| 3社共同開発によるソリューションにより、ネットワーク機器業界のCOTS標準化への取り組みを実証 |
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2007年2月5日、カリフォルニア州アラメダ発 – ウインドリバー(NASDAQ: WIND)、ラディシス・コーポレーション(NASDAQ: RSYS)、およびOpenClovis, Inc.は本日、IP(インターネット・プロトコル)をベースとしたモバイル・ブロードバンド・ネットワーク・インフラ市場のリーダーであるAirvana, Inc.が、上記3社が共同で開発した事前にインテグレーション済みのハードウェアおよびソフトウェア・ソリューションを、Airvanaが同社のAdvanced Telecommunications Computing Architecture (ATCA)ベースのネットワーク・アプリケーション用プラットフォームとして採用したことを発表します。Airvanaは、グローバルに活躍する通信事業者に対して、無線接続ネットワークのインフラ構築およびサービスを提供しています。同社は、ATCA-10Gベースの統合化されたCOTS(commercial-off-the-shelf : 複数の汎用パッケージの組み合わせ)ソリューションを選択することにより、同社の最先端のネットワーク・ソリューションに関する市場投入までの期間の大幅な短縮および開発コストの削減を目指します。今回このソリューションを採用することで、Airvanaは、コンポーネントの統合よりも、付加価値アプリケーションの開発へ、注力することができます。 ネットワーク機器業界におけるATCA標準化への取り組みを明確に実証すべく、今回のコラボレーション・ソリューションは、ウインドリバーのWind River® Platform for Network Equipment Linux版(以下Wind River Platform NE、Linux版)、ラディシスのATCA準拠のハードウェアをプラットフォームとするPromentumファミリー、およびOpenClovisのApplication Service Platform(ASP)で構成されています。 Airvanaのエンジニアリング・ストラテジー&アーキテクチャ部門のヴァイス・プレジデントであるフランク・チェン氏は、次のように述べています。「これらのCOTS製品は、業界のハードウェアおよびソフトウェアの標準化へ向けた意欲を明確に裏付けるものです。標準化により、当社のようなインフラ・プロバイダは、革新的なサービスを極めてタイミングよく、かつコスト効果的に市場に投入することに会社の全リソースを集中させることができるようになります。当社は、今日のネットワーク機器プロバイダが直面している課題を理解し、ATCA標準化への動きを牽引する3社と共に働くことを非常に喜ばしく思っています。」 Airvanaは、IPをベースにしたネットワークインフラを開発しています。同社のIPベースの製品は、キャリア・グレードのモビリティ、拡張性および信頼性を提供しモバイル・マルチメディア・サービスの実現に最適なソリューションです。競争の激しい今日の通信業界において、他のネットワーク機器プロバイダや通信機器メーカーと同じくAirvanaも、多くの種々異なるテクノロジを即時、あるいはごく短期間にアップグレードしたり、実装したり、統合したりしなければならないという市場からのプレッシャーにさらされています。また、プロジェクト内で、それぞれ異なるツールやプロセスを使用していることも、テスト工程の複雑化や全体的な生産性の低下を招き、スケジュールに影響を及ぼす原因となっています。そこで、Airvanaは、そうした問題を解決すべく、オープン・スタンダードに基づくキャリア・グレードの完全なCOTSソリューションを導入することを選択しました。これにより、同社は、既存のIPをより効果的に活用し、アプリケーション層やシステムの全体的な管理および運営機能に積極的に注力し、相互運用性や価格面の大幅な向上を要望するネットワーク運営事業者を惹きつけ、満足させることを目指します。 「ネットワーク・インフラ・プロバイダに見られる顕著なトレンドの1つが、機器要件を明確化し、業界標準、管理性および相互運用性を義務付け、市場投入までの期間の短縮および開発コストの削減を確実にしようとする動きの拡大です。」と、VDCで組込システム・ソフトウェア業務部門のディレクターを努めるステファン・バラッコ氏は述べ、次のように続けています。「今回のウインドリバー、ラディシスおよびOpenClovisによって共同開発されたATCAベースのソリューションは、広く支持された業界標準を採用することによる統合性や相互運用性の効果を示す最適な例です。業界の流れとして今後もATCAのような標準規格の採用が続くと見られ、通信機器メーカーは、あらかじめ統合されたエンド・ツー・エンドのソリューションを活用することで、他社との差別化により一層力を注ぐことが可能になり、利益効率が高まるでしょう。」 業界初のアプリケーションレディの完全なデプロイメント・ソリューション Wind River Platform NE、Linux版は、キャリアグレードLinux(CGL)、豊富なネットワークスタックやミドルウエア群、開発をEnd-to-Endで支援する開発スィート、Wind River Workbench®で構成される通信事業者向けネットワーク機器および各種ネットワークインフラ機器向けの開発プラットフォームです。このWind River Platform NE、Linux版により、通信機器メーカーの皆さまは、コアネットワークやエンタープライズネットワーク機器、および、エッジデバイスやアクセスデバイスまであらゆるネットワーク機器を開発および運用することが可能です。 ラディシスのPromentum SYS-6010は、業界初のATCA-10ギガビット対応のプラットフォームです。Promentum SYS-6010は、高速I/Oおよび帯域幅集約的なトラフィックをともなうアプリケーション向けに開発された、完全に統合、実証、および管理されたプラットフォームであり、包括的なシステム管理機能が備わった柔軟性および信頼性の高いアーキテクチャに実装されています。 OpenClovisのApplication Service Platform(ASP)およびIntegrated Development Environment(IDE)は、ネットワーク機器ベンダの皆さまが、自社の次世代通信機器に対して、プラットフォームの管理性および高可用性を素早くコスト効果的に組み込む手助けをします。ASPは、汎用的で業界標準に準拠した、管理性および可用性の高い完全なソフトウェア・ソリューションを提供します。ASPはまた、OSおよびプラットフォームにも依存しない製品であり、ウインドリバーのPlatform NE, Linux版にあらかじめ統合されています。 Airvanaについて Wind River および ウインドリバー株式会社について ※ Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。
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