スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO: Device Software Optimization)を推進するリーディングカンパニーであるウインドリバー株式会社(本社:渋谷区広尾、代表取締役社長:藤吉 実知和、米国本社:アラメダ、ナスダック上場: WIND、以下ウインドリバー)の米国本社ウインドリバーシステムズは5月23日から3日間、米国フロリダ州オーランドに約500名の顧客およびパートナー企業を招き、当社初のワールドワイド ユーザー カンファレンスを開催しました。ウインドリバーは新しいVxWorksとLinuxに対応する一連の新製品とサービスを6月に出荷すると発表し、拡充したパートナーのエコシステムを顧客企業に披露しました。ウインドリバーの会長兼社長兼CEOケン・クラインは基調講演で「ウインドリバーのDSOにより、お客様は最適なOSを選択でき、ミドルウェアが統合済みの実行環境を活用し、Eclipseベースの開発ツールをプロジェクトのあらゆる段階で使うことができます。さらに、パートナー企業と協力して分野別にリファレンス・デザインを拡充し、知識と経験を蓄積したサービスを提供しますので、複雑な開発が格段にシンプルになります」と語りました。
デバイス向けLinuxの開発を大幅に強化
ウインドリバーは5月23日に、最新のLinux (kernel 2.6.10)をサポートする汎用ソフトウェア開発プラットフォーム「Wind River General Purpose Platform, Linux Edition」および「Platform for Network Equipment, Linux Edition」を6月に出荷することを発表しました。Linux kernel 2.6.10は性能、信頼性、スケーラビリティに優れ、同時に発表した最新の統合開発環境「Wind River Workbench2.3」により、カーネル・レベルの開発もアプリケーション・レベルの開発も可能になります。「Platform for Network Equipment, Linux Edition」は、Carrier Grade Linux version 2で高信頼性の通信機器の開発を行うことができ、ATCAとコンパクトPCIをサポートしています。
Eclipseをフレームワークとする最新の統合開発環境「Wind River Workbench2.3」は、開発者のニーズに応じて新しく4種類のライセンス形態での展開を開始いたします。また、マルチOS機能をさらに拡大、VxWorksとWind River Linuxに加え、ThreadX、Red Hat Linux、 kernel.org 2.6 Linux、MontaVista Linuxにも対応します。新機能として、「Workbench2.3」では、Linuxアプリケーションの開発やオンチップ・デバッグなど特定のニーズに的を絞ったツールも利用できるようになりました。
各製品の詳細情報については、以下URLをご覧ください。
「Wind River Workbench2.3」
http://www.windriver.com/japan/products/wind_river_workbench/index.html
「General Purpose Platform, Linux Edition」
http://www.windriver.com/japan/products/general_purpose/index.html
「Platform for Network Equipment, Linux Edition」
http://www.windriver.com/japan/products/network_equipment/linux/index.html
VxWorks 6.1ベースの新プラットフォーム製品
ウインドリバーのリアルタイムOSも、VxWorks 6.1にアップグレードされ、各マーケット分野別プラットフォーム製品に対応します。VxWorks 6.1は、新たにIPv6 Ready Phase II Logoの認定を受けたIPv4/v6デュアル・モード・プロトコル・スタックを備え、オープンソースのTIPC(Transparent Inter-Process Communication)により、異なるプロセッサ間で信頼性が高いプロセス間通信を可能にします。VxWorks 6.1は、PowerPC、インテル・アーキテクチャ、ARM、XScale、SuperH、MIPSのプロセッサで実行することができ、Wind River Workbench 2.3と密に統合されており、ボードの立ち上げから製品のテストに至るソフトウェア開発の全行程をサポートすることができます。
「VxWorks6.1」の詳細情報については、以下URLをご覧ください。
http://www.windriver.com/japan/products/vxworks6/index.html
パートナーエコシステムを拡大
ウインドリバーは今回、アーム社、ミップス・テクノロジーズ社、テキサツ・インスツルメンツ(TI)社、ティルコン社を始め業界をリードするハードウェアおよびソフトウェアのプロバイダ各社と提携を拡大しました。これにより、顧客は激しい競争環境下で成功を収めるのに必要な技術を選択できるようになります。
ミップス・テクノロジー社とのパートナーシップに関するリリースは以下URLをご覧ください。
http://www.windriver.com/japan/news/press/20050523_mips_technologies.html
マーケット分野別サービスを開始
ウインドリバーは、デジタル・コンシューマ機器向けやLinux向けにデバイスソフトウェアの開発を支援するプロフェッショナル・サービスの提供を開始しました。このサービスは、専門家によるアウトソースとコンサルティングにより、新製品の開発を短期間、低コストで行うことを主眼とし、Linux向けにはLinuxの導入からカーネルとデバイスドライバのカスタマイズ、ミドルウェアの統合、さらに既存アプリケーションのLinuxへの移行などを支援します。
ウインドリバーはまた、デバイスソフトウェアのサービス分野でウィプロ・テクノロジーズ社と戦略的に提携しました。今回の提携により両社のお客様はOS、ミドルウェア、ハードウェア開発におけるウインドリバーの機器開発サービスから、ウィプロ社が提供するデバイスソフトウェアのアプリケーションおよびターンキー・システムのリファレンスデザイン開発に至るサービスを‘ワンストップ・ショップ’で世界中で活用できるようになります。
ウィプロ・テクノロジー社とのパートナーシップに関するリリースは以下URLをご覧ください。
http://www.windriver.com/japan/news/press/20050607_wipro.html
提供について
最新の「Wind River Workbench2.3」、「Wind River VxWorks6.1」、「General Purpose Platform, Linux Edition」、「Platform for Network Equipment Linux Edition」の正式出荷は2005年6月初旬に開始いたしました。VxWorks6.1ベースの新プラットフォーム製品群の正式出荷開始は2005年7月上旬の予定です。
Wind River および ウインドリバー株式会社について
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、企業が、スマートデバイスに搭載するソフトウェアをより高い品質、信頼性のさらなる向上をリーズナブルなコストで開発することを可能にし、早期にマーケットへ投入することを支援します。Wind River Workbench、General Purpose Platform(汎用プラットフォーム)、特定マーケット別Platform 製品は、ソフトウェア開発全工程におけるコスト、リスクを低減、デバイス機器の品質と信頼性向上に貢献します。設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界16カ国で事業を展開しており、国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを提供しています。
登録商標:
※ Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。
<お問い合わせ先>
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング本部 広報室
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