2007年6月25日

【 報道用参考資料 】

#本リリースは、ウインドリバーシステムズが現地時間6月18日に発表したプレスリリースの抄訳です。
原文は、http://www.windriver.com/news/press/pr.html?ID=4681 をご覧ください。

ウインドリバーの商用Linuxが宇宙へ

 

ハネウェル、NASAのニューミレニアムプログラムの基幹OSとして
ウインドリバーの商用Linuxを選択

2007年6月18日、カリフォルニア州アラメダ発 –  スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)の世界的なリーダーであるウインドリバー(NASDAQ:WIND)は本日、Honeywell Aerospace (以下、ハネウェル)が、米国航空宇宙局(以下、NASA)のNew Millennium Program Space Technology 8 (以下、ST8) ディペンダブルマルチプロセッサ(Dependable Multiprocessor)の開発支援のためにウインドリバー製品を採用したことを発表しました。ハネウェルが宇宙ミッションのためにLinuxプラットフォームを選択するのは、この契約が初めてです。同社は、NASAのST8 Dependable Multiprocesor開発プロジェクトの主契約会社です。Wind River® Platform for Network Equipment, Linux Edition(以下Wind River Platform NE, Linux版)は、ST8宇宙船搭載の科学的な処理および実験データの処理を支援する基幹OSとして使用されます。

ディペンダブルマルチプロセッサは、NASAが実施する将来的な探査ミッションに向けた、新世代の宇宙船やロボット工学を創造する画期的な技術です。ディペンダブルマルチプロセッサは、オンチップおよびFPGAベース双方のアルゴリズム・コプロセッサを搭載可能な最先端のCOTS(Commercial Off-The-Shelf)ベースのスーパーコンピュータ・アーキテクチャで構成され、絶えず変化するミッション環境やミッション・アプリケーションのクリティカリティー(緊急度)に応じてCOTSベースのコンピュータ・システムに適用されたフォールトトレランス・レベルを自動的に最適な状態に設定することを可能にする技術です。ディペンダブルマルチプロセッサがあれば、宇宙船上で自らのデータの処理および分析を行って、観測内容について瞬時に決定を下すことが可能になるため、データを地球に送信して返答を待つ必要がなくなります。

「私たちは、当社のディペンダブルマルチプロセッサの開発においてウインドリバーと協業できることを嬉しく思っています。」と、Honeywell Defense and Spaceの主席工学研究員であるジョン・R・サムソンジュニア博士は述べ、次のように続けています。「宇宙ミッションは複雑性および苛酷度が増し続けており、宇宙船搭載用の計算装置には、要求される膨大かつ複雑なデータ処理および分析を扱える能力が必須です。ST8実験においてCOTSベース・システムの能力が実証されたことから、ディペンダブルマルチプロセッサ技術の適用によって、特に将来の宇宙システムの開発期間、コスト、およびリスクの削減に関して、今後数年間において圧倒的な効果が得られることが期待されています。」

ウインドリバーの航空宇宙および防衛部門のヴァイス・プレジデント兼ジェネラル・マネージャーを務めるロブ・ホフマンは次のように述べています。「高信頼性のマルチプロセッサを開発する上での最大の難関の1つは、COTSボードを宇宙の苛酷な条件に対応できるようにすることです。信頼性が高く、そして何よりも、徹底的にテストされたソフトウェア・ソリューションを提供できる当社の能力をハネウェル社が評価してくれたことを非常に喜ばしく思っています。」

ST8ミッションは、2009年11月に開始が予定されています。最低7ヵ月の期間が想定されており、1ヵ月の試運転フェーズと6ヵ月の実験フェーズを含む2段階のフェーズで構成されます。ミッションでは、Orbital Sciences Corporationによって提供されている共通のスペースクラフトバス上でのディペンダブルマルチプロセッサの実証試験を含む、4つの独立した実験が行われます。ディペンダブルマルチプロセッサの実証実験では、タスクまたは計算の環境およびクリティカリティーごとに要求されるレベルに対してのみ、高性能COTSクラスタのロバスト制御、拡張ソフトウェア・ベースの耐SEU(Single Event Upset)性、およびユーザーによって選択可能な冗長性を適用することにより、アプリケーションに柔軟性を持たせるコンピュータ・システム・アーキテクチャ・アプローチの妥当性を検証します。

Wind River Platform NE, Linux版について
Wind River Platform NE, Linux版は、スマートデバイスの開発およびデプロイメント用の商用Linuxソリューションです。このプラットフォームは、Linux2.6カーネル技術に基づく、完全にテストおよび検証済みのLinuxディストリビューションです。“未加工のソース(プリスティーンソース)”パッケージを活用した、個々のパッチを管理するオープンなクロス・ビルド・システムを提供し、特定のデバイス用のLinuxランタイム・ディストリビューションを透過的に構成します。

このプラットフォームは、パワフルなネットワーク・アプリケーション、ファイル・システム、管理およびセキュリティ機能が組み合わされた高性能のカーネル環境を提供します。Wind River Platform NEには、EclipseをベースにしたWind River® Workbench開発スィート、プロジェクトの即時開始を支援するユーザー・トレーニング、専任のプロフェッショナル・サービス・チームによる24時間365日のグローバルなテクニカルサポートも含まれています。

ウインドリバーについて
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、企業が、スマートデバイスに搭載するソフトウェアを、より高い品質および信頼性のさらなる向上を実現しつつ、リーズナブルなコストで開発することを可能にし、早期にマーケットへ投入することを支援します。Wind River Workbench、General Purpose Platform(汎用プラットフォーム)、特定マーケット別Platform 製品は、ソフトウェア開発全工程におけるコスト、リスクを低減、デバイス機器の品質と信頼性向上に貢献します。

※ Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。


【お問い合わせ先】
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング本部 広報室
お問い合わせはこちらから

 



Get in touch or let us know how we're doing.