- 車載用機器向けソフトウェア開発プラットフォームの新製品「Wind River Platform for Automotive Devices」を発表し、車載機器開発者により多くの選択肢と柔軟性を提供
- 自動車業界の顧客ニーズにこたえるため、175名以上のサービス・コンサルタントおよび20年以上にわたる機器開発における専門知識を活用した車載用機器向けサービスを発表
- 開発プロセスを最適化し、革新的なエンジニアリングを推進するため、パートナー企業とともに形成するエコシステムを拡大、提供
2005年5月16日、米国ミシガン州リボニア テレマティクス・デトロイト発-スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)を推進するリーディングカンパニーであるウインドリバー株式会社(本社:渋谷区広尾、代表取締役社長:藤吉 実知和、米国本社:アラメダ、ナスダック上場:WIND、以下ウインドリバー)は本日、新製品「Wind River Platform for Automotive Devices」を新たに市場に投入することを発表しました。「Wind River Platform for Automotive Devices」は、革新的で信頼性の高いテレマティクス機器を、より短期間に低コストで開発することができ、また、企業規模で活用可能な統合されたソリューションです。また、ウインドリバーは、20年以上におよぶ経験を活かした自動車分野に特化したプロフェッショナルサービス開始の発表も本日同時にいたしました。さらに、主要なハードウェアおよびソフトウェアプロバイダとのパートナーシップの強化、拡大の計画もあわせて発表しました。
テレマティクス機器市場は、急速な勢いでコンシューマエレクトロニクスおよびネットワーク機器市場と融合してきており、車載用機器メーカーはますます複雑化するソフトウェアへの要求を満たすよう迫られています。このような要求に応え、かつ、品質と信頼性を維持し、より短期間に複雑なデバイスを開発しながら、厳しい競争に打ち勝つため、機器開発のイノベーションを可能とし、また、機器の柔軟性にも対応できるDSO戦略を選ぶようになってきています。
「ウインドリバーは長年培ってきたソフトウェア開発力を、今回、新たにテレマティクス分野にももたらします。」テレマティクス・リサーチ・グループの主任テクノロジー・アナリストであり共同設立者でもあるエジル・ジュリューセン氏は述べています。「テレマティクス機器市場のネットワーク化により様々なハードウェアやソフトウェアに対応した開発プラットフォームが要求されています。ウインドリバーのソリューションによりそのような開発プラットフォームの実現が可能になるでしょう。」
Wind River Platform for Automotive Devices
「Wind River Platform for Automotive Devices」は車載用機器開発のためのソフトウェア統合開発プラットフォームであり、信頼性の高いリアルタイム・オペレーティング・システムVxWorksと、オープンなデバイスソフトウェア開発スイートであるWind River Workbench、そしてマルチメディア、コネクティビティといったミドルウェアをパッケージ化して提供します。日本では、2005年7月初旬に販売開始予定です。主な特徴や機能は以下の通りです。
- 業界トップのリアルタイムOSサポート:実績のあるVxWorks が含まれ、先進のメモリ保護機能、プロセスベースの標準プログラミングモデルの採用、メモリエラー検出とエラー報告機能などを提供します。また、POSIXの整合性およびオープンスタンダードなTIPC(Transparent Inter-Process Communication)などもサポートされています。
- 先進の車載機器開発向けコネクティビティの追加:CAN、USB、IPv4/IPv6、無線などが含まれ、また、各種ドライバーも用意されています。
- ネットワークセキュリティ:ネットワークデータ保護のための各種セキュリティプロトコル - IPsec/IKE、FirewallとNAT、ユーザ認証(RADIUSクライアント)、無線LANセキュリティ(802.11i)、SSL、デジタル認証 - などが備えられており、セキュアな機器開発を可能とします。
- 統合開発環境:Eclipseフレームワークに対応したWind River Workbenchはハードウェアの立ち上げから製品のテスト・製造に至るまで、ソフトウェア開発の全工程をサポートします。Workbenchを利用することにより企業全体を通じて共通の開発環境の標準化が可能となります。また、スケーラブルで拡張性も備えているため、第三者のEclipseプラグインをシームレスに統合することができます。
- 広範なパートナー企業のテクノロジー: ハードウェアおよびソフトウェアのリーディングプロバイダとパートナーシップを結ぶことにより、音声入力/音声認識、Java、高度なグラフィックス、BluetoothやIEEE1394など、広範囲なテクノロジー分野に対応しています。
車載機器向けサービス
テレマティクス機器メーカーに対し、専門家によるアウトソースとコンサルティング・サービスを提供する車載機器向けサービスを開始します。特に、開発コストを抑えながら、厳しい開発期間を守るために、さまざまな角度から開発を支援することを目的としています。
