2007年7月30日

【 報道用参考資料 】

#本リリースは米国本社で発表されたリリースの抄訳です。
英文はhttp://www.windriver.com/news/press/pr.html?ID=4821 をご覧ください。

ウインドリバー、複雑化するデバイスの
製造およびテスト工程に対応した
オンチップ・デバッギング・ソリューションを発表

 

スマートデバイスのデバッグ・プロセスの簡素化、短期化を可能に

2007年7月18日、カリフォルニア州アラメダ発 –  スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)の世界的なリーダーであるウインドリバー(NASDAQ:WIND)は本日、Wind River On-Chip Debugging for Manufacturing and Test(以下OCD for MT)を提供すると発表しました。OCD for MTは、テストおよび製造部門のエンジニアが、ハードウェアにかかわる問題を製造現場で診断することを可能にする製品です。この強力な新ソリューションを使用することで、製造部門では、生産ラインのスループットの向上、最終製品の検証の効率化、不良率や手直しの削減を実現でき、また、個々のニーズに合ったテスト・アプリケーションのカスタマイズを簡単に行うことができます。さらに、OCD for MT は、バウンダリ・スキャン・ツール、ロジック・アナライザー、オシロスコープなどのツールへのこれまでの投資を補完し、また拡張します。

ウインドリバーのソリューションは、ハードウェアまたはソフトウェアの開発のみに特化した他製品とは異なり、当社の業界をリードするオンチップ・デバッギング・ベースの開発ソリューションとテストおよび製造ツールである、ナショナルインスツルメンツ(以下NI)のLabVIEWプラットフォームをあらかじめ統合させています。特に、OCD for MTには、Wind River ICEおよびWind River Probeのエミュレータ製品、Wind River On-Chip Debugging API/UtilityのJTAGテスト・ソリューション、およびNI LabVIEW Virtual Instrument Driverが含まれています。これらを併用することで、製造部門の皆様は以下のことが可能となります。

  • テスト・デバイスを完全に稼働可能にしておく必要がないため、製造時のテスト・プロセスを合理化することができます。


  • ターゲットのCPUやメモリ・サブシステムの分析およびデバッグを通して製造時のデバッグ・プロセスを短縮できます。


  • 緻密なテストおよび自動化システムの作成を簡素化し、テストおよび製造コストの削減と製造周期の短期化を実現することができます。


  • 自動化されたテスト・プロセスを用いることにより、予測可能かつ一貫性のある結果を得ることができます。

「今日のエンベデッド・デバイスの製造工程は複雑化しており、オンチップ・デバッギングによって既存の製造テスト管理計画を補完することの価値は増大しています。」と、ナショナルインスツルメンツでエンベデッド・システム・ビジネス部門のディレクターを務めるグレッグ・クラウチ氏は述べ、次のように続けています。「そのような流れを受けて、フラッシュ・プログラミング、デバイス機能のオンチップ・ソフトウェア・テスト/検証、および障害解決を組み合わせたソリューションに対するニーズが高まっています。多くの製造部門の皆様が、従来のバウンダリ・スキャン・テストの枠を超えた機能を必要としています。当社のLabVIEW製品が統合されたウインドリバーのオンチップ・デバッギング製品は、LabVIEWのパワフルなテスト管理機能と先進的なレポート処理メカニズムによって機能拡張され、その結果、両社のお客様は新製品をより迅速かつ効率よく市場へ投入することができるようになります。」

ウインドリバーのオンチップ・デバッギング製品部門のヴァイス・プレジデント兼ジェネラル・マネージャーのサンディ・オーランドは次のように述べています。「ウインドリバーは、組み込み機器開発の複雑化が、製造およびテスト・プロセスを含む製品開発のライフサイクル全体に及んでいることをよく認識しています。OCD for MT を使用することにより、当社のお客様は、より短い期間でより綿密なテストを行うことが可能になります。その結果、製造プロセスの最終段階における不具合の特定および解決、不良品在庫の削減、製造コストの低減が実現され、最終的に製造スループットを大幅に向上させることができます。NIとのパートナーシップをとおして、ウインドリバーは、両社のお客様が、それぞれの製造環境ニーズに沿ってカスタマイズされたソリューションを簡単に手に入れることができるようにします。」

Wind River On-Chip Debugging for Manufacturingの拡張機能
今回のリリースでは、Wind River On-Chip Debugging Utilityに以下の機能が拡張されています。

  • メモリ・アップロード・ユーティリティ
    メモリ・アップロード・ユーティリティを使用することで、開発者は、ターゲット上のメモリの特定の領域を選択して、ホストPCのファイル・システムに保存されたファイルにデータを抽出することができます。また、テストおよび製造担当のエンジニアは、テスト・スクリプトを自分のターゲットにロードして実行し、メモリの特定の領域に記憶されたテスト結果を取り込み、それを将来の参照や分析用として保存しておくことができます。


  • Virtual Instrumentsに対するサポートの強化
    ウインドリバーは、”ハイレベルな“ Virtual Instruments (VI)を創造することにより、On-Chip Debugging APIとNI LabVIEWとの統合をさらに拡張しました。これらの新しいVIを使用すれば、LabVIEWユーザーは、自分用にカスタマイズしたテスト・アプリケーションをより簡単に作成することができるようになります。

拡大されたプロセッサのサポート範囲
OCD for MTは、広範なプロセッサおよびアーキテクチャをサポートしています。ウインドリバーでは、マルチコア・デバイスへの対応を充実させるべく、以下のプロセッサを新たに追加サポートしました。

  • Broadcom社 Sibyte:BCM1125、1125H、1250、1255、1280、1455


  • インテル社 XScale:IOP 342


  • フリースケール社:MPC8641D Rev 2.0


  • PA Semi社:PA6T-1682M

さらにウインドリバーでは、以下を含む主要なデバイス・ソフトウェア・アーキテクチャをサポートすべく、継続的に投資を行っています。

  • ARM:ARM Thumb 2、Cortex M3、フリースケール社およびATMEL社SoC


  • CF:フリースケール社SoC


  • MIPS:Broadcom社SoC


  • Power:PA Semi社 PA6T-1682M


  • PowerPC:フリースケール社およびAMCC社SoC


  • XScale:インテル社SoC

提供予定
OCD for MTは本日より提供が開始されます。このソリューションまたはその他のウインドリバーのオンチップ・デバッギング関連製品に関する詳細は、http://www.windriver.com/japan/products/ocd/index.html をご覧ください。

ウインドリバーについて
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、企業が、スマートデバイスに搭載するソフトウェアを、より高い品質および信頼性のさらなる向上を実現しつつ、リーズナブルなコストで開発することを可能にし、早期にマーケットへ投入することを支援します。Wind River Workbench、General Purpose Platform(汎用プラットフォーム)、特定マーケット別Platform 製品は、ソフトウェア開発全工程におけるコスト、リスクを低減、デバイス機器の品質と信頼性向上に貢献します。

※ Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。


【お問い合わせ先】
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング本部 広報室
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