Power Architecture™プロセッサ対応の新しい組込みコンピューティング・プラットフォームで
高成長の組込み機器量販市場を狙う
2007年10月16日、ドイツ・ミュンヘン発(「フリースケール・テクノロジ・フォーラム」会場発表より) – スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)の世界的なリーダーであるウインドリバー(NASDAQ:WIND)とフリースケール・セミコンダクタ(以下フリースケール)は、成長が期待される組込み機器量販市場をターゲットにしたイネーブルメント・プラットフォームを発表しました。この共同開発のプラットフォームは、フリースケールのマルチコア・プロセッサ「MPC5121e」と、Wind River Linuxを利用して、組込みコンピューティング・アプリケーション開発の簡素化と迅速化を図ることを狙いとしています。
MPC5121eは、Power Architecture™テクノロジをベースにした32ビットのプロセッサです。今回発表された共同開発のMPC5121e搭載のプラットフォームは、フリースケールのハードウェア開発キットに、同プロセッサ用に最適化されたウインドリバーのソフトウェアがバンドルされたセットで構成されています。バンドルには、Wind River LinuxまたはWind River VxWorks OS(いずれかを選択可能)、Wind River Workbench(Eclipseベースの開発ツールセット)、豊富な機能が備わったボード・サポート・パッケージ(BSP)、およびMPC5121e用に最適化されたハードウェア開発システムが含まれています。
フリースケールのマイクロコントローラ・ディビジョン副社長兼事業部長であるマイク・マッコート氏は、今回の発表に関して次のように述べています。「組込み機器の開発者は、ウインドリバーとフリースケールのように密接に統合されたLinux OSソリューションを提供することのできる業界リーダーを求めています。当社は、ウインドリバーとのパートナーシップを強化することによって、Linux OSのMPC5121eプロセッサへの対応の拡充を求めるお客様向けに設計された連動性の高い、包括的なイネーブルメント・スイートを提供することでお客様からのご要望にお応えします。当社は、今回発表されたイネーブルメント・プラットフォームが、組込みコンピューティング市場で広く受け入れられることを期待しています。」
MPC5121e搭載の開発プラットフォームを提供するにあたり、ウインドリバーとフリースケールは、Linux OSをMPC5121eプロセッサに対応させるために両社のエコシステムを融合させました。両社は現在、共同開発のLinux OSベースのソリューションの統合に向けた共通のロードマップを提示しています。今回のMPC5121e対応のWind River Linux OSを軸にした協業がきっかけとなって、組込み機器量販市場にさらなる成長と革新がもたらされることが期待されています。また、ウインドリバーとフリースケールは、両社の連携をさらに拡大することによって、密接に統合され、拡張性の高いソリューションを提供することが可能になります。車載システムや組込みシステムの開発者は、その優れた統合性と最適化された開発ツールによって、市場投入までの時間短縮、システム信頼性の向上、開発コストの低減を実現できるようになるでしょう。
ウインドリバーの企業開発および戦略部門のヴァイス・プレジデントであるヴィンセント・リロールは次のように述べています。「フリースケール社は、自動車、コンシューマおよび産業市場向けに顧客志向のソリューションを提供することに熱心に取り組んでおり、パートナーとしてもソリューションプロバイダとしても優れた実績と高い評価をあげています。われわれは協業によって、複数のOS選択肢と組込みコンピューティング市場向けの最も革新的なマルチコア・プロセッサの1つに基づいた、強力な汎用開発プラットフォームをご提供してまいります。」
このMPC5121e搭載の開発プラットフォームは、次世代テレマティクス・システム、インテリジェント・ダッシュボードに採用されたデジタル・ディスプレイ、視覚処理システムを含む広範な自動車アプリケーションをターゲットとしています。また、デジタル・メディア・サーバー、デジタル・テレビ、交通システム、医療機器、産業用自動化および制御システムなどの幅広いコンシューマおよび産業用アプリケーションの開発の迅速化にも対応しています。
また、製品をお買い上げいただいたお客様は、MPC5121e搭載の開発ボードにバンドルされた選択可能な複数のOSおよびウインドリバー開発ツールに加え、ウインドリバーのプロフェッショナル・サービスおよび24時間365日のテクニカル・サポートを活用して、プラットフォーム・ソリューションをさらにカスタマイズすることができます。「ウインドリバー・オートモーティブ・サービス・プラクティス」は、専門性に優れたスタッフ、プロセス、技術を採用し、オートモーティブ・デバイス開発にかかわるリスクを低減します。
MPC5121eプロセッサについて
MPC5121eプロセッサは、テレマティクス・アプリケーションを始め、複雑なグラフィックス、マルチメディアおよびリアルタイム・オーディオ処理が必要なアプリケーションをターゲットとした、フリースケールの最もパワフルかつ高度に統合された高集積システム・オン・チップ(SoC)デバイスです。MPC5121eでは、Power Architecture テクノロジに基づいたe300コア、2D/3Dグラフィックス・コア、そしてオーディオ処理向けに最適化されたプログラマブルな32ビットのRISCベース・マルチメディア・アクセラレーション・コアを統合しています。また、USB、CAN、Ethernet、SDIOを含む幅広い接続性を提供します。
MPC5121eプロセッサは、MPC5200アーキテクチャをベースにした既存ソリューションとアプリケーション・コードの互換性を持たせるよう設計されています。したがって、さまざまな製品ソリューションにわたって優れたスケーラビリティを提供し、開発者が、最新の機能を備えた新しいテレマティクス・システムを安いコストで市場に素早く投入できるようにします。これまでウインドリバーでは、VxWorksに関してMPC5200アーキテクチャをサポートしてきました。今後、フリースケールのMPC5121e搭載開発ボードと密接に統合されたウインドリバーのLinux OSを提供していくことで、車載システムおよび組込みシステム開発用のアプリケーションの可能性を大いに広げます。
フリースケール・セミコンダクタについて
フリースケール・セミコンダクタ・インクは、自動車用、民生用、産業用、ネットワーキングおよびワイヤレス・マーケット向け組込み用半導体のデザインと製造の世界的リーダーです。フリースケールは、テキサス州オースチンを本拠地に、世界30カ国以上の国で、半導体のデザイン、研究開発、製造ならびに営業活動を行っています。フリースケールは世界的な大手半導体メーカーです。2006年度の売上高は64億ドル(USD)でした。詳細は、http://www.freescale.com(英語)、またはhttp://www.freescale.co.jp/(日本語)をご覧ください。
ウインドリバーについて
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、企業が、スマートデバイスに搭載するソフトウェアを、より高い品質および信頼性のさらなる向上を実現しつつ、リーズナブルなコストで開発することを可能にし、早期にマーケットへ投入することを支援します。Wind River Workbench、General Purpose Platform(汎用プラットフォーム)、特定マーケット別Platform 製品は、ソフトウェア開発全工程におけるコスト、リスクを低減、デバイス機器の品質と信頼性向上に貢献します。
設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界16カ国で事業を展開しており、国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを提供しています。
※ Freescale® ならびにFreescaleのロゴマークは、フリースケール社の商標です。
※ Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。
![]()
【報道関係からのお問い合わせ先】】
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング本部 広報室
お問い合わせはこちらから
![]()
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社
コーポレート・コミュニケーション本部
TEL:03-5437-9128
E-mail: rty559@freescale.com
![]()
【一般からのお問い合わせ先】
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング本部 広報室
お問い合わせはこちらから
![]()
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社
テクニカルインフォメーションセンター
TEL:0120-191014
E-mail: support.japan@freesc