2006年11月6日

【 報道用資料 】  

#本リリースは、ウインドリバーシステムズが現地時間7月31日に発表したプレスリリースの抄訳です。
原文は、http://www.windriver.com/news/press/pr.html?ID=3881 をご覧ください。

ウインドリバー、
サンの新しいUltraSPARCマルチコア次世代プロセッサをサポート

 

Platform for Network Equipment, Linux Editionを拡張して
世界初のマルチスレッド・オープンソース・エコシステムをサポート
テレコム通信サーバーマーケットでの地位を拡大

カリフォルニア州アラメダ発-スマートデバイス搭載ソフトウェア最適化(Device Software Optimization:DSO)の世界的なリーダーであるWind River Systems, Inc. (NASDAQ:WIND)は本日、「Wind River® Platform for Networking Equipment, Linux Edition」(以下、Platform NE, Linux版)を最適化し、サン・マイクロシステムズの次世代UltraSPARCTM T1プロセッサをサポートすると発表しました。オープンソースの64ビット、マルチスレッドアーキテクチャとWind Riverランタイムプラットフォームの組み合わせによって、ハイエンドATCAアプリケーションのパフォーマンススループットが著しく向上し、テレコミュニケーション装置プロバイダ(Telecommunications Equipment Provider:TEM)やネットワーク装置プロバイダ(Network Equipment Provider:NEP)は次世代の数値計算通信サーバープラットフォームを構築できるようになります。

この新しいサポートによって、サービス利用性が向上し、製品化までの時間が短縮されます。開発コストも削減され、総事業コストも圧縮が可能です。ウインドリバーはサン・マイクロシステムズとの共同作業を通して、NEPやTEMが次世代インフラ向けハイエンドデータ集約型アプリケーションを柔軟に設計、拡張、強化できる商用グレードのキャリアグレードLinux(CGL:Carrier Grade Linux)ソリューションを提供することによって、これら業界の需要を満たすというコミットメントを再度明言いたします。

サンのUltraSPARC T1プロセッサは、業界初のマルチスレッド・オープンソース・チップ・アーキテクチャです。この設計一式はOpenSPARC.netに公開されており、GNU General Public Licenseに基づいてだれでも利用できます。ウインドリバーは、UltraSPARC T1に対するPlatform NE, Linux版環境の評価を終え、OpenSPARCTMアーキテクチャをサポートする最初の正規CGLソリューションパートナーとなりました。

このソリューションを使用することで開発者は、シグナリング・メディア・ゲートウェイ、アプリケーションサーバー、ホームサブスクライバ、ロケーションレジスタなど革新的で高度に最適化されたATCAアプリケーションに加え、3GおよびIP Multimedia Subsystem (IMS)を配備展開する最新装置向けのさまざまなコンポーネントを作成することができます。またこのソリューションによってカスタマーは、ハードウェアをかつてない程高度に統合し、プロジェクトをより速く完成させ、テレコム通信マーケットの現在、及び将来に渡るコンバージェンス要件を満たす独自の高付加価値ソリューションを提供できるようになります。

「OpenSPARC上の最初のキャリアグレードLinuxがウインドリバーから出荷されることに興奮しています」と、サン・マイクロシステムズ社のNetra Systemsおよびネットワーキング部門副社長のラジュ・ペヌマチャ氏は述べ、「ウインドリバーは、豊富な開発環境と信頼性において、テレコミュニケーション・ネットワーク・マーケットの中心にいることで知られています。これらの特性をサン OpenSPARCアーキテクチャの他に類のないスケーラビリティとを組み合わせると、集中型ネットワーク構成の次世代Linuxプラットフォームを実現できます」と続けています。

マルチコアUltraSPARC T1プロセッサを提げてサンが先駆けたチップ設計のオープン・ソース・リリースによって、極めてハイエンドでスケーラブルなアーキテクチャが提供され、次世代ATCAプラットフォームの構築に興味を持つNEPやTEMにチップマルチスレッドの革新がもたらされます。UltraSPARC T1プロセッサでは、現在マーケットに出まわっている他のどの汎用マルチコアプロセッサよりも28スレッドも多い32の物理スレッドを1つのATCA数値計算ブレードに提供するハイパーバイザーが使用され、これで8台のCPUコアを管理して高いスループットを得ています。さらに、プロセッサ設計や命令セットアーキテクチャ(ISA:Instruction-Set-Architecture)がオープンに使用できるため、ランタイムソフトウェアの開発が著しく簡素化され促進されます。

「サンのUltraSPARC T1プロセッサによって業界トップのパフォーマンスとマルチスレッディングの恩恵を受けることができ、ATCAに代表される各種マーケットにおいてまったく新しいクラスのハイエンド高付加価値ソリューションを実現できます」と、ウインドリバーの最高マーケティング責任者(CMO)のジョン・ブルッグマンは述べ、「ウインドリバーは、キャリア・グレードLinuxベース・デバイスソフトウェア・プラットフォームのマーケットにおける主要プロバイダとして、OpenSPARCアーキテクチャをサポートできることをうれしく思っております。サンとともにウインドリバーは、業界で最も革新的なハードウェアおよびソフトウェアテクノロジに裏付けされた、密接に統合され高度に最適化されたATCAソリューションをカスタマーに提供できることを楽しみにしています」と続けています。

CGLディストリビューションベースのPlatform NE, Linux版は、業界に広まっているほとんどのテレコミュニケーションボードを統合でき、テレコミュニケーションマーケットやハイエンド・データネットワーク・マーケットに最適です。新しいPICMG 3.x ATCA仕様やさまざまなハイアベイラビリティ機能に対応し、Linux版とVxWorks版のプラットフォームの通信を実現するプロセス間通信(TIPC)メカニズムも塔載されています。十分テストされ検証済みのこのLinuxプラットフォームは、ウインドリバーによってサポートされています。

対応時期
次世代OpenSPARCプロセッサのサポートは、2007年下半期の予定です。

Wind River および ウインドリバー株式会社について
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、お客様がより速く、より低コストで、より優れた、そしてより信頼性の高い機器を開発し、市場に投入、管理することを支援します。Wind River Workbench、General Purpose Platform(汎用プラットフォーム)、特定マーケット別Platform 製品は、ソフトウェア開発全工程におけるコスト、リスクを低減、デバイス機器の品質と信頼性向上に貢献します。設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界16カ国で事業を展開しており、国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを提供しています。

※ Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。


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ウインドリバー株式会社
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マーケティング本部 広報室
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