| ウインドリバーが、米国陸軍のフューチャー・コンバット・システム(FCS)の生産性向上を支援 |
|
2006年3月17日--スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO: Device Software Optimization)を推進するリーディングカンパニーであるウインドリバー株式会社(本社:渋谷区広尾、代表取締役社長:藤吉 実知和、米国本社:アラメダ、ナスダック上場: WIND、以下ウインドリバー)は本日、米国陸軍がフューチャー・コンバット・システム(Future Combat System:FCS)のソフトウェア開発環境にウインドリバーの開発スイート「Workbench」を全面採用することを発表しました。 FCSのリード・システム・インテグレータのボーイング(NYSE: BA)は、従来にない非常に複雑なFCSプロジェクトのソフトウェア開発を標準化、容易に管理するために、ウインドリバーの開発スイート「Workbench」を選択、統一開発ツールとすることを決定しました。 FCSプログラムには多数の企業が参加し、異なる場所で異なるホストコンピュータやオペレーティング・システムを使用して、ソフトウェア開発を行ないます。 ウインドリバーのEclipseベースの開発スイート「Workbench」が、ハードウェアとソフトウェアの開発者のコラボレーションを可能にし、FCSの多様な開発要件に対応できることから、生産性の向上に最も寄与すると判断されたものです。 今日、機器が高度の接続性、相互運用性、信頼性を持ち、小型軽量化と低消費電力化が進む中で、航空・防衛産業では、その利点を活用する機運が急速に広がっています。しかし、航空・防衛産業が求める厳しい安全性と相互運用性の基準を満たしながら技術革新に取り組むためには、膨大なコストがかかり、効果的にコストを低減できる開発プロセスの確立が重要な課題となります。こうした環境下にある航空・防衛関連の製造業では、変化が激しい市場で強い競争力を発揮するために、次世代アプリケーションを迅速に開発する必要があり、デバイス・ソフトウェアの開発プロセスの最適化がとりわけ重要になっています。 ウインドリバーは、航空・防衛産業において、デバイス・ソフトウェアの開発を最適化し、相互運用性、安全性、セキュリティ、接続性が高いアプリケーションの製品化を支援しています。 また、ウインドリバーは900以上の航空・防衛関連のお客様に、オペレーティング・システムと統合開発環境を含む完全に統合された製品を提供しています。ウインドリバーのソリューションにより、航空・防衛関連のデバイス・メーカーは、安全性基準が高く標準技術をベースにした統合可能なモジュラー・アプリケーションを、高性能かつ低コストで開発することが可能になります。 FCSプログラムのSoSCOEソフトウェアのディレクタ、ポール・ショーン氏は、今回の決定について次のように語っています。 「FCS計画では、様々なプロジェクトの広範なソフトウェア開発要件に対応する必要があり、拡張性が高く標準技術に準拠した共通の開発環境を求めていました。この他の評価基準を勘案しても、Eclipseをベースにしたウインドリバーの開発スイート「Workbench」は、柔軟性、使いやすさ、適用範囲の広さから生産性を大きく向上させてきた実績があり、それが高く評価されました。」 今回の受注について、ウインドリバー会長兼社長兼CEOのケン・クラインは、こう述べています。 「ウインドリバーが、米国陸軍トランスフォーメンション・イニシアティブの成功を実現するための高度な技術集団、FCSチームの一員として働くことを誇りに思います。Wind River WorkbenchがFCS共通の開発スイートに採用され、当社のテクニカルサポートおよびプロフェッショナル・サービスのメンバーがFCSチームとして働くことにより、航空・防衛産業におけるウインドリバーのデファクト・スタンダードとしての位置づけが一層強固になります」 FCSプログラムについて
FCS計画では、ネットワーク、18の戦闘システム、個々の兵士という構成要素がシステムとみなされ、「システムのシステム」と呼ばれています。ネットワークの設計には全米各地で2,000人以上の開発者が動員され、米軍の部隊間と、米軍と同盟軍の協調動作の改善に取り組んでいます。FCSでは高度な通信技術を活用することにより、兵士が先進的なネットワーク技術を介して、各種センサーや無人対空戦闘システム、有人・無人の地上戦闘システムと交信・協調できるようになります。 ウインドリバーとFCSネットワークについて 以上 Wind River および ウインドリバー株式会社について
|