2008年6月11日

【 報道用参考資料 】

#本リリースは、米国本社で発表されたプレスリリースの抄訳です。
原文は、http://www.windriver.com/news/press/pr.html?ID=6081 をご覧ください。

ウインドリバーとインテル、
携帯インターネット機器市場の発展に向けて協業へ

 

MID市場の成長を加速化する商用Linuxプラットフォームをリリースへ

2008年6月5日、台湾・台北発(「Computex 2008」会場発表より) –  スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)の世界的なリーダーであるウインドリバー(NASDAQ:WIND)は本日、携帯インターネット機器(Mobile Internet Devices:MID)市場の推進を目指して、インテル・コーポレーション(以下インテル)と協業していくことを発表しました。

ウインドリバーはインテルと協力し、Moblinをベースにしたオープンかつ拡張性の高いMID市場向けのLinuxプラットフォームを開発していきます。またウインドリバーでは、インテルの「Centrino®」または「AtomTM」プロセッサ搭載のMID向けに最適化されたMoblinベースの商用Linuxプラットフォームもリリースする予定です。このWind River Linux Platform for Mobile Internet Devices(以下Wind River Linux Platform for MID)は、フル機能の商用Linuxプラットフォームで、豊かなインターネット環境およびメディア環境の実現を目指して開発されるLinuxディストリビューションやミドルウェア、モバイルアプリケーションで構成される予定です。またMID市場推進の一環として、ウインドリバーはMoblin.orgにも参加し、コードの提供を行っていく予定です。Moblin.orgは、Moblinをベースにした技術の開発を行うオープンソース・コミュニティ・プロジェクトです。この新たに開発されるLinuxプラットフォームは、オープンソースおよび商用版ともに2009年に提供が開始される予定です。

今回の発表は、Intel Atomプロセッサをベースにした主要なコンシューマ市場部門に対応したLinuxソリューションの開発を目的として、ウイドリバーとインテルとの協業関係がますます深まりつつあることを表すものです。ウインドリバーとインテルは、5月にも自動車業界をターゲットにした同様の協業について発表を行っています。

ウインドリバーの最高経営責任者(CEO)であるケン・クラインは今回の協業について、次のように述べています。「MIDは、高成長がおおいに期待されるモバイル市場の次なる注目エリアです。ウインドリバーは、そのオープンソース標準化推進におけるリーダーシップと商用プラットフォームの開発に関する専門知識を活かして、MID市場の可能性の実現を目指しています。ウインドリバーのこうした努力と、MID向けに最適化されたオープンソースのMoblinソフトウェアプラットフォームとが組み合わされることによって、今後MIDの普及は加速化されるでしょう。」

MIDは、PCで慣れ親しんだインターネットベースの操作環境をそのまま持ち歩くことを可能にするものです。MIDは一連のフォームファクタで登場することが予測されますが、ディスプレイの大きさは4~6インチが主流になる見込みです。また、豊富なアプリケーションやサービスが搭載され、直感的な操作が可能になる見込みです。Linuxは、そのスモールフットプリント、高速な応答性、カスタマイズのしやすさ、低コストといった特長により、MID市場のニーズを満たすのに非常に適しています。米調査会社のストラテジー・アナリティクスによれば、MIDの売上は2014年までに全世界で年間170億ドルを上回る規模になることが予測されています。また、米ABIリサーチは、MIDの出荷台数が2012年までに全世界で9,000万台を超えると予測しています。

インテルの上席副社長兼ウルトラ・モビリティー事業本部長のアナンド・チャンドラシーカ氏は次のように述べています。「MIDは、インテル、ウインドリバー、および私たちの業界にとって、またとない成長の機会です。インテルのAtomプロセッサのロードマップと特長的な省電力性、そしてウインドリバーの持つMoblinベースの完成された統合ソフトウェアソリューションを提供できる能力とを組み合わせることで、エコシステムにおける技術革新を促進し、私たちのお客様が卓越した操作性を誇る製品を市場に投入できるようにしていきます。」

今後MID市場が成長するにつれ、システムメーカーには、多様な消費者市場および垂直市場に対応した、革新的で密接に統合されたアプリケーションの開発が要求されます。そのためには、あらゆる機能を備えた柔軟なプラットフォームが不可欠です。ウインドリバーは、Moblinベースのオープンソース・プラットフォームを実現することで、テクノロジロードマップ、営業的な支援、理想のハードウェアプラットフォームへの最適化の提供による、柔軟なオープンソースソリューションをお届けします。

高成長に向けた組織の再編成
インテルとの協業に関する発表に続き、ウインドバーは、新しい技術および市場機会に重点を置いた組織の再編成を行ったことを発表いたします。ウインドリバーでは、携帯端末、MID、車載インフォテインメント、ネットワーク機器などの高成長市場に力を入れるべく、それら市場への今後の投資計画に沿って、2008年2月に組織の大幅な改編を実施しました。以来、ウインドリバーのLinux部門は、高成長部門における主要なマイルストーンの達成について様々な発表を行っています。主なものは以下のとおりです。

  • 携帯端末:2008年2月、NECエレクトロニクスSTマイクロエレクトロニクステキサス・インスツルメンツとパートナーを組んで、オープン・ハンドセット・アライアンス(OHA)の推進するプラットフォーム「アンドロイド」のデモを実施。
  • 車載インフォテインメント:2008年5月、商用Linuxプラットフォーム、および車載インフォテインメント市場向けのMoblinベースのオープンソース・プラットフォームの開発を目的としたインテルとの協業を発表。
  • ネットワーク機器:2008年5月、OpenSAFファウンデーションは、エマソン・ネットワーク・パワー、エリクソン、HP、ノキア・シーメンス・ネットワークス、サン・マイクロシステムズの創設メンバーに加え、ウインドリバーが新たに同オープンソース・コンソーシアムのメンバーとなったことを発表。

ウインドリバーは、Eclipse、SCOPE-Alliance、Linuxファウンデーション、LiMoファウンデーション、OHAなどの、業界横断的なLinuxベースのオープン・ソフトウェア・プラットフォームの開発を目指す他の業界団体において既に積極的な役割を果たしています。

ウインドリバーのオープンソース・プラットフォームおよび商用Linuxプラットフォームに関する詳細は、次のWebサイトをご覧ください: www.windriver.com/announces/mid/opensource.windriver.com

 

ウインドリバーについて
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、企業が、スマートデバイスに搭載するソフトウェアを、より高い品質および信頼性のさらなる向上を実現しつつ、リーズナブルなコストで開発することを可能にし、早期にマーケットへ投入することを支援します。Wind River Workbench、General Purpose Platform(汎用プラットフォーム)、特定マーケット別Platform 製品は、ソフトウェア開発全工程におけるコスト、リスクを低減、デバイス機器の品質と信頼性向上に貢献します。

設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界16カ国で事業を展開しており、国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを提供しています。

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Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。

インテル、Intel、インテルAtomは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationの商標です。

Linuxは米国およびその他の国におけるLinus Torvalds氏の登録商標です。


【お問い合わせ先】
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング本部 広報室
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