2007年12月19日

【 報道用参考資料 】

#本リリースは、米国本社で発表されたプレスリリースの抄訳です。
原文は、http://www.windriver.com/news/press/pr.html?ID=5381 をご覧ください。

ウインドリバー、新たに機能拡張された
オンチップ・デバッグ・ソリューションを発表

 

新たな拡張機能、多くのプロセッサへのサポート、業界をリードするLinuxデバッギングを
提供するWind River Workbench 3.0 On-Chip Debuggingにより、
設計サイクルと携帯機器製品の市場投入までの期間の短縮化を促進

2007年12月11日、カリフォルニア州アラメダ発 –  スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)の世界的なリーダーであるウインドリバー(NASDAQ:WIND)は本日、Wind River Workbench® 3.0, On-Chip Debugging(以下Workbench 3.0 OCD)を近々リリースすることを発表しました。

Workbench OCDは、複雑なオンチップ・デバッグ処理を効率化するためのウインドリバーの包括的なエンベデッドデバイス搭載ソフトウェア開発用ツールセットで、JTAGに準拠しています。Workbench 3.0 OCDは、携帯機器市場向けの新しい主要なプロセッサがサポートされているほか、スマートデバイス用のハードウェアやソフトウェアの開発およびデバッギングを、よりシンプルかつ直感的に実行できるよう新たな拡張機能が搭載されています。それらの拡張機能と既存のLinuxベースのデバッギング機能を活用することで、携帯機器メーカーの皆様は、設計サイクルを短縮し、代わりにアプリケーション層の差別化に時間を割くことができるようになります。

ウインドリバーのオンチップ・デバッギング製品部門のヴァイス・プレジデント兼ジェネラル・マネージャーのサンディ・オーランドは次のように述べています。「モバイル市場向けプロセッサの性能を最大限に引き出し、それを活かすためには強固な開発基盤が必要となります。それを実現するのがウインドリバーのWorkbench OCDです。Workbench OCDの提供するオープンなEclipse環境に統合された豊富なツールセットを利用することで、ハードウェアおよびソフトウェア開発を簡素化することが可能です。今回発表された最新版では、携帯機器市場向けのデバッギングソリューションがさらに拡張されており、当社のオンチップ・デバッギング分野におけるリーダーシップと、複数のターゲット・システム・レベルを横断する開発ツール向けのべストソリューションを提供するという当社の意欲を改めて裏付けるものです。」

アームのOSリレーションズ担当ディレクターのティム・ホールデン氏は次のように述べています。「アームは、コンシューマ向け携帯端末機器に要求される低電力かつ高性能という要件を満足させるプロセッシングシステムを設計しています。ウインドリバーがマルチコアソリューションを含むアームのアーキテクチャをサポートすることで、先進的な携帯機器製品の開発に携わる皆様にとって、ソフトウェア開発環境の選択肢がさらに広がります。」

また、フリースケール・セミコンダクタのビジネス開発担当ディレクターを務めるアーロン・シャグリン氏は次のように述べています。

「フリースケールは、ワイヤレスおよびモバイルマーケット・セグメントに対して先進的な低消費電力デバイスを提供するための取り組みにおいて常に業界をリードしています。当社のお客様は、当社のi.MXアプリケーション・プロセッサ・ファミリのデプロイメントが可能な包括的な開発環境およびオンチップ・デバッギング環境を求めています。フリースケールとウインドリバーがパートナーシップを組み、密接に協力してウインドリバーのオンチップ・デバッギング製品用の機能セットを開発することによって、両社共通のお客様が製品の市場投入の簡素化と短期化を実現できるよう手助けします。」

Workbench 3.0 OCDの拡張機能
成長著しい携帯機器市場においては、新製品の市場投入プロセスの短期化および低コスト化への要求がますます厳しくなっています。携帯機器の開発者の皆様にとって必要なのは、ハードウェアの立ち上げを簡素化するソリューションと、ハードウェアとソフトウェア間の複雑なインタラクションを単一のオープンソリューションでデバッグできる環境です。Workbench 3.0 OCDに搭載された新たな拡張機能を使用することによって、デバイスメーカーの皆様は、携帯機器のデザインのデバッギングおよび開発能力の向上、設計サイクルの効果的な短縮、市場投入の加速化を実現することができます。それら拡張機能には以下のようなものが含まれます。