- 機器開発: システム要求の理解から、ハードウェアおよびソフトウェアのハイレベルなアーキテクチャ開発、技術アセスメント、一部または全プロジェクト開発のアウトソースを請け負います。
- BSPおよびドライバ開発: ウインドリバーがサポートしているLinuxおよびVxWorks用BSPとカスタマイズされたドライバの開発とメンテナンスを行います。
- ソフトウェアシステムとミドルウェアの統合: サードパーティ製ミドルウェアをプラットフォームへ統合します。
- レガシーアプリケーションからの移行: レガシーなソフトウェアシステムを新しいプラットフォームに移植します。
- コンサルティング: 車載機器開発向けソフトウェアの専門知識とプロジェクト経験を持つ経験豊富なコンサルティングを提供し、機器開発力を高めます。
DSOエコシステム
ウインドリバーは、パートナーとのエコシステム提供の一環として、自動車向け半導体分野でのリーディング企業であるフリースケール・セミコンダクタ社 と共同で、テレマティクス機器市場に対するレファレンスデザインを提供しながら、イニシアチブをとっていくことを発表します。
このレファレンスデザインはWind River Platform for Automotive Devices, VxWorks Edition、フリースケール社が提供している業界トップのMedia5200ハードウェア・プラットフォームおよび、MPC5200Bプロセッサーを含み、複雑でインテリジェントな車載用機器を迅速に開発することを支援します。
「我々が、常に最先端のデバイス開発ソリューションを提供するためにも、今回のウインドリバー社とのパートナーシップ強化は重要と位置づけています。」と、フリースケール社のインフォテインメント・マルチメディア・テレマティクス部門のマネージャであるアナンド・ラマモーティ氏は述べています。「ウインドリバーの車載機器向けプラットフォームおよび開発ツールが当社の評価ボードとMPC5200Bをサポートすることにより、車載機器開発者は、世界的レベルのソリューションを手にすることになるでしょう。」
本日の発表に関連するフリースケールセミコンダクタ社のリリースに関しては以下のURLをご覧ください。
http://www.freescale.com/webapp/sps/site/homepage.jsp?nodeId=09&tid=FSH(英文)
ウインドリバーは業界をリードするソフトウェアおよびハードウェアプロバイダの多くとパートナーシップを結ぶことにより、競争の激しい市場で成功するために必要な選択肢を顧客に提供していきます。ウインドリバーの自動車分野での成功と車載機器向けウインドリバープラットフォームに対するコメントをパートナー各社から頂戴しております。詳細は以下のURLでご覧いただけます。
http://www.windriver.com/products/platforms/automotive/partner.html(英文)
「テレマティクス産業に大きな影響をおよぼす技術革新が進行する中、メーカーはインテリジェントでネットワークにつながる機器を開発するため、従来とは異なるアプローチを取る必要に迫られています。」とウインドリバーの最高マーケティング責任者であるジョン・ブルッグマンは述べています。「ウインドリバーは、テレマティクス機器開発の成功に必要な製品やサービス、サポートを提供し、また、リーダー企業との協力により、技術革新の中においても重要な役割を果たしています。」
Wind River および ウインドリバー株式会社について登録商標:
※ Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。
将来予想に関する記述(Forward Looking Safe Harbor Statements)
本プレスリリース中には、新製品、サービス、ウインドリバーとパートナー各社によるリファレンスデザインついての、前向きに期待される利益、予測といった将来予想に関する記述が含まれる可能性があります。将来予想に関する記述には、さまざまな内容が網羅されています。このような将来予想に関する記述は、多くのリスク、前提条件、不確定要素の上に成り立っており、実際の技術開発、インテグレーション、パートナー戦略等は、そのような将来予想に関する記述にある予測と全く異なる場合があります。リスクに関する詳細な情報については、2005年1月31日付けウインドリバーの年次報告書(Form 10-K)を参照してください。将来予測に関する記述はいずれも作成日においてのみ有効です。また、ウインドリバーは、将来予測に関する記述の更新・訂正義務を負いません。
本資料は、米国ウインドリバー社が発信したプレスリリースを一部抜粋、編集して和訳したものです。
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<お問い合わせ先>
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング本部 広報室
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