2005年12月1日

【 報道用資料 】  

ウインドリバー、
次世代デバイス開発を効率的に実現する新しいDSO製品群を発表

 

テストと診断をサポートする新ツールセットからリアルタイム・デバイスソフトウェア・
プラットフォームまで総合的に提供

  • 「Workbench Unit Tester」と「Workbench Diagnostics」を発売
  • 「VxWorks6.2ベースWind River Platform」製品を発売

2005年12月1日--スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO: Device Software Optimization)を推進するリーディングカンパニーであるウインドリバー株式会社(本社:渋谷区広尾、代表取締役社長:藤吉 実知和、米国本社:アラメダ、ナスダック上場: WIND、以下ウインドリバー)は本日、デバイス・ソフトウェアの開発ソリューションを提供する「Wind River Workbench 2.4」のアップデート版を、テストと診断を容易にする2つの新製品「Workbench Unit Tester」および「Workbench Diagnostics」とともに発表しました。また、リアルタイムOSのVxWorksベースのプラットフォーム製品を一括してアップグレードし、新しい製品群を12月1日より出荷すると発表しました。

Wind River Workbenchは、業界で初めてオープンソースのEclipseをベースにしたデバイス・ソフトウェアの開発ソリューションで、開発者はひとつの統合開発ツールセットを使って、全ての開発工程に対応することができます。Wind River Workbench 2.4では、新しいハードウェアのサポートに加え、テストと診断を行う新製品を利用することができます。これにより、開発者は手作業によるテストや不具合の診断にかかる時間を最小化することができ、より製品開発に専念することが可能になります。

新しいプラットフォーム製品の中枢を担う最新のVxWorks 6.2は、エンド・トゥ・エンドのセキュリティ、システム可用性の向上、適用範囲の拡大、新しいハードウェアのサポートなどを含む実行環境を大幅に強化しました。VxWorks 6.2はまた、よりスモールフットプリントを実現するOSのモジュール化構造を提供しています。開発者はこれにより、セキュアで拡張性の高いリアルタイムデバイスソフトウェア搭載の機器開発が可能になります。

本日発表した製品の特徴は以下のとおりです。

単体/統合テストツール「Workbench Unit Tester」
Eclipseベース単体/統合テストツール製品である「Workbench Unit Tester」は、開発サイクルにおける単体、統合テストおよびコードカバレッジ解析を容易に実行することができるツールです。Workbenchと統合されているので、開発エンジニアはソフトウエア開発サイクルを通して、テストを容易に実行することが可能となり、ソフトウエア品質の検証をより効率よく行えます。その結果、デバイスソフトウエアの品質向上が可能となります。

主な機能:

  • 単体テストおよび統合テスト用のスクリプトの自動生成および、Workbenchからの容易な実行
  • コードカバレッジ解析機能
  • 各種出力形式に対応したテストレポート作成機能

動的診断ツール「Workbench Diagnostics」
業界初のEclipseベース診断ツール製品である「Workbench Diagnostics」は、無停止かつシステムレベルにおける動的デバッグやソフトウエアのモニタリングおよび診断を行う能力を備えています。Workbench Diagnosticsのセンサーポイント機能を活用することにより、動的なデバッグが可能となるため、従来のデバッグ手法において必要であったリコンパイルやシステムの再立ち上げに関わるデバッグサイクルを飛躍的に短縮することができます。また、システムが稼動している状況をモニタリングして必要な情報を得ることができるため、製品をよりセキュアに開発することができます。更に、システム障害が発生した場合でも、Workbench Diagnosticsのコアイメージ機能を利用して、障害発生時の状況やその障害に至ったプロセスを分析することができるので、問題解決を効率よく行うことができます。

主な機能:

  • センサーポイント:デバイス・ソフトウエアを診断・モニタリングするためのプログラムで、デバイス・ソフトウエアのふるまいに影響を与えることなく、組み込んだり、取り外したりすることが可能
  • コアイメージ:システム障害時のあらゆる情報をスナップショットとしてキャプチャー

Wind River Platform VxWorks 版
業界をリードするリアルタイムOSの最新版、VxWorks 6.2 は、OSレベルからネットワークレベルまで包括的なセキュア機能を強化、POSIX準拠のAPI群対応、よりスモールフットプリントを実現するOSのモジュール化構造、革新的なフレームワーク群による拡張性など、リアルタイムデバイスソフトウエアのプラットフォームとしての機能を強化しました。

主な機能:

  • 包括的なセキュリティ機能に対応したプラットフォーム:セキュアOS(アプリケーションの分離・保護)、ネットワークのセキュリティ(認証、暗号、SSL、ファイアウォール、IPsec/IKEなど)、無線セキュリティ(802.11i、WPA、802.1xなど)、軍用レベルのセキュリティ(DO-178B、MILS)
  • POSIX準拠のAPI群提供: POSIX対応のアプリケーションソフトの、VxWorksへのより容易な移植が可能
  • 拡張性:パワーマネジメント、高信頼性ファイルシステムを含むマルチなファイルシステム選択、カスタマイズ可能なスケジューラ、コネクティビティに関するフレームワーク群を提供することにより、お客様が必要とする機能の拡張性を飛躍的に向上
  • OSのモジュラー化構造:モジュール化された4種類のカーネル構成を提供。起動可能な最小構成のモジュール(Minimal Kernel Layer)では、BSPを含めて約70キロバイトを実現しています

最新のVxWorks6.2ベースのプラットフォーム製品は以下のとおりです。

  • Wind River General Purpose Platform
  • Wind River Platform for Automotive Devices
  • Wind River Platform for Consumer Devices
  • Wind River Platform for Industrial Devices
  • Wind River Platform for Networking Equipment
  • Wind River Platform for Safety Critical

ウインドリバーについて
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)を推進するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、企業が、高品質で信頼性の高いスマートデバイスに搭載するソフトウェアを低価格で迅速に開発・実行できる環境を提供しています。Wind River Workbench、General Purpose Platform(汎用プラットフォーム)、特定マーケット別Platform 製品は、ソフトウェア開発全工程におけるコスト、リスクを低減、デバイスの品質と信頼性向上に貢献します。設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界15カ国で事業を展開しており、国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを提供しています。

※ Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。


<リリースに関するお問い合わせ先>
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング本部 広報室
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