ウインドリバー 組込みとモバイルソフトウェアの世界的なリーダー
ウインドリバー プレスリリース
ブックマーク/共有
ホーム : 会社情報 : プレスリリース

2010年4月27日

【 報道用参考資料 】

#本リリースは、米国本社で発表されたプレスリリースの抄訳です。
原文は、http://www.windriver.com/news/press/pr.html?ID=8061 をご覧ください。

 

ウインドリバー、増大するネットワーク・トラフィックに
ワイヤ・スピードのアプリケーション・スループットを実現

 

「Wind River Network Acceleration Platform」により、マルチコア・アーキテクチャで、
2,100万PPT(パケット/秒)以上を達成

2010年4月27日、ESC シリコンバレー発− ウインドリバーは本日、「ESC Silicon Valley」(Embedded Systems Conference Silicon Valley)において、テレコムネットワーク・インフラ用機器向けに超高速 IP パケット転送性能をもたらすよう設計された、マルチコア・アクセラレーション・シリーズの初のソリューションとなる、統合化された「Wind River Network Acceleration Platform」(ウインドリバー ネットワーク アクセラレーション プラットフォーム)を発表しました。
「Wind River Network Acceleration Platform」は、高性能ネットワーク製品開発で重要性を増しつつある課題に対応する機器プロバイダの取り組みを支援し、3G、4G、および有線ネットワークで増大するトラフィック要求に対応するため、効率的、かつ容易な拡張を可能にします。

「Wind River Network Acceleration Platform」は、制御プレーンやデータプレーンでマルチコアを利用し、複数のギガビットイーサネットでワイヤスピードのパフォーマンス実現するための、パケット通信加速化ソリューションを提供します。データプレーンには、特定のタスク向けに最適化されたフットプリントの小さなオペレーティング・システムであるWind River Executive上で稼動する、IPv4/IPv6パケット転送プロトコル用に調整されたネットワーク・アクセラレーション・エンジンが含まれています。一方、制御プレーンの管理には、キャリア・グレードのオペレーティング・システムであるWind River Linux あるいは VxWorks のいずれかが選択できます。同プラットフォームはまた、軽量Hypervisorを備えており、個々のコアで稼動するソフトウェアにキャリア・グレードの保護をもたらします。ウインドリバーは、マルチコア・ソフトウェア開発で生じる複雑さに対処するために、ソフトウェアを効率よく開発、テスト、デバッグし、複雑なマルチコア環境でシステムのシミュレーションを行えるように設計された包括的なツールセットを提供します。

ウインドリバーのネットワーキングおよびテレコム担当副社長兼ジェネラルマネージャのマイク・ラングロワ(Mike Langlois)は、「当社のお客様は、データトラフィックの爆発的増加により絶えず増大するボトルネックを解消すると同時に、先進的なパケット処理ソリューションを提供することで、ARPU(Average Revenue Per User:ユーザー一人当たりの平均売上)を増加させる、という任務を負っています。Wind River Network Acceleration Platformは、これらの業界の課題に対し、直接働きかけるもので、機器プロバイダがマルチコアベースのネットワーク構成機器を設定し、マルチメディア・コンテンツやアプリケーションにおいて、信頼性のある接続と配信を確保するのに必要とされるパフォーマンスとスケーラビリティを達成できるようにするものです」と述べています。

超高速パケット転送性能
「Wind River Network Acceleration Platform」のIPv4転送能力は、インテル® Xeon ®5500 シリーズのプロセッサベースのレファレンス・ボードを使用したLinuxシステム上の4プロセッサ・スレッドを利用すると、1秒当たり2,100万パケットになります。これは、SMP(Symmetric MultiProcessing)モードでネイティブLinuxネットワークが稼動する同一システムの性能の5倍以上です。新設計のシステムの動作を最も望ましい方法で予測するために、テストにおいては、予想される商用ネットワークの状態をシミュレーションして、性能が計測されました。これには、データプレーン性能に加え、Linux制御プレーンを含む、システム全体のテストが要求されました。単一のベンチマークでは各システムの性能を表すことはできませんが、レイヤ3転送はパケット処理効率を示すものとして使われる基本的なものです。ウインドリバーの効率的な設計により、14個以上のギガビットイーサネットポートを使った場合に相当する転送スループットを達成していますが、パケット転送用に使用できるコアのうちのわずか50%しか使用していません。

