2008年11月20日

【 報道用参考資料 】

#本リリースは、米国本社で発表されたプレスリリースの抄訳です。
原文は、http://www.windriver.com/news/press/pr.html?ID=6421 をご覧ください。

防衛業界の大手サプライヤー、MILCOM 2008で
Wind River VxWorks MILS Platformのデモを公開

 

ボーイング、ロッキード・マーチン、レイセオンがセキュアな開発プラットフォームを実現するための評価を実施

2008年11月12日、カリフォルニア州アラメダ発 –   スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)の世界的なリーダーであるウインドリバー(NASDAQ:WIND)は本日、航空宇宙・防衛業界の大手商用サプライヤー4社が、近々リリース予定のウインドリバーの「VxWorks MILS Platform 2.0」の早期アクセス版を使用して、MLS(Multilevel Secure)のデモを共同で実施することを発表しました。MILS(Multiple Independent Levels of Security)は、ダウングレーダー、ガード、およびその他のドメインを横断するアプリケーションを含むすべてのレベルにおいて、機密度の異なるデータを同時に処理することのできる「マルチ・レベル・セキュア」 システムの開発を可能にするアーキテクチャです。

ウインドリバーは、カリフォルニア州サンディエゴで開催される防衛業界向けの見本市「MILCOM 2008」において、戦闘捜索救難の場面を想定したデモに参加する予定です。デモでは、敵機に打ち落とされたパイロットを無事に救出すべく、ボーイング、ロッキード・マーチン、レイセオン、およびロックウェル・コリンズのシステムを使用して、敵のジェット戦闘機およびミサイルの発見および破壊を行います。この複数のベンダーによる共同デモでは、情報の機密性を確保するための手法「MILS」に焦点を当て、コモンクライテリア認定の市販製品を基盤として使用し、どのように戦場において安全かつ確実な情報共有を達成するかを実演します。このデモで使用される基盤技術の1つが、VxWorks MILS Platform 2.0の早期リリース版です。MILCOM 2008におけるウインドリバー製品を使用したデモ(ブースNo.1231にて実施)の詳細については、http://www.windriver.com/announces/milcom2008/ をご覧ください。

現在、ボーイング、ロッキード・マーチンおよびレイセオンを始めとする複数の会社がVxWorks MILS Platform 2.0.の早期アクセス版の評価を行っています。

ボーイングのソフトウェアエンジニアのダレル・プライス氏は次のように述べています。「私たちは、当社のMILSシステムアーキテクチャ開発用に現在行っているウインドリバーのVxWorks MILS Platform最新バージョンの評価に満足しており、一般商用製品がリリースされるのを楽しみにしています。VxWorks MILS Platformは、多くのセキュリティ階層をすべて1つのプロセッサ上で管理しつつ、複数のアプリケーションを稼働させることのできるマルチレベル・セキュア・システムを、複数のチームが並行して作業を行いながら構築することを可能にします。ウインドリバーのVxWorks MILS Platformを使用することで、当社は、システムの実装に要する時間を大幅に短縮できるだけでなく、実装後の変更にかかわる費用も削減することが可能です。」

ロッキード・マーチン・コーポレーションのソフトウェアセキュリティ部門の特別研究員であるベン・カローニ氏は次のように述べています。「当社は、ウインドリバーがMILSテクノロジをさらに進歩させてくれたことを嬉しく思っています。MILSアーキテクチャは、国家の安全保障に欠かせないマルチレベル・セキュア・システムの開発コストの大幅な削減を可能にしてくれるものです。当社は、今後さまざまなMILSベースのCOTS製品が市場に登場することを期待しています。」

レイセオンも現在ウインドリバーのMILS製品を評価中です。レイセオンとウインドリバーは共同でこの先進技術の開発を行っています。MILSは今後複数のアプリケーションに対応する予定で、それによりレイセオンのユーザーは、さまざまな異なる機密レベルのデータをさらに効果的に処理したり、共有できるようになります。

