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Wind River ICE 2
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マルチコア用に開発された初のJTAGデバッガ

Wind River ICE 2は、マルチコアシステム全体の視覚化と制御に最適化された初のJTAGデバッガです。組込システムは複雑化する一方ですが、複数のコアで複数のOSを稼働するシステムもあれば、こういったコアをWind River Hypervisorで管理するケースもあります。JTAGデバッガが1つのJTAGデバッガウィンドウから、システム全体を1つのコンテキストで表現すること(複数コア上の全アプリケーションインスタンスを対象にしたシステムレベルのデバッグ)が重要です。ICE 2 JTAGデバッガはハードウェアの複雑性を裏で管理するため、ユーザはバグを突き止めるという最も重要な作業に専念できます。

ICE 2は最新のアーキテクチャをサポートしており、将来のアーキテクチャに合わせて拡張していきます。現在ICE 2は、ARM、Intel、MIPS、PowerPCをはじめ、主要アーキテクチャをベースにした、最新の32ビット/64ビットプロセッサをサポートしています。また、ラボ対応なので、遠隔のチームメンバーが高速Gigabit Ethernet接続でICE 2にアクセスできます。

ICE 2では、OSオブジェクトを表示してスレッドにブレークポイントを設定し、アプリケーションで動作しているロジックの特定インスタンスをピンポイントで特定できるほか、1つまたは複数コア上のブレークポイントの設定、診断スクリプトの実行、ボードのフラッシュ書き込み、レジスタやキャッシュなどの重要なデバイス情報へのアクセスが可能です。

前面 裏面
JTAG Debugger - Wind River ICE 2 - FRONT JTAG Debugger - Wind River ICE 2 - BACK
詳細はICE 2 JTAGデバッガ機能一覧

ICE 2 JTAGデバッガのビデオを見る

 

機能

マルチコアのデバッグ

  • 1つのコンテキストインタフェースに視覚化された、最大16コアと32物理スレッドの同時デバッグ
  • クロスコアデバッグ動作の同期により、マルチコアシステムの複雑性に伴う難しい問題の特定が可能

システムレベルのデバッグ

カーネル、カーネルモジュール、アプリケーション間の複雑な相互作用をユーザが解決可能。ターゲットOS対応、カーネル、カーネルモジュール、アプリケーションのデバッグなど、コアのグループを1つのシステムとして扱うことで、対称型マルチプロセッシング(SMP)システムを表現可能。

仮想化システムの立ち上げ

ハイパーバイザのオブジェクトや仮想ボードの視覚化により、複数のゲストOSをサポートする仮想化システムの立ち上げが可能

システムの制御

  • ターゲットの実行/停止/リセット
  • 相関的なソースビューで、コードのシングルステップ実行
  • 式を使用したハードウェアおよびソフトウェアの条件付きブレークポイントの設定
  • ビットレベルの詳細を備えたCPUコアや周辺レジスタの表示や修正
  • RAM、キャッシュ、不揮発性メモリの表示や修正。MMUのサポート
  • ボード初期化ファイルとターゲットレジスタファイルを、共通デバイスリファレンスプラットフォームに提供
  • 高度なハードウェア診断機能で、アドレス、データバス、メモリを検証
  • フラッシュプログラミングにより、ブートローダのフラッシュへのロードなど、迅速なシステムセットアップが可能
  • コマンドシェルCLI(コマンドラインインタフェース)で、ターゲット初期化やダウンロードシーケンスを自動化

高性能ハードウェアデバッガ

  • リモートデバッグ用Ethernetインタフェース
  • 前面のLCDパネルにより、コンフィギュレーションやモニタが簡単
  • ターゲットコンソールポート
  • 最大100MHzのJTAGクロックスピードをサポート
  • ユーザ指定可能な信号駆動強度
  • ターゲットアダプタコネクタシステム

拡張性の高いソリューション

  • ARM、Intel、MIPS、PowerPCアーキテクチャベースの幅広いプロセッサをサポート
  • Eclipseベースの開発環境:サードパーティや社内製の開発ツールとのインテグレーションが可能
  • 集中管理型のプロジェクト指向環境:ワークフローの簡素化、各開発段階の受け渡しが容易
  • 外部トレースバッファ装置:難しいプログラムフローの問題を特定、解決
  • マルチJTAG接続装置:冗長システムのデバッグが可能

ボード立ち上げ以外の機能

  • ターゲットOS対応によるカーネルの可視化で、OS、カーネルモジュール、アプリケーションを安定化
  • Wind River VxWorks、Wind River Linux、Wind River Hypervisorの最新バージョンとの連携をインテグレーション済み、検証済み
  • マルチJTAG接続装置で、最大4スキャンチェーンを同時にデバッグ
  • Linuxカーネルの自動検出により、コンフィギュレーションの簡素化が可能