2005年10月6日

【 報道用資料 】  

ウインドリバー、商用Linuxプラットフォーム製品に
ARM社のTrustZoneセキュリティ技術を業界初サポート

 

進化するスマートデバイス向けアプリケーションとサービスに
必須となるセキュリティ基盤の実現を強力にサポート

2005年10月5日、米国カリフォルニア州アラメダ発—スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO: Device Software Optimization)を推進するリーディングカンパニーであるウインドリバー株式会社(本社:渋谷区広尾、代表取締役社長:藤吉 実知和、米国本社:アラメダ、ナスダック上場: WIND、以下ウインドリバー)は本日、自社のLinuxベースのプラットフォームと開発スイートの「Wind River Workbench」で、ARM TrustZone技術をサポートすることを発表しました。ARM TrustZone技術は、ARMチップ搭載製品のセキュリティ基盤となるものです。アプリケーションとサービスを高度に組み合わせたいというニーズは高まっており、機器メーカーが次世代機器に求められるセキュリティ要件を満たすためには、ハードウェアとソフトウェアを統合したソリューションを実装する必要があります。ウインドリバーの商用版LinuxプラットフォームとARM TrustZone技術を組み合わせることで、信頼性のあるプラットフォームを提供できます。機器メーカーはこれを利用して、高い安全性を持つアプリケーションを実現し、安心して市場の流れに対応することができます。

ウインドリバーの最高マーケティング責任者、ジョン・ブルーグマンは次のように述べています。「アプリケーションとサービスを独創的に組み合わせることで、次世代機器は市場の予想を超えて進化しており、セキュリティはお客様にとって重要な課題となっています。ARM TrustZone技術は、お客様が信頼できる安全な機器環境を開発する上で先進的なアプローチを提供します。ウインドリバーはこのARM TrustZone技術をサポートすることにより、これまでにない高度なセキュリティ機能を持つ商用版Linux搭載機器ソリューションを他社に先駆けて提供できることを光栄に思っています」

機器が悪意的な攻撃に屈すれば、深刻な結果を引き起こし、収益、顧客満足度、今後の製品の市場投入などに致命的なダメージを与えかねません。世界をリードするデバイスソフトウェアでARM TrustZoneソフトウェア技術をサポートすることで、ウインドリバーはハードウェアとソフトウェアを統合したLinux環境を提供します。このLinux環境は安全なプラットフォーム実現のために設計されたもので、機器メーカーは次世代機器に不可避なセキュリティ要件を満たすことができます。ARM TrustZone技術をサポートするウインドリバーのLinuxプラットフォームは、完全かつ柔軟性のあるアプローチでデバイスソフトウェアのセキュリティを実現します。機器メーカーは、ウインドリバーのLinuxプラットフォームとARM TrustZoneの上に、アプリケーションに特化した、自社製品に最適なセキュリティ機能を開発・実装することで、製品の差別化を図ることができます。

ARM社のマーケティング担当エクゼクティブ・ヴァイス・プレジデント、マイク・イングリス氏は次のように述べています。
「ARM TrustZone ソフトウェアAPIはオープンな仕様で、セキュリティフレームワークの中でアプリケーションの相互運用性を実現し、ポーティングにかかるコストを削減します。このような特徴から、ARM TrustZoneは業界の幅広い支持を得ており、デジタル権利管理(DRM)、機器の保護、支払いなどのセキュリティ機能を実装する標準基盤として急速に認められつつあります。このように、業界はARM TrustZone ソフトウェアAPIを適用し、このAPIを実装したARM TrustZoneソフトウェアが各種提供されていることから、OEM各社は、開発コストを押さえながら堅牢かつ安全な機器を開発し、製品を早期に市場投入できます。ウインドリバーは、高品質な商用ソフトウェアを提供するプロバイダとして業界内で高い評価を得ており、今回、Linuxプラットフォームに初めてわが社のARM TrustZone技術をサポートすることを計画しています。ウインドリバーのLinuxプラットフォームと開発ツールがARM TrustZoneをサポートすることで、セキュリティを重視したアプリケーションを、迅速かつ低コストで開発できるパワフルな環境が誕生することでしょう。」

ARM TrustZone技術は、プロセッサのコア内部にセキュリティを実装する技術で、ハードウェアで保護された信頼できるソフトウェア基盤を提供します。これにより、OSプロバイダ、ハンドセットベンダー、シリコン設計者は、現在のOSに手を加えたり変更することなく、相互運用性のあるフレームワーク上に独自のソフトウェアソリューションを開発できます。現在、セキュリティ対応アプリケーションは、それが動くセキュリティプラットフォームに合わせて書き直す必要があるため、市場分断化につながっており、アプリケーションとサービスのリッチなエコシステムの発達を阻害しています。ARM TrustZoneのソフトウェアとオープンAPIは標準のインターフェイスを提供しており、アプリケーションは実際のシステム実装とは独立してパーティション化され、セキュアサイドのコンポーネントと通信することができます。

ウインドリバーのプラットフォームは市場シェアをリードするとともに、信頼性に支えられており、顧客は安心して利用することができます。ウインドリバーのソリューションは、Linuxカーネル2.6の“未加工のソース(pristine-source)”をベースとしており、すべて事前検証済みで、ウインドリバーの開発スイートである「Wind River Workbench」向けに最適化されています。このLinuxプラットフォームを利用することで、顧客は自社ソリューションのカスタマイズ・実装・保守を簡単に行うことができ、高いコストがかかるだけでなく、長期にわたって維持が難しいLinuxの実装を管理する必要はなくなります。また、自社Linux製品を補完するものとして、製品サブスクリプション価格に含まれるグローバルなテクニカルサポート、顧客ニーズにフォーカスしたトレーニングコース、高い専門知識を持つプロフェッショナルサービス、そしてデバイスソフトウェア業界で最も広範なパートナーエコシステムがあります。顧客は20年以上におよぶ経験と業界において実証済のデバイスソフトウェアリーダーであるウインドリバーの技術を安心かつ安定した形で、信頼性を持って実装できます。

ウインドリバーについて
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)を推進するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、企業が、高品質で信頼性の高いスマートデバイスに搭載するソフトウェアを低価格で迅速に開発・実行できる環境を提供しています。Wind River Workbench、General Purpose Platform(汎用プラットフォーム)、特定マーケット別Platform 製品は、ソフトウェア開発全工程におけるコスト、リスクを低減、デバイスの品質と信頼性向上に貢献します。設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界15カ国で事業を展開しており、国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを提供しています。

※ Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。
※ ARM、ARM Powered 、TrustZoneはARM社の登録商標または商標です。


<リリースに関するお問い合わせ先>
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング本部 広報室
お問い合わせはこちらから

 



Get in touch or let us know how we're doing.