River CLI、組込WebサーバであるWind River Web Server、およびSNMPの実装であるWind River SNMPとインタフェースを取ります。さらにこのフレームワークには、全機能を搭載したWindowsベースの開発ツール(GUI)であるWind River Management Integration Toolが付属します。このツールは、あらゆるフレームワークコンポーネントを搭載しており、管理インタフェースを容易に開発することができます。
Wind River SNMP
SNMP(Simple Network Management Protocol)は、ネットワーク対応デバイスの管理と設定を容易にするように設計されています。Wind River SNMPは、移植性に優れ、メモリ効率の高い標準準拠のSNMPプロトコルを実装しており、高速でコンパクトなSNMP標準に完全に準拠する必要のあるOEMメーカーおよびシステムインテグレータ向けに設計されています。ウインドリバーの統合されたSNMP設計と実装には、MIB開発プラットフォームに必要な要素をすべて備え、SNMP v1/v2c/v3とAgentXで構成されています。
Wind River Web Server
Wind River Web Serverは、スケーラブルでセキュアな、スモールフットプリントの商用エンベデッドWebサーバです。標準的なWebサーバの機能に加え、ブラウザベースの管理インタフェースをすばやく作成するために必要なあらゆる機能を提供します。Wind River Web Serverは、エンベデッドシステム専用に設計された製品で、HTTP 1.0および1.1に準拠しており、セキュアなトランザクションメカニズムを提供するためのSSLフックを用意しています。Wind River Integration Toolは、アプリケーションに必要な組込みコードの70%以上を生成することで、カスタムのWebベース管理インタフェースやスタンドアロンのWebサーバの作成と構成のプロセスを加速化します。Webベースの管理は、Wind River MIBwayを通してSNMPまたは任意のカスタム管理可能データと対話を行う、スケーラブルなバックプレーンとのインタフェースを持っています。
Wind River CLI
Wind River Command Line Interface(CLI)は、機能の豊富なコマンドシェルと、標準的な「クラフト」スタイルのインタフェースのほか、ネットワークデバイス管理のためのカスタムインタフェースの構築が可能な開発ツールを兼ね備えています。CLIコマンドはRS-232またはTelnet接続のいずれかのデバイスで実行できます。Wind River Managemenht Integration Toolは、アプリケーションに必要な最終の組込みCLIコードの約70%を生成することで開発期間を大幅に短縮するGUIツールです。CLIインタフェースは、MIBwayを通してまたは直接、SNMPまたは任意のカスタム管理可能データと対話を行う、スケーラブルなバックプレーンとのインタフェースを持っています。
Wind River MIBway
Wind River MIBwayは、エンジニアリング作業を一切追加することなく、コマンドラインやWebベースの管理インタフェースですべてのSimple Network Management Protocol(SNMP)オブジェクトを自動的に再利用することを可能とします。Wind River MIBwayは、すでにWind River SNMPエージェント用として組込まれているデータオブジェクトにアクセスするためのSNMP継承ライブラリを提供します。これにより、これまでに膨大な時間を費やして開発されてきたMIB変数やコードなどの資産を、将来的なデバイス管理要件にも対応できる柔軟性と拡張性を備えたスキーマの中で有効活用することが可能になります。
Wind River Management Integration Tool
Wind River Management Integration Toolは、WebベースまたはCLIベースの管理アプリケーション構築を可能にするWindowsベースのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)です。ツールには、プロジェクトオプション、構成オプション、ビルドオプション、リソース制約条件、および自動化コード生成を設定するための機能を搭載しています。Wind River SNMPユーザには、さまざまなツールとして簡単なHTMLエディタとともに、MIBコンパイラが用意されています。
Management Configuration Editor
Management Configuration Editorは、Wind River Workbenchに統合されたEclipseプラグインのひとつで、管理インタフェースの開発を支援するものです。このツールはWMITとは別に提供されるため、開発者はWind River Workbenchをサポートするすべてのホストで、このツールを使用できます(一方、WMITはWindowsのみサポートしています)。現行のMCEの機能はWMITに比べると限定的です。必要な全機能がMCEで利用できるようになり、すべてのお客様がMCEへの移行を完了するまでは、Network Management SDKの今後のリリースでも、WMITとMCEの両方が提供されます。



