機能拡張と新規プラグインで更に使いやすい開発環境へ進化
2006年12月4日、カリフォルニア州アラメダ発 – スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)の世界的なリーダーであるウインドリバー (NASDAQ:WIND)は本日、当社の大幅に機能拡張されたデバイス・ソフトウエア開発スィート、Wind River® Workbench® 2.6(以下Workbench 2.6)を発表しました。新バージョンでは、Workbench 2.6の各種ツールを、すでにお使いのオープンソースの統合開発環境であるEclipseへインストールすることが可能となりました。また、VxWorksおよびWind River LinuxのどちらのOSを利用しても、メーカーは、複雑なプロジェクト管理や、テストに時間を費やすことなく、本来もっとも重要な他社製品との差別化を実現するアプリケーション構築に集中できるようになり、開発期間を短縮することが可能となります。
「ウインドリバーの最新のWorkbenchは、VxWorksおよびWind River Linuxプラットフォームの持つ、ソリューションパワーを更に向上させます」と、ウインドリバーのプロダクト・マネジメント部門のディレクターであるスティーブン・ハインツは述べ、「ウインドリバーは、他のソフトウェア・ツールとの相互運用性を向上させ、また、プロジェクトチーム内のハード、ソフト、テスト各エンジニア間の協調作業を促進し、お客様の開発環境をトータルにサポート、最適化することをお約束します。このWorkbenchの機能拡張により、デバイス開発者は、アプリケーション・レイヤを刷新し、開発コストを削減し、全体的な生産性を高めることができます」と続けています。
Workbench 2.6によって標準ベースのEclipse開発環境にデバイス・ソフトウェア・ツールが整うため、製品品質が向上し、カーネルおよびミドルウェアの見通しが良くなり、生産性が向上します。最新バージョンのWorkbenchは、製品ライフサイクル全体のデバイス・ソフトウェア開発向けに最適化されているので、知識共有ファシリティやユニークな診断ツールセットにより、稼働システムを速やかにテスト/修復することができます。
Workbench 2.6の新機能:
- 既存のEclipse上に、Workbenchをプラグイン:
現在活用中のEclipse上に、Workbench機能をプラグインして利用することができるようになりました。 - Eclipse C/C++ Development Tool (CDT)と互換:
WorkbenchがCDT互換になり、ユーザはCDTプロジェクトとWorkbenchプロジェクトを同じEclipseシェル上で扱うことができるようになりました。 - Java開発サポート:
Workbenchにて、Java Development Toolkit (JDT)と多言語システムを対応することにより、JavaおよびC/C++の両方を使用した開発が可能となりました。 - Eclipse3.2.1ベース:
最新のWorkbench2.6は、Eclipse3.2.1をベースにしています。ウインドリバーは、Eclipse Foundation におけるDSDP(Device Software Development Platform)プロジェクトをリードし、いっそう組込みデバイス開発者にとって使いやすいフレームワークの進化に貢献しています。ここでの最新技術を素早くWorkbenchに取り込むことにより、開発者をさらに強力に支援します。
Wind River Linux PlatformにおけるWorkbench2.6新機能:
- Wind River Linux Patch Manager:
新しく機能追加されたパッチ・マネージャを用いることにより、ユーザは、容易にかつ視覚的に各種パッチをインストール、管理することが可能となります。 - uClibc対応のWind River ScopeTools:
視覚化ツールWind River ScopeToolsが、新たに、スモールフットプリントを実現するためのuClibcに対応しました。これにより、スモールフットプリントが要求されるデバイス開発が、さらに視覚的に効率よく行えるようになります。 - プロセッサ・エミュレータ、QEMUをWorkbenchで新規対応:
個々のターゲット・プロセッサ・アーキテクチャをエミュレートすることにより、ネイティブ・モードでのシミュレーションと比較してさらに正確に、また実ターゲット・ハードウェアと比較してさらに簡易にソフトウェアコードの開発、デバッグを行うことが可能となります。
VxWorks PlatformにおけるWorkbench2.6の新機能:
- VxWorks Minimal Kernel Layer (MKL)向けWorkbenchオンチップ・デバッギング対応:
さらなるスモールフットプリントを実現するVxWorks MKLのオンチップ・デバッギングがWind River® Workbench, On-Chip Debugging Editionにて実行できるようになりました。これにより、ハードウェアの立ち上げから、より効率よくスモールフットプリントが要求されるデバイス・ソフトウェア開発を行うことが可能となります。 - VxWorks Image Projectのパフォーマンス向上:
Workbenchのプロジェクト機能をより高速に稼動させ、パフォーマンスを向上しました。特に、多数のファイルを含む大規模プロジェクトの場合に、この性能改善を実感いただけます。 - カーネル・オブジェクト・ビューアの拡張:
Workbench上のカーネル・オブジェクト・ビューアの各種機能やパフォーマンスがより改善されました。
ウインドリバー Workbench デベロッパ・センターの開設
デベロッパ・センターは、VxWorksおよびWind River Linuxを活用したソフトウェア開発を、より効果的に効率よく行うための様々な方法を紹介するウエブサイトです。コード・サンプル、ビデオ・チュートリアル、コミュニティ提供のヒントなど、数々の有益な技術情報が紹介されています。このデベロッパ・センターは、以下のオンラインからアクセスできます。
http://www.windriver.com/japan/products/development_tool/
出荷予定
Wind River Workbench 2.6は2006年12月25日から出荷予定です。Workbenchに関する詳細情報は、以下からご覧いただけます。
http://www.windriver.com/japan/products/wind_river_workbench/index.html
Wind River および ウインドリバー株式会社についてウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、企業が、スマートデバイスに搭載するソフトウェアをより高い品質、信頼性のさらなる向上をリーズナブルなコストで開発することを可能にし、早期にマーケットへ投入することを支援します。Wind River Workbench、General Purpose Platform(汎用プラットフォーム)、特定マーケット別Platform 製品は、ソフトウェア開発全工程におけるコスト、リスクを低減、デバイス機器の品質と信頼性向上に貢献します。設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界16カ国で事業を展開しており、国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを提供しています。
※ Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。
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