ウインドリバー 組込みとモバイルソフトウェアの世界的なリーダー
ウインドリバー プレスリリース
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2009年6月24日

【 報道用参考資料 】

#本リリースは、米国本社で発表されたプレスリリースの抄訳です。
原文は、http://www.windriver.com/news/press/pr.html?ID=7001 をご覧ください。

 

ウインドリバー、仮想化機能「Wind River Hypervisor」を提供開始

 

マルチコア・ソフトウェア・ソリューションに仮想化機能を追加、さまざまなデバイスに対応

2009年6月16日、カリフォルニア州アラメダ発 − スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)の世界的なリーダーであるウインドリバー(NASDAQ:WIND)は本日、ウインドリバーの包括的なデバイス開発向けマルチコア・ソフトウェア・ソリューションの主軸製品、「Wind River Hypervisor」を提供することを発表しました。Wind River Hypervisorは、タイプ1のハイパフォーマンスなハイパーバイザで、シングルコアおよびマルチコアの双方のプロセッサ上での仮想化をサポートします。また、ウインドリバーのOS(VxWorksおよびWind River Linux)と統合可能であり、その他のさまざまなOSにも対応しています。ウインドリバーの開発環境、「Wind River Workbench」も、Wind River Hypervisor上でのソフトウェア開発に対応できるよう機能拡張されています。

Wind River Hypervisorは、航空宇宙・防衛、自動車、コンシューマデバイス、産業、ネットワーク機器を始めとする広範な市場のデバイスに対する仮想化を可能にします。これらの市場では、組込み機器の開発において、複数のボード・CPUから単一のボード・CPUへの移行、複数のOSを活用した革新的な新デバイスの開発、マルチコアプロセッサの統合にともなう複雑さの解消などを目的に、ハイパーバイザの採用が進んでいます。Wind River Hypervisorを使用することで、ユーザーは、ハードウェアにかかわるコストおよび消費電力の削減、イノベーションの機会、製品の市場投入までの時間の短縮といったメリットを得ることができます。

ウインドリバーの最高技術責任者(CTO)であるトーマス・エヴァンソンは次のように述べています。「組込み機器の開発者の皆様は、Wind River Hypervisorを使用してデバイスの仮想化を行うことで、より小さな構成要素でデバイスの機能性を向上させることができるようになります。かねてから当社には、マルチコア・ソフトウェア・ソリューションに、ハイパフォーマンスな仮想化用ハイパーバイザを加えてほしいとの要望が多数寄せられており、Wind River Hypervisorはそうした市場からの需要に応える製品として登場しました。」

Wind River Hypervisorには、ユーザーがシステムの統合やマルチコアテクノロジのデバイスへの採用を簡単に実行できるようにするために、以下のような機能や特徴が備わっています。

  • シングルコアおよびマルチコアの双方のプロセッサへのサポート
  • パフォーマンス、レイテンシ、デターミニズム、最小のフットプリント等のリアルタイムな要素へのフォーカス
  • OSの始動、停止、リロードを含む信頼性を向上するためのOSとコアとの間の保護機能
  • 高度に最適化されたチップ固有のハードウェアへのサポート

米VDCリサーチ・グループのエンベデッドソフトウェア&ツールプラクティス部門担当ディレクターのスティーブン・バラッコ氏は次のように述べています。「今後、仮想化は、組込み製品の開発エンジニアの間で、重要な開発ソリューションの1つとしてますます注目が高まると予想されています。今回ウインドリバーがハイパーバイザの提供を発表したことは、同社の戦略が今後の業界動向や顧客の潜在ニーズにしっかりと一致していることを示しています。」

Wind River Hypervisorの登場によって、ウインドリバーの包括的なマルチコア・ソフトウェア・ソリューションの機能性はさらに強化されました。ウインドリバーの提供するマルチコア・ソフトウェア・ソリューションは主に以下の3つの柱で構成されています。

  • さまざまなOS選択肢:業界をリードするリアルタイムOS(RTOS)、「VxWorks」や商用Linuxプラットフォーム、「Wind River Linux」とのハイパフォーマンスな統合に加え、その他のOSの同一システムへの統合も可能
  • 広範かつフレキシブルなマルチコア・ソフトウェア・コンフィギュレーション・セット:SMP(対称型マルチプロセッシング)、AMP(非対称型マルチプロセッシング)、supervised AMP、仮想化をサポート
  • Wind River Workbenchをベースとした統合開発環境:VxWorksおよびWind River Linux OS、ならびにこれらOS上で稼働するアプリケーションを含む、ハイパーバイザベースのシステム向けソフトウェアの設定、構築、診断、分析が可能

ウインドリバーは、2009年の初頭に、VxWorks 6.7を発表しました。VxWorks 6.7は、システム設計者にとって、AMPまたはSMPのいずれか最適なマルチコア設計構造を選択できるため、消費電力を抑えつつ、パフォーマンスのより優れた次世代デバイスの開発が可能になります。Wind River Hypervisorでは、supervised AMP設定(Hypervisorにて各ゲストOSを保護する機能)が使用できるため、システム設計者にとってAMPシステムの設定作業が簡易化されます。

また、ウインドリバーは本日、VxWorks MILS Platform 2.0の提供も別途発表しました。VxWorks MILS Platform 2.0は、業界をリードするVxWorksの最新の製品ラインで、Wind River Hypervisorテクノロジを活用した仮想化が可能です。ハイパーバイザを用いた仮想化と、VxWorks MILSセパレーションカーネル全体のセキュリティ特性とを組み合わせることで、保証可能な高水準のセキュリティレベルを確保するMILSアーキテクチャの実現が可能です。

Wind River Hypervisorに関する詳細は、http://www.windriver.com/japan/announces/hypervisor/ および blogs.windriver.com/ (英文)をご覧ください。

 

ウインドリバーについて
ウインドリバーはインテル・コーポレーション(NASDAQ: INTC)の完全子会社であり、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、企業が、スマートデバイスに搭載するソフトウェアを、より高い品質および信頼性のさらなる向上を実現しつつ、リーズナブルなコストで開発することを可能にし、早期にマーケットへ投入することを支援します。Wind River Workbench、General Purpose Platform(汎用プラットフォーム)、特定マーケット別Platform 製品は、ソフトウェア開発全工程におけるコスト、リスクを低減、デバイス機器の品質と信頼性向上に貢献します。

設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界16カ国で事業を展開しており、国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを提供しています。

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将来の見通しに関する記述
このプレスリリースには、将来の製品の提供予定、特徴および利点に関する記述を含め、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見通しに関する記述にはリスクや不確定要素がかかわっており、将来の見通しに関する記述に記載された予想と実際の結果とが著しく異なる場合があります。当社およびそのビジネスに影響を与える可能性のあるこれらのリスクおよびその他のリスクに関しては、2009年1月31日期末の会計年度に対する当社の年次報告書(Form 10-K)、四半期報告書(Form 10-Q)およびその他の当社がSECに提出する定期報告に詳述されています。将来の見通しに関する記述はこのプレスリリースの日付時点の情報に基づいた ものであり、ウインドリバーは法的に要求される場合を除き、新しい情報、将来的な事由、またはその他の結果によるか否かにかかわらず、これら将来の見通し に関する記述を更新する義務を一切負いません。

※ Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。


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ウインドリバー株式会社
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