- LinuxとWorkbenchを含むウインドリバーの全てのDSOプラットフォーム製品が、フリースケールの最新のPowerPCとPowerQUICCに対応
- 両社のハードウェアとデバイス・ソフトウェアの共同ソリューションにより、通信機器メーカーは強力な開発プラットフォームを活用し、信頼性が高いネットワーク機器を迅速に開発可能に
2005年6月22日、米国カリフォルニア州アラメダ発--スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO: Device Software Optimization)を推進するリーディングカンパニーであるウインドリバー株式会社(本社:渋谷区広尾、代表取締役社長:藤吉 実知和、米国本社:アラメダ、ナスダック上場: WIND、以下ウインドリバー)は本日、フリースケールのネットワーキング&コンピューティング・システム・グループ(NCSG)との戦略提携を強化し、ウインドリバーの全てのDSOプラットフォーム製品で、フリースケールの最新のPowerPC®およびPowerQUICCプロセッサをサポートすると発表しました。ウインドリバーとフリースケールが完全に統合されたDSOソリューションの提供を発表したことにより、通信業界の機器メーカーは信頼性が高く優れた通信機器やネットワーク機器のソリューションを迅速かつ低コストで開発することが可能になります。
ウインドリバーのプロダクトプランニング アンド マネジメント バイスプレジデントのジョン・ファネリは、次のように述べています。「ウインドリバーはフリースケール社と共に、通信およびネットワーク機器のメーカーが必要とするデバイスソフトウェア開発全工程において、相互運用性を事前検証済みで完成度の高いDSOソリューションを提供していきます。今後は共同で相互製品のロードマップ提供に取り組むことにより、OSのサポートを拡大して技術革新を加速させ、両社の共通のお客様の機器開発プロセスの効率化とコスト効率を一層高めていくことができます」
今日の急速な市場変化の中で競争力を維持するために、ネットワーク機器のメーカーにとってソフトウェアはますます重要な差別化要因となってきています。DSO戦略により、ネットワーク機器のメーカーは強力で信頼性が高い通信機器やネットワーク機器を、従来よりかなり低コストで開発できるだけでなく、リスクと製品化にかかる時間を最小限にすることができます。航空宇宙、防衛、自動車、民生用機器、ワイヤレス、およびネットワーキングの広範な市場において、ウインドリバーのDSOソリューションとフリースケールのプロセッサは通信機器メーカーが複雑なシステムを開発する上で重要な役割を果たします。統合されたDSOおよびシリコンのソリューションにより、市場では、高い信頼性が求められる機器の開発において、オープンで最適化・統合化されたアプローチの恩恵を受け始めています。
フリースケールの上席副社長兼ネットワーキング&コンピューティング・システム・グループ最高責任者、デビッド・パーキンス氏は次のように述べています。「ネットワーク機器の市場が急速に変化する中で、お客様は常に差別化を容易にするソリューションを求めています。Wind River Workbenchを使用して、フリースケールのPowerQUICCおよびPowerPCファミリとWind River Platform for Network Equipmentを含むウインドリバープラットフォーム製品をインテグレーションすることで、お客様に最先端かつ最適化されたデバイス開発ソリューションとサポートを提供することができます。私たちは、オープンで、差別化が可能で、かつコア・コンピテンスに注力することが、インテリジェントで信頼性が高い機器を迅速にコスト効率良く開発する上で、最善のアプローチだと考えています」
ウインドリバーはお客様に幅広いソリューションを提供するために、フリースケールのアーキテクチャに最適化した複数のOSと標準ベースの開発ツールを統合して提供しています。ウインドリバーのVxWorks®オペレーティング・システムに加え、Kernel.orgの最新のLinuxテクノロジーに準拠したLinux Platformは、Linuxのカーネルレベルに関連するソフトウェアの開発者にもLinuxのアプリケーション開発者にも統合化した開発環境を提供しています。ウインドリバーは、オープンソース・コミュニティとの戦略的な関係を通じデバイスソフトウェア分野のLinuxに重点的に投資してきており、フリースケールのプロセッサ群に対して、優れたソリューションの提供が可能になります。
Wind River Workbenchは、業界初のEclipseをベースにしたデバイスソフトウェア開発ソリューションです。この統合開発環境(IDE)は、フリースケールの通信プロセッサ・ファミリの最新製品であるPowerQUICC II ProとPowerQUICC IIIのハードウェアの立ち上げからソフトウェアの実行に至る開発工程に対応しています。ウインドリバーとフリースケールの共通のお客様は、両社の最新最先端のテクノロジーを活用して、差別化に特化した開発に取り組むことが可能になります。また、VxWorks、Linuxおよび小容量のメモリで実行できるExpress Logic社のThreadXに対応したWind River Workbenchはデバイスソフトウェア開発全工程において優れた機器開発を可能にします。
フリースケールのMPC8548EなどのPowerQUICCプロセッサは、通信およびネットワーク機器の市場で高い実績があり、今日までに2億個近い通信プロセッサを出荷しています。PowerQUICCプロセッサは、世界的な通信プロセッサのアーキテクチャとして、500社以上の機器メーカーに採用され、5,000以上の通信およびネットワーク機器のシステム設計に利用されています。Wind River Workbenchを含むウインドリバーの全てのプラットフォーム製品のサポートにより、ネットワーキング市場を始めその他の主な市場における両社のお客様は、Linux、VxWorks、ThreadX、その他サードパーティや独自OSでの機器開発において、幅広い選択肢と柔軟性を得ることになります。
*キャリア・グレードLinux(CGL)について
Carrier Grade Linuxは、通信事業者がインターネットのインフラを支える無停止サービスをLinuxで実現することを目的に、2000年に設立された非営利団体のODSLにより仕様が策定されました。ウインドリバーはODSLのCGLワーキンググループに参加し、無停止サービスを支える次世代Linuxの仕様開発に技術面でも貢献しています。
Wind River および ウインドリバー株式会社について
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)を推進するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、企業が、高品質で信頼性の高いスマートデバイスに搭載するソフトウェアを低価格で迅速に開発・実行できる環境を提供しています。Wind River Workbench、General Purpose Platform(汎用プラットフォーム)、特定マーケット別Platform 製品は、ソフトウェア開発全工程におけるコスト、リスクを低減、デバイスの品質と信頼性向上に貢献します。設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界15カ国で事業を展開しており、国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを提供しています。
登録商標:
Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。
<お問い合わせ先>
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング本部 広報室
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