- ウインドリバー、デバイスソフトウェアの最適化(DSO)に向けたオープンスタンダードとオープンソリューションを提供
- 新たに提案されたデバイスソフトウェア開発プロジェクトの戦略的開発者として、Eclipseに参加
- VxWorks実装用TIPCをSourceforge.netに提供
- オープンソースコミュニティプロジェクトおよび主要なコンソーシアムに協力
- デバイスソフトウェアの最適化啓蒙プログラム(Device Software Optimization Awareness Program)を導入 (http://www.windriver.com/dso_information.html)
2005年3月8日、米国カリフォルニア州アラメダ発—— スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO: Device Software Optimization)を推進するリーディングカンパニーであるウインドリバー株式会社(本社:渋谷区広尾、代表取締役社長:藤吉 実知和、米国本社:アラメダ、ナスダック上場: WIND、以下ウインドリバー)は本日、ソフトウェア開発のオープンスタンダード化に向けた同社の取り組みの一環として、オープンソース技術の十分な活用を望む開発者に高価値なソリューションを提供するという戦略を発表いたします。ウインドリバーは、デバイス設計開発を迅速化する、Eclipse Foundationと共同のデバイスソフトウェア開発プラットフォームプロジェクトを同団体に提案し、オープンソースクラスターコミュニケーションプロトコルであるTIPCに関するプロジェクトをSourceForgeに導入しました。また、Free Software Foundation、 Kernel.org、OSDL キャリアグレードLinuxワーキンググループ(CGL)、CELFといった主要なオープンソースプロジェクトに引き続き協力していきます。オープン性を目指した大規模なイニシアチブの締めくくりとして、ウインドリバーは、オープンイノベーションを促し接続デバイス間のグローバルな相互運用性を提供するため、DSO啓蒙プログラム(Device Software Optimization Awareness Program)を発足させました。
ソフトウェアがますます複雑になり、製品化までの時間が短縮されている現在、デバイスメーカーは、コストを削減し競争価値を付加する時間を確保するため、プロジェクト、OS、ハードウェアを問わず標準化が可能な開発ソリューションを必要としています。これまでソフトウェア開発手順は細分化されていることが多く、インテリジェントな接続デバイスソフトウェアの開発・運用には長大な準備期間が求められていました。ウインドリバーはこうした欠点を補い、統合・開放性・標準化に向けた市場の流れに応えます。このような変革を遂げるには、開発ツールと実行環境にオープンソース技術を組み込むことが不可欠です。本日の発表は、オープンスタンダードの採用促進と協調的な開発モデルの推進を通じて、デバイスソフトウェア開発分野に新境地を開こうとするウインドリバーの取り組みを強化するものとなります。
ウインドリバーの最高マーケティング責任者、ジョン・ブルーグマンは以下のように述べています。
「ウインドリバーには、技術設計とデバイス開発のリーディングカンパニーとしての長い歴史があります。我々はオープン性に向けた取り組みにゼロから着手し、わずか9ヶ月で60%まで成し遂げました。あらゆる業界のデバイスメーカーが業界標準を利用してイノベーションを加速できるようにすれば、我々の顧客はオープンソースのおかげで、高性能なデバイスをより高品質かつ迅速に、より信頼性高く低コストで開発することができるでしょう。」
オープンソースに対する強力なサポート
ウインドリバーは、デバイスメーカーの開発計画策定に深く関与するという長い伝統を守りつつ、一方では主要なオープンソースプロジェクトへの参加を通じて、オープンソフトウェア開発に対するサポートを拡大しています。Eclipseへのデバイス開発用オープンフレームワークの提供と、LinuxとウインドリバーのOSであるVxWorks間のコードのポータビリティを高めるTIPCプロトコルのアップデート提供によって、ウインドリバーは、オープンソースコミュニティのニーズを強力にサポートする協調的な環境を促進しています。
すでにオープンソースコミュニティに多大な貢献をしているウインドリバーは、Eclipse Foundation、kernel.org、GNU、OSDLキャリアグレードLinuxワーキンググループ(CGL)、CELF(Consumer Electronics Linux Forum)といった主要なオープンソースイニシアチブにおける積極的なスポンサーでもあります。
業界団体やアナリストは、ウインドリバーのオープン性志向を、開発投資を一層促す手段として好意的に受け止めています。
EMFの設立者であり主席アナリストを務める、ジェリー・クラスナー氏は以下のように述べています。
「ウインドリバーはここ一年ばかりの間に、オープンイノベーションの推進に関して素晴らしい進歩を遂げました。本日の発表からわかるとおり、ウインドリバーはメーカーが競合差別化に集中するために必要不可欠な2つの分野、標準化とオープン開発ソリューションに向けた流れを明らかに加速しようとしています」
「オープンソースはさらなるイノベーションを可能にし、開発・実装コストを減少させます。オープンソースでのオープンスタンダードの開発は相互運用性を保証するものであり、デバイスソフトウェア市場に長期的な利益をもたらします」とロバート・フランシス・グループ社の上級ビジネスアナリストでオープンソース推進者、ステイシー・クアント氏は述べています。
「これまでどこの企業も、個々のデバイスの設計要件に合わせて、互換性のない独自OSや統合ツールの間で移行を行う必要に悩まされてきました。LinuxやEclipseといったオープンソースプラットフォームを採用することで、世界最大のエンベデッドOSサプライヤーであるウインドリバーは、これまでソフトウェア開発コストやリスクの急上昇、スケジュールのずれといった問題に苦しめられてきたデバイス開発工程の簡素化を促しています。一貫性のあるオープン開発フレームワークの中で、顧客がLinuxとVxWorksのいずれかを選択できるようにする同社の新たなアプローチは、市場の重要なニーズに応えるものです」とLinuxDevices.comの設立者でエンベデッド業界のパイオニア、リック・リーバーム氏は述べています。
OSDLのオープンソースアーキテクチャスペシャリスト、ビル・ウェインバーグ氏は以下のように述べています。
「OSDLは、参加企業によるオープンソースコミュニティ中心のイニシアチブを強くサポートします。ウインドリバーはTIPCを公開し、Eclipseに戦略的に関与し、エンベデッドLinuxに極めて明白な投資を行うことによって、オープンソースとLinuxを軸とした強力なビジネスモデルを構築する方法を企業に対して示しているのです」
「ウインドリバーは、これまで長い間VxWorksでのGCCの使用を促進し、GCC上での成果物をFSFソースツリーに即座にコントリビュートしてきました。このことが示すように、同社はGCCに深く関与しています。CodeSourceryは、ウインドリバーのVxWorks版プラットフォームとLinux版プラットフォームに対応したGNUツールチェインの提供に当たり、ウインドリバーと協力できたことを誇りに思っています」とCodeSourceryの主任ソーサラーでGCCのFSFリリースマネージャ、マーク・ミッチェル氏は述べています。
デバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)とオープンソースソフトウェアの相乗作用について、詳しくはhttp://www.windriver.com//announces/eclipse.htmlをご参照ください。
Wind River および ウインドリバー株式会社について
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、企業が、スマートデバイスに搭載するソフトウェアをより高い品質、信頼性のさらなる向上をリーズナブルなコストで開発することを可能にし、早期にマーケットへ投入することを支援します。Wind River Workbench、General Purpose Platform(汎用プラットフォーム)、特定マーケット別Platform 製品は、ソフトウェア開発全工程におけるコスト、リスクを低減、デバイス機器の品質と信頼性向上に貢献します。設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界16カ国で事業を展開しており、国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを提供しています。
登録商標:
※ Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。
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ウインドリバー株式会社
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