  • 携帯機器用の主要なプロセッサへのサポート:
    命令セット「NEON™」が実装されたアームのCortex™-A8プロセッサ、フリースケールのi.MX 27、マーベルのPXA 300/310/320アプリケーション・プロセッサ、テキサス・インスツルメンツのTMS320DM644xDaVinciプロセッサ・ファミリがサポートされています。
  • Wind River Linuxのアドオン「Real-Time Core」を使用したデバッギング:
    スマートデバイス搭載ソフトウェアのあらゆる部分を、Wind River Linuxを稼働したままデバッグすることが可能になります。この機能は現在、携帯機器業界で急速に普及しつつあります。この機能を使用することによって、カーネルモードおよびユーザーモードで動作するアプリケーションや、Wind River Linux Real-Time Coreを使用中のリアルタイムアプリケーションのデバッグが可能になります。
  • オープンな環境:
    ARMプロセッサベースのシステム開発を行っているお客様は、今後はWorkbench OCDを、業界をリードするコンパイラと併せて使用することが可能になります。Workbenchに統合された編集/コンパイル/デバッグ機能を利用することによって、ツールチェーンを特定のニーズに合わせてカスタマイズし、ワークフローを最適化することができます。
  • 統合開発環境(IDE)へのサポート:
    Workbenchは、Eclipseに完全に統合された業界をリードするオンチップ・デバッギング開発環境です。最新のリリース版では引き続きWorkbenchのEclipseベース環境に、さらに多くのビューや機能が追加され、IDEが向上しています。

携帯機器用の製品開発にともなう課題に対応
多くの携帯機器には複数のプロセッシングコアが搭載されているため、開発中のシステム全体の完全なコンテキストの維持は、JTAGツールにとって大きな課題です。ウインドリバーの先進的なJTAG ServerおよびJTAG Acceleratorテクノロジは、マルチコアプロセッサ向けのJTAGデバッギングを高速化します。ウインドリバーのJTAG Acceleratorテクノロジは、今日の複雑な32ビット/64ビット・プロセッサに対応するとともに、JTAGバンド幅のフル活用を可能にします。また、ウインドリバーのJTAG Serverテクノロジを使用すれば、128を超えるプロセッサに同時に接続し、1度に、しかも1つのIDEの単一インスタンス内で複数のプロセッサを積極的にデバッギングすることが可能になります。

今日の携帯機器においては、電力消費の最小化は必須要件となっています。ウインドリバーは、低消費電力にフォーカスしたアーキテクチャをサポートすることで、このソリューションを携帯機器市場向けのデバイスに対して使用可能にしました。また、Workbench OCDはkernel.orgおよびWind River Linuxに対するカーネルモードおよびユーザーモードでのデバッギングにも対応しているため、今後コンシューマ機器や携帯機器でのLinuxの採用が進むにつれ、コンシューマおよび携帯機器市場向けにより多くの製品が開発されるでしょう。

提供予定
Workbench OCDソリューションは、2007年末にウインドリバーのエンタープライズ・ライセンス・モデルおよび無期限ライセンス・モデルに基づいて提供される予定です。ウインドリバーは、様々なハードウェア、ソフトウェア、およびバンドル・オプションを用意することで、当社のエンド顧客の様々なニーズに合ったソリューションを提供します。日本国内では、12月18日より販売開始となります。詳細は、当社のWebサイト(http://www.windriver.com/japan/products/wind_river_wb_ocd/)をご覧ください。

ウインドリバーについて
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、企業が、スマートデバイスに搭載するソフトウェアを、より高い品質および信頼性のさらなる向上を実現しつつ、リーズナブルなコストで開発することを可能にし、早期にマーケットへ投入することを支援します。Wind River Workbench、General Purpose Platform(汎用プラットフォーム)、特定マーケット別Platform 製品は、ソフトウェア開発全工程におけるコスト、リスクを低減、デバイス機器の品質と信頼性向上に貢献します。

設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界16カ国で事業を展開しており、国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを提供しています。

※ Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。


【お問い合わせ先】
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング本部 広報室
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