次世代 IP ゲートウェイおよび、セッション・ボーダー制御装置、FMCセキュリティ・ソリューション分野の主要グローバルサプライヤで、革新的な企業であるGENBANDの取締役副社長であるキース・ランドー(Keith Landau)氏は、「私たちのお客様の要求を満たすには、ネットワーク上で幾何級数的に増加するトラフィックを、すばやく、かつ効果的に取り扱うことのできるソリューションが必要です。基礎ソフトウェアでネットワークが加速化されることにより、私たちの製品がその性能の限界を取り払うことができれば、お客様により高い価値と、競合に対して一歩先んじ続けられるために必要な、柔軟性と敏捷性をもたらすことができます。私たちは、自社のテレコム製品でこれらの目標を達成するために、ウインドリバーのような指導的企業と密接に取り組んでいます」と述べています。

テレコム業界向けの主要市場調査会社であるHeavy Readingのアナリストであるサイモン・スタンレー(Simon Stanley)氏は、「市場に氾濫しているバンド幅集約型機器により、データトラフィックの増大は音声トラフィックのそれをしのぎ続けるでしょう。キャリアとネットワーク装置プロバイダはバンド幅の増加に駆り立てられており、そのためにマルチコア技術に期待を寄せるのです。マルチコアでは、考慮すべきまったく新しい一連の複雑性が生み出されますし、マルチコア・アーキテクチャのソフトウェアはますます重要になります。ウインドリバーのような、マルチコア・ソリューションをテストし、統合する準備の整った企業は、この潮流で正しい流れに確実に乗っており、自身を優位な地位に置いています」と述べています。

インテルのパフォーマンス・プロダクツ部門ジェネラルマネージャのローズ・スクーラー(Rose Schooler)氏は、 「インテル・アーキテクチャ上で複数ネットワークを統合すれば、サービスプロバイダは、共通アーキテクチャによるエンジニアリング作業の削減とプラットフォームの柔軟性の増強により、その総所有コストを削減できるようになります。Wind River Network Acceleration PlatformとインテルのXeonプロセッサとの組み合わせは、容易に規模を拡張し、お客様の開発サイクルを短縮できる、高性能マルチコア・ソリューションの一例です」と述べています。

本日のニュースは、主要マルチコア・ソフトウェア・ソリューションの開発に焦点を当てた、ウインドリバーの努力を強調し、かつ、特定の垂直市場セグメントに適した、統合された、複数アーキテクチャ用マルチコア・ソフトウェア・コンポーネントの幅広い一群を提供する動きを象徴するものです。ウインドリバーは組み込み業界において、包括的なソフトウェア・ポートフォリオを有するという、類のない優位性があります。ポートフォリオには、業界をリードする組み込みソフトウェア・オペレーティング・システムやランタイム技術、開発ツール(仮想システム開発を含む)、組み込みテスト管理ソリューションが含まれます。同様に、グローバルなプロフェッショナル・サービスやサポートと一体となった、業界固有のソフトウェア・ソリューションという豊富なテクノロジ資産もあります。

提供予定
Wind River Network Acceleration Platform」は5月中に、現在のインテル®アーキテクチャ上で利用できるようになります。ウインドリバーではその後、Cavium OCTEON ファミリー、Freescale QorIQ プラットフォーム、更なるインテルXeonプロセッサ・アーキテクチャなど、利用できるアーキテクチャを追加したパケット・アクセラレーション・ソリューションをリリースする計画です。ウインドリバーのマルチコア・アクセラレーション・ソリューションは、詳細なパケット・インスペクションやセキュリティ・アクセラレーションなどの、相当量のパケット処理が要求される他の市場セグメントにまで利用が拡大することが期待されています。

既存のWind River Linux および VxWorksをお使いのお客様に対しては、ウインドリバーはネットワーク・アクセラレーション・アップグレードキットを提供しています。アップグレードキットには、マルチコア・ネットワーク・ソフトウェアや、リアルタイム Wind River Executive、軽量Hypervisorなどが含まれています。

 

ウインドリバーについて
ウインドリバーはインテル・コーポレーション(NASDAQ:INTC)の完全子会社であり、エンベデッドソフトウェアおよびモバイルソフトウェアをワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、1981年からエンベデッドデバイス向けソフトウェアを提供するパイオニアであり、そのテクノロジは5億を超える製品に使用されています。米国カリフォルニア州アラメダに本社機能を置き、世界15カ国以上で事業を展開しています。

# # #

※一般に社名・製品名は各社の商標または登録商標です。


【お問い合わせ先】
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング本部 広報室
お問い合わせはこちらから