2007年11月2日

【 報道用参考資料 】

#本リリースは、米国本社で発表されたプレスリリースの抄訳です。
原文は、http://www.windriver.com/news/press/pr.html?ID=5202 をご覧ください。

ウインドリバー、ARINC 653およびIMA(Integrated Modular Avionics)
アプリケーションに対応した包括的な
デバイス・ソフトウェア・プラットフォームとネットワークスタックを発表

 

ARINC 653対応の「VxWorks 653 Platform 2.2」と
「Wind River DO-178B Network Stack」航空宇宙、防衛分野での利用に期待

2007年10月23日、テキサス州オースチン発(「26th Annual Digital Aviation Systems Conference」会場発表より) –  スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)の世界的なリーダーであるウインドリバー(NASDAQ:WIND)は本日、新たに機能拡張されたVxWorks® 653 Platform 2.2のリリースを発表しました。VxWorks® 653 Platform 2.2は、安全規格のARINC 653および統合化アビオニクス(Integrated Modular Avionics:IMA)に対応したセーフティクリティカルシステム開発用プラットフォームです。このVxWorks 653の最新バージョンは、アビオニクス機器市場に、実証済みの高性能かつローリスクなARINC 653準拠のOSを提供するというウインドリバーの強い意欲を改めて裏付けるものです。さらに同製品は、DO-178BレベルA認証可能であり、DO-297のIMAガイダンスに準拠したロールベースのモジュラー型アプリケーション開発も完全にサポートされているため、開発効率の向上、顧客へのデプロイメントの迅速化、認証取得時間およびコストの大幅な削減、システム変更コストの低減を実現することができます。VxWorks 653 は、ボーイング、GEアビエーション、ロックウェル・コリンズを含む航空宇宙および防衛機器業界の大手企業ですでに採用されています。

ウインドリバーはまた、DO-178BレベルA認証可能なWind River DO-178B Network Stackのリリースも発表しました。Wind River Network Stackは、セーフティクリティカルシステムに先進的なネットワーキング機能を提供する製品です。ウインドリバーは、安全性およびアーキテクチャにかかわる機能と技術が強化された製品を提供することで、ARINC 653準拠のアビオニクス機器市場を引き続きリードしていきます。

ウインドリバーの航空宇宙および防衛部門のヴァイス・プレジデント兼ジェネラル・マネージャーを務めるロブ・ホフマンは次のように述べています。「航空宇宙および防衛業界は、世界で最も要求の厳しい業界の1つです。そうした安全性および認証に対する厳しい要求に鍛えられてきたウインドリバーは、航空宇宙および防衛市場で活躍するために必要とされる深い知識と意欲を兼ね備えています。私どもは、バルコ、ボーイング、EADS、GEアビエーション、ロックウェル・コリンズを含むその他多くのお客様の声に熱心に耳を傾け、そうしたお客様がアビオニクス機器業界の将来を牽引するために役立つOSを開発しました。今回発表されたVxWorks 653は、航空宇宙および防衛市場に、彼らが必要とするミッションクリティカルなデバイスソフトウェアを提供することになるでしょう。」

VxWorks 653 Platformの新たに拡張された機能
VxWorks 653 Platform 2.2は今回、Eclipseベースの開発スイートWind River Workbenchに統合されて登場します。Wind River Workbenchは、ハードウェア/ソフトウェア設計者と開発者のシームレスな連携を可能にし、生産性を向上させます。また、VxWorks 653をデプロイメントすることで、JTAG準拠のWind River On-Chip DebuggingをARINCパーティションで実行できるようになるため、開発の複雑さを緩和し、認証コストを軽減することができます。よりコストのかかる航空機用ハードウェア・プラットフォームへのデバッグポート(Ethernet ポート)の実装の必要性が減るため、ARNIC 653システムでのDO-178B認証の取得作業が簡素化されます。

VxWorks 653 Platform 2.2では、マイクロプロセッサのサポート範囲も拡大されています。サポートされている製品にはフリースケールの7xx、74xx、82xx、834x、85xx、86xxプロセッサやIBMの750GXが含まれています。また、アイテック、カーチスライト(DY4・ベリテック)、ロッキード・マーチン、モトローラ(ECC事業部)、およびウインドリバーの提供するCOTSハードウェアボードもサポートしています。

最新のVxWorks 653のオプションとして、DO-178B認証用エビデンスの包括的なパッケージが用意されています。認証ドキュメントは、認証仕様やプロセスを詳細にカバーした65,000以上ものハイパーリンク形式のファイルで構成されており、認証取得作業の信頼性の大幅な向上、ベンダーとの事前認証作業の共有および活用、レビュープロセスの複数の認証機関への拡大を可能にします。VxWorks 653の前バージョンであるバージョン1.xは、複数のクリティカリティーレベルでDO-178B認証の取得を達成した初めてのARINC 653準拠のCOTS(Commercial Off-The-Shelf)OSであり、現在ボーイング767タンカーを始めとする複数のプロジェクトでデプロイメントされています。

フリースケール・セミコンダクタのネットワーキング・システム・ディビジョンのマーケティング・マネージャーであるリッチ・シュヌール氏は次のように述べています。「IMAシステムの目標は、ハードウェアを組み合わせることで、現代のフライトデッキで利用可能な機能性を向上させつつ、コスト、容量、重量を減らすことにあります。フリースケールのMPC8641DチップとVxWorks 653 Platform 2.2を併用することで、マルチコアプロセッサを用いたシステムへの明確なパスが提供されることが期待され、厳しさを増す統合化アビオニクス・システムの要件を満たすのに必要な処理能力を、安全かつ認証可能性が保証された環境でお客様に提供することができます。」

新しい認証可能性が保証されたネットワークスタックを発表
ウインドリバーは本日、VxWorks 653 Platform 2.2の他に、DO-178BレベルA認証可能なWind River DO-178B Network Stackのリリースも発表しました。DO-178B Network Stackは、厳格なDO-178B/ED-12B規格やその他の安全規格への準拠が必要なネットワーク化されたセーフティクリティカルシステムに対して、IPv4/UDPへのサポートを提供します。これにより、開発者の皆様は、従来はスタンドアロンで使用され、接続性のなかった先進的アビオニクス機器、医療機器、産業機器、およびその他のハイクリティカリティー機器業界のデバイスに、信頼性のあるネットワーキング技術を実装することが可能になります。

製品の提供予定
VxWorks 653 Platform 2.2およびWind River DO-178B Network Stackは、2007年11月より提供が開始されます。ウインドリバーのDO-178B Network Stackは、VxWorks 653 Platform 2.2上で利用可能です。また、ウインドリバーのプロフェッショナル・サービスをご契約いただくことでVxWorks 5.4およびVxWorks 5.5のサポートも受けることができます。DO-178B/ED-12B認証用エビデンスは、2008年の第1四半期より提供開始の予定です。

VxWorks 653に関するさらに詳しい情報は、http://www.windriver.com/products/platforms/safety_critical/index.html (英文)をご閲覧ください。

※ Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。

ウインドリバーについて
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、企業が、スマートデバイスに搭載するソフトウェアを、より高い品質および信頼性のさらなる向上を実現しつつ、リーズナブルなコストで開発することを可能にし、早期にマーケットへ投入することを支援します。Wind River Workbench、General Purpose Platform(汎用プラットフォーム)、特定マーケット別Platform 製品は、ソフトウェア開発全工程におけるコスト、リスクを低減、デバイス機器の品質と信頼性向上に貢献します。

設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界16カ国で事業を展開しており、国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを提供しています。


【お問い合わせ先】
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング本部 広報室
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