2009年10月26日
【 報道用参考資料 】
#本リリースは、米国本社で発表されたプレスリリースの抄訳です。
原文は、http://www.windriver.com/news/press/pr.html?ID=7341 をご覧ください。
ウインドリバーとプリズムテック、
COTSソフトウェア無線ソリューションを共同開発
| 軍事セクター/公的機関向けSDRソリューションを発表 |
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2009年10月19日、マサチューセッツ州ボストン発 − ウインドリバーは本日、軍事セクターおよび公的機関向けの高性能ソフトウェア無線(Software Defined Radio:SDR)の開発をプリズムテックと共同で行ったことを発表しました。プリズムテックが行った性能テストによれば、この統合SDRソリューションは、フリースケールおよびインテル製の複数のプロセッサとともに使用した場合、パフォーマンスが飛躍的に向上することが立証されています。たとえば、電源投入からプラットフォームの初期化、波形要素のロード、波形要素のアンロード、無線の停止までの往復時間は10秒未満という結果が出ています。 このソリューションは、Software Communication Architecture(SCA)バージョン2.2.2およびPOSIX PSE52ランタイムライブラリに準拠した、ウインドリバーのリアルタイムOS(RTOS)、VxWorks 6と、スモール・フォーム・ファクタ・コア・フレームワークおよびエンベデッドORBミドルウェアを含むプリズムテックのSpectra SDRオペレーティング環境とを組み合わせたものです。プリズムテックのSpectra SDRオペレーティング環境は、Wind River Linuxにも対応しており、同OSを使用した場合も同程度のパフォーマンスを発揮します。したがって、幅広いSDRアプリケーションやハードウェアプラットフォームを補完的に実装することが可能です。プリズムテックでは現在、ARM、フリースケール、インテル製アーキテクチャなど業界をリードするさまざまなハードウェアプラットフォームを使用して同統合ソリューションのテストを実施し、総合的なベンチマーキングレポートを提供しています。 SDRの開発者は、同統合ソリューションを使用することで、SCAソフトウェア無線規格に準拠した商用のCOTS(commercial-off-the-shelf:複数の汎用パッケージを組み合わせたソリューション)コンポーネントを利用できるようになるため、無線機メーカーは即時に軍事セクターおよび公的機関向けの厳しい要求事項に対応することが可能です。SCAソフトウェア無線規格は、米国国防省によって統合戦術無線システム(Joint Tactical Radio Systems:JTRS)の必須規格に認定され、JTRS Test and Evaluation Laboratory(JTRS評価検証研究所:JTEL)による検証が行われた基準です。こうした標準規格への準拠は、無線インタフェースや無線内部のソフトウェアアーキテクチャにとって基本です。ソフトウェアアーキテクチャを標準化することで、さまざまなハードウェアプラットフォームを横断するアプリケーションソフトウェアや電波波形の再利用および進化が促進され、それによって、新しい無線機能の開発コストの低減や市場投入までの時間の短縮が可能になります。 ウインドリバーの航空宇宙・防衛部門担当ジェネラル・マネージャーのロブ・ホフマンは次のように述べています。「今回のプリズムテックとの協業は、ハードウェア中心的な独自開発の無線システムから、最大限の柔軟性と価値を提供するソフトウェアによって管理され、再プログラミングされた標準規格対応の無線システムへの移行を促進するものです。COTSプラットフォームおよびツールを使用することで、プロジェクト・マネージャーは、商用ソフトウェア製品にふさわしいツール関連のサポートや、堅牢なテストおよびパッケージ化、規格準拠性、および専門的サポートを利用することが可能になり、単発的なカスタムソフトウェア開発のリスクを管理することができます。 SDR規格への準拠は、多くの必須要件への対応やさまざまな先進技術を伴う複雑な問題です。先進のツールと、パッケージ化され、十分にサポートされたテスト済みのCOTSソフトウェアソリューションなしでは、オペレーティング環境の効率的な開発および実装は極めて困難です。ウインドリバーとプリズムテックの製品を組み合わせたSDRソリューションは、モデリング、コード生成、各種規格へのコンプライアンスの検証などのための先進的なツールで構成されています。開発者は、これらツールを使用することで、これまでソフトウェアインフラやツール関連のサポートに費やしていた時間をアプリケーション開発に集中できるようになります。COTS製品には、規模の経済、継続的な開発、専門的なサポートなど、カスタム開発では得られないメリットがあり、さまざまな方法でトータル的なライフサイクルコストを削減可能です。 プリズムテックの最高経営責任者(CEO)であるキース・スティール氏は次のように述べています。「両社製品を組み合わせたソフトウェアソリューションは、画期的なパフォーマンスと優れたツールを提供し、最高のソフトウェア開発環境を実現します。優れたパフォーマンスを提供するプリズムテックのSpectra製品ラインは、アーキテクチャテストおよび単体テストの双方のレベルでSCAへのコンプライアンスを検証したり、SCA準拠のアプリケーションを生成するためのツールで構成されています。 このほか、ウインドリバーおよびプリズムテック製品を組み合わせたSDRソリューションには以下のような機能が備わっています。
ウインドリバーおよびプリズムテック共同開発によるSDRソリューションは全世界で即時提供可能です。VxWorksおよびWind River Linuxに関する詳細は、http://www.windriver.co.jpをご覧ください。また、プリズムテックのSpectraオペレーティング環境に関する詳細は、当社のWebサイトhttp://www.prismtech.com/spectra(英文)をご覧ください。 なお、来る11月25日(水)にロブ・ホフマンが来日し、日本国内にて報道陣の皆様を対象に、MILS、COTSソリューションを含む、航空宇宙防衛分野に向けてのウインドリバーの取り組みについてご説明をさせていただく予定です。こちらは追ってご連絡申し上げます。
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ウインドリバーについて 設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界16カ国で事業を展開しており、国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを提供しています。 |
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