2005年1月26日

【報道用資料】  

ガリレオ・アビオニカ、
次世代地図表示システムにウインドリバーの技術を採用

 

  • ガリレオ・アビオニカによる採用は、航空電子機器アプリケーション市場におけるウインドリバーのリーダーシップとその推進的役割を明らかに
  • ウインドリバー技術の利用により、3カ月でシステムのプロトタイプ開発を実現
  • 地図表示システムはDO-178BレベルB認定取得へ

2005年1月25日、米国カリフォルニア州アラメダ発−
スマートデバイスソフトウェアの最適化(DSO:Device Software Optimization)を推進するリーディングカンパニーであるウインドリバー株式会社(本社:渋谷区広尾、代表取締役社長:藤吉 実知和、米国本社:アラメダ、ナスダック上場:WIND、以下ウインドリバー)は、本日、ガリレオ・アビオニカがGA-MAPの構築にWind River Platformを採用したと発表しました。イタリアに本拠地を置くガリレオ・アビオニカは、管制電子機器、航空電子機器、電子光学における先進企業で、GA-MAPは同社の革新的なヘリコプター用地図生成および管理システムです。ウインドリバーのデバイスソフトウェアを選択することで、ガリレオ・アビオニカは最新の地図表示システムのプロトタイプをわずか3カ月で開発完了しました。これにより、同社顧客であるアグスタは、早期に最終的な修正とテストを行うことができました。

ガリレオ・アビオニカのGA-MAPは、ツインエンジンの軍用運搬機および多目的海軍ヘリコプターであるAgusta NH90 Helicopter向けに設計された、地図生成・基地管理システムで、地理情報や戦略情報を表示できるものです。出力画面は、正常な天候下でも悪天候下でも容易に操縦できるように設計されています。また、GA-MAPは高い標準化レベルを持つシステムでもあります。開発者はこれをベースにさらなる発展を加えたり、他のアプリケーションの再利用ができることから、コスト効果の高いソリューションといえます。

「今日の航空および航空電子市場において、競争はますます激しくなっています。ガリレオ・アビオニカは、最もコスト効果が高く、信頼できる製品を顧客に届けようと努力しています」とMCSアプリケーション SWエンジニアリングマネージャのアルベルト・アバンザティ氏は述べています。「この最先端地図表示システムの開発スピードを加速するためは、初めから実証されたデバイスソフトウェア上で開発プラットフォームを標準化することが重要だと理解していました。この標準化により、開発時間とコストを短縮し、われわれの強みであるアプリケーション開発に注力できるからです。われわれは、Wind River Platformを選択することにより、アグスタ社にGA-MAPを予定より早く提供することができました。プロジェクトの目標を満たすと同時に、顧客の期待を上回ることもできたのです。」

最新の地図生成・管理システムを開発するにあたり、ガリレオ・アビオニカはウインドリバーの汎用プラットフォームであるWind River General Purpose Platform、ハードウェア開発支援ツール、ソフトウェア開発支援ツールを活用して標準化しました。ウインドリバーのソフトウェアは実証済みで、使いやすいことから、ガリレオ・アビオニカは革新的な地図生成・管理システムを予定より早く開発し、早期に顧客にプロトタイプを提供することができました。プロトタイプ開発を加速化することで、同社の顧客であるアグスタは最終的な調整やテストにより多くの時間を充てることが可能となりました。

ウインドリバーのEMEA副社長 アンドレアス・パビンジャーは、次のように語っています。「ガリレオ・アビオニカ社はGA-MAP構築を開始した際、自社の全ニーズを満たすものとして、業界をリードするウインドリバーのデバイスソフトウェア製品を選択するという戦略的な判断を下したのです。ウインドリバーを選択することにより、ガリレオ・アビオニカ社は開発コスト削減と早期市場投入を実現しました。今回のガリレオ・アビオニカ社の採用は、デバイスソフトウェア開発プラットフォームの標準化により企業はより優れたデバイスソフトウェアを早期に安いコストで開発できることを示す良い例といえます。」

また、全ての航空電子システムは、安全標準のRTCA DO-178B認定を受けることが義務付けられており、ガリレオ・アビオニカのGA-MAPは今後、同標準のレベルB取得を要求されることになります。このような背景から、ガリレオ・アビオニカの開発者は現在、レベルB認定取得のために、ウインドリバーのWind River Platform for Safety Criticalの採用も検討しているところです。Wind River Platform for Safety Criticalには連邦航空局の安全認定を満たす為に必要なツールやドキュメントが含まれているため、ガリレオ・アビオニカに要求されるのはGA-MAPのアプリケーション部分の認定だけとなります。連邦航空局の認定プロセスは通常、厳格で長期にわたるものですが、ウインドリバー技術を利用することでこの認定期間を大幅に短縮することが可能となります。

Wind River および ウインドリバー株式会社について
ウインドリバー (www.windriver.com、Nasdaq: WIND)は、スマートデバイス搭載ソフトウェアの最適化(DSO)をワールドワイドに提供するリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、企業が、スマートデバイスに搭載するソフトウェアをより高い品質、信頼性のさらなる向上をリーズナブルなコストで開発することを可能にし、早期にマーケットへ投入することを支援します。Wind River Platform は、コアとなるOSに、それぞれの市場に特化したミドルウェアをインテグレーションし、豊富な開発ツール群やサービスの要素とともにパッケージとして提供しています。ウインドリバー製品および、開発受託やコンサルティングなどを提供するプロフェッショナル・サービスは、デジタルコンシューマ機器、ネットワーク機器、自動車、FA、および航空宇宙/防衛を含む複数の市場で利用されています。ウインドリバーは、お客さまが市場で優位に立つ製品を最も効果的に開発できるように、テクノロジーと専門知識と経験を高度に統合して提供することができる企業です。ウインドリバーは、世界中のお客さまが最も信頼性が高い製品を迅速に市場にお届けするのを支援しています。設立は1981年、カリフォルニア州アラメダ(Alameda)に本社を置き、世界16カ国で事業を展開しており、国内ではウインドリバー株式会社より最新の製品/サービスを提供しています。

登録商標:
※Wind River Systems、Wind River Systems ロゴ、VxWorks は、Wind River Systems, Inc. の登録商標または商標です。他のすべての名前は、各社の商標、登録商標またはサービスマークです。


<お問い合わせ先>
ウインドリバー株式会社
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクェアタワー
マーケティング本部 コーポレートコミュニケーション部
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