業界の動きにいち早く対応し、LinuxファウンデーションのCGL4.0仕様に準拠した
最初の商用ベンダーとしての登録を果たす
2008年2月7日、カリフォルニア州アラメダ発 – スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)の世界的なリーダーであるウインドリバー(NASDAQ:WIND)は本日、Linuxファウンデーションが策定した「キャリア・グレードLinux(Carrier Grade Linux:CGL)4.0仕様書」(以下CGL 4.0仕様書)に対応した最初の商用ベンダーになったことを発表します。CGL 4.0仕様書では、プライオリティの高い135の「不可欠な要件」が定められており、LinuxソフトウェアをCGL準拠として登録しようとする会社は、それらをすべて満たす必要があります。Wind River Platform for Network Equipment, Linux Edition 2.0(以下Wind River Platform NE, Linux版2.0)は、最新のCGL仕様書にこだわるネットワークおよび通信業界を対象とした最初のLinuxディストリビューションであり、今すぐにでも製品開発にご利用いただくことが可能です。
ウインドリバーのLinux製品事業部担当のシニア・ヴァイス・プレジデント兼ジェネラル・マネージャーのヴィンセント・リロールは次のように述べています。「ウインドリバーでは、当社のお客様に対して業界をリードするキャリア・グレード・ソリューションを提供することに熱心に取り組んでいます。今回、自社のLinuxをキャリア・グレードとして登録する最初のベンダーになれたことを誇りに思います。業界をリードする通信機器メーカーの皆様は、ウインドリバーのキャリア・グレードLinuxを使用して今まさに製品を開発しているか、あるいは既に実装済みです。当社のネットワーク機器業界のお客様には、製品の市場投入までの時間の短縮、開発コストの削減、そしてベンダー間の相互運用性の向上といった、安定かつ成熟したキャリア・グレードLinuxソリューションがもたらすメリットを十分に理解していただいています。」
通信機器メーカーの皆様がCGL仕様書にこだわる主な理由の1つは、それが、ネットワークアプリケーションの様々な需要を満たす既知の機能に対して一貫性のあるLinuxプラットフォームを提供してくれるからです。同仕様書では、約250件の要求を主に7つのカテゴリーに分けて明確化しています。その7つのカテゴリーとは、可用性、クラスタリング、保守性、パフォーマンス、標準準拠、ハードトウェア、およびセキュリティです。各カテゴリーの要件は、さらに「不可欠な要件」、「要件」、および「将来の要件」に分類されています。CGL仕様書は2002年に最初のリリースが行われ、その後何度か更新を経て、現在ではATA準拠のネットワーク機器の標準規格となっています。また、あらゆるハードウェア機能にも対応した仕様となっているため、完全なキャリア・グレード・ソリューションを構築する土台ともなっています。
ノーテルの共通プラットフォーム部門のリーダーを務めるジム・エイナルソン氏は次のように述べています。「ウインドリバーは、業界のためにキャリア・グレードLinuxを発展させるという意気込みを持って、まさにリーダーシップを発揮しています。当社ではウインドリバーのキャリア・グレードLinuxを標準として採用していますが、当社において最も要求の厳しい高性能キャリア・グレードの実装において素晴らしいパフォーマンスを発揮しています。私たちは、Wind River Platform NE, Linux版が当社のプラットフォーム戦略の軸となり、競争力ある製品をタイムリーに提供するために欠かせない能力を手に入れることができると信じています。」
また、Linuxファウンデーションのエグゼクティブ・ディレクターを務めるジム・ゼムリン氏も次のようにコメントしています。「キャリア・グレードLinuxは、Linuxコミュニティ、すなわちネットワーク業界はもちろんのこと、キャリア・グレード機能を必要とする他の業界にとっても重要なカテゴリーです。ウインドリバーは、CGL 4.0準拠として登録された最初のLinuxディストリビューションプロバイダになることによって、この基準を満たす品質のLinuxソリューションを提供することの重要性を真剣に受け止めていることを示しています。」
CGL仕様書はまた、通信機器メーカーのトップ企業により結成された企業団体であるScope AllianceのLinuxプロファイルの基礎にもなっています。Scope AllianceのLinuxプロファイルは、Linuxファウンデーションなどの標準化団体やウインドリバーなどのLinuxディストリビューターに対して、CGL 4.0仕様書によって規定されたどのフィーチャーがネットワーク機器メーカーにとって特に重要かを把握するためのガイドラインを提供するものです。Wind River Platform NEは、Scope AllianceのLinuxプロファイルの不可欠な要件を満たしています。また、Scope Allianceの会長であるポール・スタインバーグ氏は次のようにコメントしています。「Scope Allianceでは、CGL 4.0準拠のディストリビューションとしてのキャリア・グレードLinuxの登録が開始されたことを非常にうれしく思っています。これは、通信機器市場にとってのソリューションプロファイルを明確化する上で、Scope AllianceのLinuxプロファイルの持つ重要性とけん引力を示す指標となります。」
Wind River Platform NE, Linux版について
Wind River Platform NE, Linux版は、PICMGのAdvanced Telecommunications Computing Architecture(ATCA)規格や新生のMicroTCA規格に準拠したボードをサポートしています。Platform NEは、第3世代無線インフラシステムやIMS、WiMAX関連機器、Fixed Mobile Convergence(FMS)、ソフトスイッチ、メディアゲートウェイ、DSLAM、ケーブル・モデム・ヘッドエンド装置、マルチサービススイッチなどの制御および管理システムソフトウェアの開発に非常に適しています。同プラットフォームは、Linuxファウンデーションのキャリア・グレードLinux(CGL)仕様書バージョン4.0( http://www.linux-foundation.org/en/Registration )準拠としても登録されています。ウインドリバーのキャリア・グレードLinuxソリューションに関するさらに詳しい情報については、ウインドリバーのWebサイト( www.windriver.com/japan/announces/cgl4 )をご覧ください。
ウインドリバーについて
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、企業が、スマートデバイスに搭載するソフトウェアを、より高い品質および信頼性のさらなる向上を実現しつつ、リーズナブルなコストで開発することを可能にし、早期にマーケットへ投入することを支援します。Wind River Workbench、General Purpose Platform(汎用プラットフォーム)、特定マーケット別Platform 製品は、ソフトウェア開発全工程におけるコスト、リスクを低減、デバイス機器の品質と信頼性向上に貢献します。
設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界16カ国で事業を展開しており、国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを提供しています。
※ Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。
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ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング本部 広報室
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