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ウインドリバー プレスリリース
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2010年3月31日

【 報道用参考資料 】

#本リリースは、米国本社で発表されたプレスリリースの抄訳です。
原文は、http://www.windriver.com/news/press/pr.html?ID=7941 をご覧ください。

 

ウインドリバー、IMA 用ARINC 653 準拠 RTOS VxWorks 653の
ハードウェアサポート範囲を拡大

 

2010年3月24日、オランダ・アムステルダム発 − ウインドリバーは本日、「Avionics Europe 2010」で、最新のVxWorks 653 Platformの提供を開始したことを発表しました。VxWorks 653 Platformは、ARINC 653準拠のIMA(Integrated Modular Avionics)向けに複雑でセーフティクリティカルなシステムを管理するためのウインドリバーのリアルタイムOS(RTOS)です。新リリースのVxWorks 653は、従来のフリースケールの e600 Power Architectureに対するサポートに加え、カーチスライト・コントロールズのVPX6-185およびウインドリバーのSBC8641Dボード向けBSP(ボード・サポート・パッケージ)が新たに加わります。また、ハードウェアのサポート範囲が拡大され、GE Intelligent Platforms V7768ボード向けBSPを含むインテルの32ビット・プロセッサ・アーキテクチャまでサポートされるようになりました。さらに、パワー・フェイル・セーフなDO-178Bファイルシステムも提供されるようになりました。

VxWorks 653は、セーフティクリティカルなIMAプラットフォーム向けのARINC 653に準拠したRTOSで、ボーイング787ドリームライナーをはじめとする40以上の機体向けに、180を超えるサブシステムで、世界の100社を超える企業によって利用されています。VxWorks 653は、厳格な2レベルの時間およびスペーススケジューリング環境および分離環境を実装できます。したがって、ワンチップ上で複数の異なるDO-178B安全性レベルごとに、極めて高いパフォーマンスと極めて低いジッターでアプリケーションを配備することができます。また、VxWorks 653には、DO-178B認証済みの開発ツールも含まれています。この開発ツールを使用することで、環境全体を再テストする必要なく共通の1つのアビオニクス・プラットフォームに新しいソフトウェアモジュールを迅速に挿入することができるようになるため、システムの高い統合性の確保や更新が可能です。 

カーチスライト・コントロールズ・エンベデッド・コンピューティングのヴァイス・プレジデント兼ジェネラル・マネージャーのリン・パターソン氏は次のように述べています。「当社のVPX6-185ボード向けの新しいBSPの開発に向けて、ウインドリバーと協業することで、両社共通の航空宇宙・防衛市場のお客様に対するサポートを今後さらに強化していきます。カーチスライト・コントロールズ・エンベデッド・コンピューティングとウインドリバーは両社で協力し、開発時間の短縮とコストの低減に寄与するセーフティクリティカルなアプリケーション向けの実証済みのCOTS(commercial-off-the-shelf:複数の汎用パッケージを組み合わせた)ソリューションを提供していきます。」

GEインテリジェント・プラットフォームズの軍事・航空宇宙製品部門担当ジェネラル・マネージャーのピーター・キャビル氏は次のように述べています。「当社では、アビオニクス業界の厳格な安全性要件を満たすことに加え、ユーザーが開発コストの低減と開発サイクルの短縮を達成できるよう手助けすることにも力を入れています。ウインドリバーと協力し、ウインドリバーのVxWorks 653 Platformを使用することで、当社は、お客様に対してアビオニクス業界の厳格な要件を充足するのに必要なパワーと信頼性を提供するとともに、お客様がコストを抑えつつスケジュールどおりにプロジェクトを完了し、ソリューションを迅速に市場に投入できるようお手伝いします。」

ウインドリバーは、将来も継続的にアビオニクス市場のニーズに対応できるよう、実証済みのARINC 653 OSの機能を拡張することに力を注いでいきます。VxWorks 653プラットフォームの最新リリースには以下のような特長があります。

  • Power® Architecture(PowerPC)に対するハードウェアサポートの範囲が拡大され、カーチスライト・コントロールズのVPX6-185 MPC8641Dベースのボード向けBSPまでサポートされるようになりました。
  • ハードウェアサポートの範囲が拡大され、インテルの32ビット・プロセッサ・アーキテクチャ、特にIntel® Core™ 2およびCeleron®や、GE Intelligent Platforms V7768ボードもサポートされるようになりました。
  • DO-178BレベルA認証が要求されるシステムで使用可能な、パワー・フェイル・セーフなファイルシステム、DO-178B File Systemが提供されるようになりました。IMAのどのアプリケーションパーティションからも使用可能で、一連のデバイスによってサポートされています。このファイルシステムは、VxWorks 653の開発機能をさらに強化し、開発効率を向上させる、オプションのアドオン・コンポーネントです。
  • Wind River Workbenchのプロジェクトおよびワークフローに対するサポート機能がさらに高度化し、パーティショニングされた時間およびメモリ空間に対するVxWorks 653プロジェクトの作成、設定、構築の際のVxWorks 653の使いやすさが向上しました。
  • DO-178B Network Stackのサポートが向上し、TCP、IGMPv1、マルチキャスト機能付きUDP/IPv4ネットワークスタックが含まれるようになりました。

DO-178B TCP/IPネットワークスタックを含め、これまで出荷されたリリースに含まれているすべてのVxWorks 653ランタイムコンポーネントが、広範なRTCA DO 178BおよびEUROCAE ED-12BレベルA COTS認証用エビデンスのセットによってサポートされています。

ウインドリバーのVxWorks製品部門マーケティングおよび戦略担当ヴァイス・プレジデントのマーク・ブラウンは次のように述べています。「多くのハードウェアおよびソフトウェアの選択肢を得ることができれば、個々のプロジェクトごとに優れたコストパフォーマンスを発揮するソリューションを開発することができ、営業コストも全体的に低減できます。カーチスライト・コントロールズやGEインテリジェント・プラットフォームズなどの業界をリードする企業と協業することで、ウインドリバーは、お客様が、アビオニクスシステムでCOTSハードウェアソリューションと新たに拡張されたVxWorks 653の機能を使用して、開発効率を向上できるようお手伝いします。」

提供予定
VxWorks 653 Platformバージョン2.3は全世界で即時提供可能です。VxWorks 653 Platform に関する詳細はhttp://www.windriver.com/japan/products/platforms/safety_critical_arinc_653/ をご覧下さい。

 

ウインドリバーについて
ウインドリバーはインテル・コーポレーション(NASDAQ: INTC)の完全子会社であり、エンベデッドソフトウェアおよびモバイルソフトウェアをワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、1981年からエンベデッドデバイス向けソフトウェアを提供するパイオニアであり、そのテクノロジは5億を超える製品に使用されています。米国カリフォルニア州アラメダに本社を置き、世界15カ国以上で事業を展開しています。

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