2007年2月16日

【 報道用参考資料 】  

ウインドリバー株式会社

#本リリースは、ウインドリバーシステムズが現地時間2月5日に発表したプレスリリースの抄訳です。
原文は、http://www.windriver.com/news/press/pr.html?ID=4182 をご覧ください。

ウインドリバー、ラディシスおよびOpenClovisの
3社が提供のATCAベースの統合ソリューションを、
ネットワーク・インフラ・プロバイダのAirvanaが採用

 

3社共同開発によるソリューションにより、ネットワーク機器業界のCOTS標準化への取り組みを実証

2007年2月5日、カリフォルニア州アラメダ発 – ウインドリバー(NASDAQ: WIND)、ラディシス・コーポレーション(NASDAQ: RSYS)、およびOpenClovis, Inc.は本日、IP(インターネット・プロトコル)をベースとしたモバイル・ブロードバンド・ネットワーク・インフラ市場のリーダーであるAirvana, Inc.が、上記3社が共同で開発した事前にインテグレーション済みのハードウェアおよびソフトウェア・ソリューションを、Airvanaが同社のAdvanced Telecommunications Computing Architecture (ATCA)ベースのネットワーク・アプリケーション用プラットフォームとして採用したことを発表します。Airvanaは、グローバルに活躍する通信事業者に対して、無線接続ネットワークのインフラ構築およびサービスを提供しています。同社は、ATCA-10Gベースの統合化されたCOTS(commercial-off-the-shelf : 複数の汎用パッケージの組み合わせ)ソリューションを選択することにより、同社の最先端のネットワーク・ソリューションに関する市場投入までの期間の大幅な短縮および開発コストの削減を目指します。今回このソリューションを採用することで、Airvanaは、コンポーネントの統合よりも、付加価値アプリケーションの開発へ、注力することができます。

ネットワーク機器業界におけるATCA標準化への取り組みを明確に実証すべく、今回のコラボレーション・ソリューションは、ウインドリバーのWind River® Platform for Network Equipment Linux版(以下Wind River Platform NE、Linux版)、ラディシスのATCA準拠のハードウェアをプラットフォームとするPromentumファミリー、およびOpenClovisのApplication Service Platform(ASP)で構成されています。

Airvanaのエンジニアリング・ストラテジー&アーキテクチャ部門のヴァイス・プレジデントであるフランク・チェン氏は、次のように述べています。「これらのCOTS製品は、業界のハードウェアおよびソフトウェアの標準化へ向けた意欲を明確に裏付けるものです。標準化により、当社のようなインフラ・プロバイダは、革新的なサービスを極めてタイミングよく、かつコスト効果的に市場に投入することに会社の全リソースを集中させることができるようになります。当社は、今日のネットワーク機器プロバイダが直面している課題を理解し、ATCA標準化への動きを牽引する3社と共に働くことを非常に喜ばしく思っています。」

Airvanaは、IPをベースにしたネットワークインフラを開発しています。同社のIPベースの製品は、キャリア・グレードのモビリティ、拡張性および信頼性を提供しモバイル・マルチメディア・サービスの実現に最適なソリューションです。競争の激しい今日の通信業界において、他のネットワーク機器プロバイダや通信機器メーカーと同じくAirvanaも、多くの種々異なるテクノロジを即時、あるいはごく短期間にアップグレードしたり、実装したり、統合したりしなければならないという市場からのプレッシャーにさらされています。また、プロジェクト内で、それぞれ異なるツールやプロセスを使用していることも、テスト工程の複雑化や全体的な生産性の低下を招き、スケジュールに影響を及ぼす原因となっています。そこで、Airvanaは、そうした問題を解決すべく、オープン・スタンダードに基づくキャリア・グレードの完全なCOTSソリューションを導入することを選択しました。これにより、同社は、既存のIPをより効果的に活用し、アプリケーション層やシステムの全体的な管理および運営機能に積極的に注力し、相互運用性や価格面の大幅な向上を要望するネットワーク運営事業者を惹きつけ、満足させることを目指します。