今後リリース予定のウインドリバーのVxWorks MILS Platform 2.0の正式版は、これらMILSベースのシステムの構築に必要な堅牢なOS基盤と優れた実績を誇る開発環境を提供します。また、同プラットフォームを使用することで、極めて高度な性能とセキュリティ保証を要する複雑な防衛・航空宇宙システムの開発を1つの環境で行うことが可能になります。

ウインドリバーのVxWorksマーケティング部門担当ヴァイス・プレジデントのマーク・ブラウンは次のように述べています。「ウインドリバーでは、複雑なARINC 653およびIMA(Integrated Modular Avionics)規格に準拠した当社の航空機向けの時間およびメモリ空間分割OS、VxWorks 653を、過去6年間にわたって世界中の100を超えるプログラムで使用してきました。VxWorks MILS Platform 2.0の高度なパフォーマンスおよび成熟した機能性は、こうした経験に基づいて開発されたものです。したがって、VxWorks MILSの正式版を使用して開発を行うことで、開発における時間、コスト、リスクを削減し、大幅に利益を上げることが可能です。また、VxWorks MILSは、業界をリードする存在であるウインドリバーがバックアップする包括的でセキュアかつ安定性のあるソリューションとして、自信を持ってお使いいただくことができます。」

VxWorks MILS Platform 2.0には以下のものが含まれる予定です。

  • National Information Assurance Partnership(NIAP)認証の「U.S. Government Protection Profile for Separation Kernels in Environments Requiring High Robustness」バージョン1.03に準拠したVxWorks MILSセパレーションカーネル
  • Wind River High-Assurance Environmentを介した、複数のパーティションに分割されたガードおよびダウングレーダーなどのユーザーの持つ高信頼性アプリケーションに対する直接サポート
  • 既存のVxWorksアプリケーションを実行可能にする、パーティション内Wind River VxWorks Real-Time Operating System(RTOS)
  • IPv4、UDPおよびTCPを含む業界に特化したWind River Network Stack
  • 広範なドライバおよびパートナーのミドルウェア製品
  • Eclipseベースの業界をリードする開発環境、Wind River Workbench

VxWorks MILSプラットフォームについては、現在、情報セキュリティ国際評価基準(International Common Criteria for Information Technology Security Evaluation)の評価保証レベル6+(EAL6+、高い堅牢性を示すセキュリティレベル)の評価が行われています。

Wind River VxWorks MILS Platform 2.0に関する詳細は、http://www.windriver.com/japan/products/platforms/vxworks-mils/ をご覧ください。

 

ウインドリバーについて
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、企業が、スマートデバイスに搭載するソフトウェアを、より高い品質および信頼性のさらなる向上を実現しつつ、リーズナブルなコストで開発することを可能にし、早期にマーケットへ投入することを支援します。Wind River Workbench、General Purpose Platform(汎用プラットフォーム)、特定マーケット別Platform 製品は、ソフトウェア開発全工程におけるコスト、リスクを低減、デバイス機器の品質と信頼性向上に貢献します。

設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界16カ国で事業を展開しており、国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを提供しています。

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将来の見通しに関する記述
このプレスリリースには、ウインドリバー製品の予想される提供予定、特徴、性能および利点に関する記述を含め、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見通しに関する記述にはリスクや不確定要素がかかわっており、将来の見通しに関する記述に記載された予想と実際の結果とが著しく異なる場合があります。かかる差異の原因となり得る要因には、新製品の開発または発売の難航または遅延、当社およびその顧客の急速に変化する技術および市場への対応力、ならびに当社およびその顧客のビジネスモデルおよび市場戦略の成功などが含まれます。当社およびそのビジネスに影響を与える可能性のあるこれらのリスクおよびその他のリスクに関しては、2008年1月31日期末の会計年度に対する当社の年次報告書(Form 10-K)、四半期報告(Form 10-Q)およびその他の当社がSECに提出する定期報告に詳述されています。将来の見通しに関する記述はこのプレスリリースの日付時点の情報に基づいたものであり、ウインドリバーは法的に要求される場合を除き、新しい情報、将来的な事由、またはその他の結果によるか否かにかかわらず、これら将来の見通しに関する記述を更新する義務を一切負いません。


【お問い合わせ先】
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング本部 広報室
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