「ネットワーク・インフラ・プロバイダに見られる顕著なトレンドの1つが、機器要件を明確化し、業界標準、管理性および相互運用性を義務付け、市場投入までの期間の短縮および開発コストの削減を確実にしようとする動きの拡大です。」と、VDCで組込システム・ソフトウェア業務部門のディレクターを努めるステファン・バラッコ氏は述べ、次のように続けています。「今回のウインドリバー、ラディシスおよびOpenClovisによって共同開発されたATCAベースのソリューションは、広く支持された業界標準を採用することによる統合性や相互運用性の効果を示す最適な例です。業界の流れとして今後もATCAのような標準規格の採用が続くと見られ、通信機器メーカーは、あらかじめ統合されたエンド・ツー・エンドのソリューションを活用することで、他社との差別化により一層力を注ぐことが可能になり、利益効率が高まるでしょう。」

業界初のアプリケーションレディの完全なデプロイメント・ソリューション
ウインドリバー、ラディシスおよびOpenClovisの開発による、この事前統合済みソリューションがあれば、Airvanaは、基本的なプロトコルやプラットフォーム管理ソリューションの開発にリソースを割り当てる必要性がなくなります。このATCA準拠のハードウェアおよびソフトウェア環境により、通信機器メーカーやネットワーク機器プロバイダ向けのキャリア・グレードLinux(CGL)アプリケーションを迅速に開発することができます。

Wind River Platform NE、Linux版は、キャリアグレードLinux(CGL)、豊富なネットワークスタックやミドルウエア群、開発をEnd-to-Endで支援する開発スィート、Wind River Workbench®で構成される通信事業者向けネットワーク機器および各種ネットワークインフラ機器向けの開発プラットフォームです。このWind River Platform NE、Linux版により、通信機器メーカーの皆さまは、コアネットワークやエンタープライズネットワーク機器、および、エッジデバイスやアクセスデバイスまであらゆるネットワーク機器を開発および運用することが可能です。

ラディシスのPromentum SYS-6010は、業界初のATCA-10ギガビット対応のプラットフォームです。Promentum SYS-6010は、高速I/Oおよび帯域幅集約的なトラフィックをともなうアプリケーション向けに開発された、完全に統合、実証、および管理されたプラットフォームであり、包括的なシステム管理機能が備わった柔軟性および信頼性の高いアーキテクチャに実装されています。

OpenClovisのApplication Service Platform(ASP)およびIntegrated Development Environment(IDE)は、ネットワーク機器ベンダの皆さまが、自社の次世代通信機器に対して、プラットフォームの管理性および高可用性を素早くコスト効果的に組み込む手助けをします。ASPは、汎用的で業界標準に準拠した、管理性および可用性の高い完全なソフトウェア・ソリューションを提供します。ASPはまた、OSおよびプラットフォームにも依存しない製品であり、ウインドリバーのPlatform NE, Linux版にあらかじめ統合されています。

Airvanaについて
Airvanaは、3G無線パケット・データ技術に基づくモバイル・ブロードバンド・インフラを提供している、技術革新をリードする会社です。Airvanaは、先進的なCDMA2000 1xEV-DO方式のブロードバンド技術と、革新的なIP Radio Access Network(IP-RAN:IP無線アクセス・ネットワーク)アーキテクチャとを業界で初めて組み合わせ、キャリア・クラスのパフォーマンスと信頼性を実現しました。Airvanaの技術に基づくネットワークは、数百万人もの個人および法人のお客さまに利用されており、モバイル・ブロードバンドの情報、通信およびエンタテイメント・アプリケーションに幅広く対応しています。Airvanaのモバイル・ブロードバンド・システムは、全世界の高水準のキャリア・クラスのパフォーマンスを要求する業界大手のサービス・プロバイダによって、世界6大陸の16の主なネットワークでデプロイメントされています。この他Airvanaは、機内および空地通信や、セル方式とIPベースのアクセス技術を融合するFixed Mobile Convergence(FMC)などの無線市場向けにもソリューションを構築しています。Airvanaは、米国マサチューセッツ州チェルムスフォードを本拠地としています。会社に関するさらに詳しい情報については、Airvanaのウェブサイト(http://www.airvana.com)をご覧ください。

Wind River および ウインドリバー株式会社について
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、お客様がより速く、より低コストで、より優れた、そしてより信頼性の高い機器を開発し、市場に投入、管理することを支援します。Wind River Workbench、General Purpose Platform(汎用プラットフォーム)、 特定マーケット別Platform 製品は、ソフトウェア開発全工程におけるコスト、リスクを低減、デバイス機器の品質と信頼性向上に貢献します。設立は1981年。 カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界16カ国で事業を展開しており、日本国内ではウインドリバー株式会社が最新の製品/サービスを提供しています。

※ Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。


【お問い合わせ先】
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング本部 広報室
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